2020年7月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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前回すぐに売り切れとなった、韓国BIG PINKの人気新作リイシュー3タイトルが再入荷したので、ご紹介いたしましょう。
試聴しながらお好みの作品をチェックしてみてください!
まずは、渋いメンバーからなる英トラッド・フォークの逸品からご紹介☆
元JACK THE LAD、DANDO SHAFTのメンバーらによるバンドってどんだけ激渋!?疾走感あるアグレッシヴなエレクトリック・トラッドは、TREESファンからCOMUSファンまでにおすすめ!
続いては、ニコレット・ラーソンやランディ・クロフォードがカヴァーしたAOR名曲「Rio De Janeiro blue」の作者が残したこのアルバム♪
レオン・ラッセルのShelterレコードから74年にデビューしたSSWの75年作。フォーキーでハード・ポップな爽やかウェストコースト・ロック・サウンドに胸キュン!米Steve Millerを思わせる繊細な歌声もいいなあ。実はニコレット・ラーソンがカヴァーした名曲「Rio De Janeiro blue」の作者としても知られるSSW!
最後は、ジャーマン・ロック・ファン要チェックの一枚をチョイス!
「米国ファンク/ディスコ影響下のジャーマン・ロック」ってなんだか胡散臭そうですが、サウンドは間違いなく一級品。元FRUMPYのkey奏者Kravetzのジャジーなエレピも炸裂する名盤2nd!
いかがでしたか?気になる作品がみつかれば幸いです!
LINDISFARNEのメンバーらと結成したバンドJACK THE LADのベース/ヴォーカルPhil Murrayや、DANDO SHAFTで活動した古楽器/弦楽器奏者Martin Jenkinsらが参加する英エレクトリック・トラッド・グループ、74年作。アタック感のあるアコギ、テクニカルな音運びのベースやスリリングに吹き鳴らすフルートらが織りなす、疾走感あるアグレッシヴなトラッド・フォークを持ち味とします。そこに乗る、豊かな低音で歌う男性ヴォーカルとかなりハイトーンの女性ヴォーカルによるコンビネーションも絶品。特に女性ヴォーカルは微かにハスキーな声質が神秘性を高めていて素晴らしいです。アコギの強いストロークとややヒステリックに歌う女性Voが緊張を煽るナンバーではCOMUSもチラつく狂気が見え隠れしますが、かと思うと次の曲では賑々しいフィドルが駆ける軽快なトラッドが鳴らされ、緩急自在なスタイルが魅力的です。TREESファンからCOMUSファンまでおすすめのトラッド・フォーク逸品!
レオン・ラッセルのShelterレコードから74年にデビュー、ニコレット・ラーソンやランディ・クロフォードがカヴァーしたAOR名曲「Rio De Janeiro blue」の作者としても知られる米SSW、自身のバンドEUREKAを率い制作された75年作2nd。こ、これはたまらんウェストコースト・ポップ・ロック!西海岸の爽やかさとスワンプ・ロック的粘り強さを兼ね備えた味わい深いバンド・アンサンブルに、エネルギッシュなシャウトも炸裂させつつどこか哀愁とセンシティヴな雰囲気を湛えたヴォーカル。最初に聴いて思い浮かんだのはSTEVE MILLER BANDで、フォーキーさとハード・ポップ・テイストが混ざり合ったサウンドは初期JAMES GANGにも通ずるものがあります。ウェストコースト・ロック好きはもちろん、70’sパワー・ポップ・ファンにもオススメの胸キュンな逸品!
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