2020年2月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: フォーク
こんにちは。スタッフみなとです。
2月ももう半ばですが、本当に毎日寒いですね。
冬というのは何と長いのでしょうか。
さて、今日カケレコ棚を覗いたら、英国フォークの良い作品を沢山見つけましたのでピックアップしてまいります。
より深くトラッドを追求するためにフェアポート・コンヴェンションを抜けた、アシュレー・ハッチングス率いるスティーライ・スパン。
71年リリースの3rdは、前作よりマーティン・カーシーが参加し、より厳粛で研ぎ澄まされたエレクトリック・トラッドを聴かせてくれます。
スティーライ・スパンのメンバーである夫婦が、バンド活動と並行してリリースした71年作。
スティーライ・スパンとは違ってリラックスした雰囲気が漂っており、素朴な演奏とマディの美しいボーカルを味わえます。
スティーライ・スパンを1作目で脱退した夫婦、ゲイ&テリー・ウッズを中心に結成されたウッズ・バンド唯一のアルバム。こちらも71年作です。
彼らのルーツであるアイルランド音楽、そして米国音楽への憧憬も感じさせる豊かなサウンドで、スティーライ・スパンのピンと張りつめた感じは無く、どこか長閑な印象です。
ぐっと時代を上って、ゲイ&テリー・ウッズ夫妻の76年作。
前の作品に比べると、とても洗練されていますね。
トラッドというよりはシンガー・ソング・ライター的な内省的な旋律で、Gayの伸びやかなボーカルがひときわ澄んで響きます。
最後はちょっと変わり種(?)を…
ケルト音楽の影響が色濃いメロディに漂う、不穏なシンセサイザー。そしてマディ・プライアを少しか細くしたような女性ボーカルは存在感たっぷり。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
ゲイ&テリー・ウッズを中心に結成されたウッズ・バンド唯一のアルバム。アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ダルシマートによる広がりのあるサウンドと、タイトなリズムが重厚なバンド・アンサンブルを奏でます。トラッドを下地にした格調高く美しいメロディーも絶品。
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