2020年5月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。
スタッフ佐藤です。
新品CDをメインに直近で入荷した注目のタイトル、売れ筋の人気タイトルの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。
カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
この休日中は、ベルギーの新鋭プロジェクトFISH ON FRIDAYの新作をはじめとするプログレッシヴ・ポップ作品を多くの方にご購入いただいておりました。
そんなわけで今回は、売れ筋の注目タイトルを中心に新鋭プログレ・ポップ作品を見ていきたいと思います♪
プログレの構築性と眩いポップセンスが一体となった名作たちをお楽しみください。
まずは今話題のこのタイトルから!
瑞々しいシンセが紡ぐ叙情豊かなメロディ、躍動感いっぱいのリズム、伸びやかに広がる女性ヴォーカル。ベルギーが誇る新鋭プログレ・ポップ・グループの20年作5thなのですが、これはMOON SAFARIファンにも是非オススメのファンタスティックな名作!
イギリスからは、ジャケットも目を引くこの逸品をチョイス!
XTC~スタックリッジ~キャラヴァン~10ccから影響を受けたって…最高じゃないか。英ブリストル出身のプログレッシヴ・ポップ・バンド、今作も痛快すぎますぞ。
80年代のポップなイエスが好きな方にはこのグループは絶対に聴いてほしい!
『DRAMA』~『90125』期の80年代イエスへのリスペクトに満ち溢れた「シンセ・ポップ+プログレ」な英ユニット!T.ホーン彷彿の華やかなアレンジ、T.ラヴィンばりの色彩感あるギター、そしてジョン・アンダーソンによく似たハイトーンと、こだわりが素晴らしい♪
アメリカにも面白い新鋭グループがいます。影響元はCARAVANとSTEELY DAN!?
ヴィンテージなオルガンやエレピ炸裂するグルーヴィーなポップ・ロックが実に良いなあ。STEELY DANや後期CARAVANを思わせる、洒脱で温かみあるアンサンブルが楽しめる米新鋭19年作!
もう一枚アメリカから!ビートルズ好きなら要チェックです☆
SUPERTRAMPやSTYXやELOやPILOTが好き?なら、このバンドも要チェック!ビートリッシュなメロディや気品たっぷりの管弦楽器アレンジがどこまでも瑞々しい、米プログレ・ポップ18年作!
最後は、本日入荷したプログレ・ポップ作品をご紹介します。CAMELのPeter Jonesが参加!
CAMEL~TIGER MOTH TALESでお馴染みのPeter Jonesが参加するプロジェクト、20年作!シンセによる浮遊感ある音空間の中、美しくキャッチ―なメロディとハートフルな歌声が響きます。「美しさ」という点では他の追随を許さない素晴らしきプログレ・ポップ名品!
いかがでしたか?
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90年代より活動しSimon Collins、David Cross、David Jacksonらと共演するシンガー/マルチ・プレイヤーJohn Beagleyと、18年のYESトリビュート・アルバムに参加したヴォーカリストRobin Schellによる英国の2人組プログレ・ユニット、19年デビュー作。これは素晴らしい!『DRAMA』〜『90125』期の80年代イエスへのリスペクトに満ち溢れた「シンセ・ポップ+プログレ」なスタイルとキレのいいポップなメロディで聴かせる、スケール大きくドラマチックなサウンドは驚くべき完成度です。トレヴァー・ホーン彷彿の華やかなシンセアレンジにトレヴァー・ラヴィンばりの色彩感あるギターワーク、そしてジョン・アンダーソンによく似たハイトーンVoらが描く80sイエス愛たっぷりのサウンドを全編にわたって楽しませてくれます。そんなイエス・リスペクトの中にもコズミックな広がり感のあるシンセを織り交ぜて壮大な世界観を築き上げる手腕に彼らならではの個性を発揮していて注目です。80sイエス好きは勿論、往年のシンセ・ポップがお好きな方にもこれはきっと刺さるサウンド!
スペインはカナリア諸島出身のマルチ・プレイヤー/コンポーザーDave Bandanaと、マルチ・プレイヤー/作詞家Bradley Birzerを中心に、CAMEL〜TIGER MOTH TALESのPeter Jones(Vo/Sax)やSteve Walshのソロ作に参加したドラマーTim Gehrt、COSMOGRAFのRobin Armstrong(g/key)などイギリス/アメリカ/イタリア/オーストラリアなどから実力派メンバーが参加したプロジェクト、20年デビュー作。「友情と戦争」を題材にしたコンセプト作ですが、サウンド自体にテーマから想像される重々しさは皆無。シンセサイザーが丹念に折り重なり描かれる浮遊感ある音空間の中、美しくキャッチ―なメロディとハートフルな歌声が印象的に響くプログレッシヴ・ポップが抜群に心地よいです。メロウにたゆたうギターとサックスも加わって映像を喚起させるような美しく情緒に富んだアンサンブルが続く中盤も素晴らしく、サイケ色はありませんがちょっぴりGONGやSteve Hillageの初期ソロに近い彼岸(?)的な世界観も感じます。淡い音色が重なり合いさざ波のように押し寄せてくるサウンドが静かに心を打つ、感動の一枚です。
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