2010年11月11日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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さて。
本日は、
RENAISSANCEの代表作、
『ASHES ARE BURNING』を丸ごと聴いてみました。
KEYWORD
華麗なピアノが踊る、フェード・イン。
美しいピアノとチェンバロのアンサンブル。
可憐で気高いアーニー・ハズラムのヴォーカル。
管弦の寄り添うかのような伴奏。
全体的に透徹としたサウンド。
ドビュッシーの影響力が大きい、クラシック印象派と英フォークの混交。
聴き手M
陽光と水晶のような透き通る音像が見事。
アーニー・ハズラムのヴォーカルが泉に映える鏡像の如く映え渡ります。
RENAISSANCEの全体として、聴き手に安堵感を与えるような
正統的な
イノセンスへの憧憬がソフト・タッチなアコギのアルペジオと
流麗なクラシック・ピアノのコントラストも豊かに、比較的高音な
ベース・ラインとピアノと連携した丁寧なドラミングにプログらしさも
垣間見えますね。プログ云々というよりは、英国フォーク・ロックの
伝統に寄り添う様に、印象画のような淡い陽光を描くかのような
気品と気高さに満ちた音楽と言えます。森林浴のような自然体の音楽。
Can You Understand
Let It Grow
On The Frontier
Carpet Of The Sun
At The Harbour
Ashes Are Burning
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