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カーヴド・エア来日公演1日目@クラブチッタ川崎(2/8)ライヴレポート

こんにちは。スタッフ増田です。

2月8日&9日にクラブチッタ川崎にて行われたカーヴド・エア来日公演。その1日目を観てまいりました!

結成50周年という記念すべき節目であり、2009年以来11年ぶりの来日となる彼女たち。今回のメンバーは以下の通り。

ソーニャ・クリスティーナ – vocals
カービー・グレゴリー – guitar
クリス・ハリス – bass
ロバート・ノートン – keyboards
アンディ・トゥイーン – drums
グレッグ・ガジオムスキ – violin
special guest:マイク・ウェッジウッド – bass

バンドの要である紅一点のソーニャ、08年の再始動直後からバンドを支えるクリス・ハリスやロバート・ノートンはお馴染みですが、今回の目玉は何と言っても73年の『AIR CUT』に貢献した名ギタリスト、カービー・グレゴリー氏の初来日。彼は再始動後の2013~16年にCURVED AIRに復帰。自身のプロジェクトのため一時期バンドを離れていましたが、昨年から再びラインナップに加わっています。

さらにヴァイオリン奏者も昨年から新たなメンバーを迎えているほか、今回はスペシャルゲストとして『AIR CUT』に参加、後にはCARAVANでも活躍したベーシストのマイク・ウェッジウッドも登壇!新メンバーと往年を支えたメンバーが混ざり合った、実にワクワク感のある面子を引き連れてきてくれました。

【第一部】

紫色の照明に照らされる中、登場する楽器陣たち。まず最初に披露されたのは、最新作である14年のアルバム『NORTH STAR』収録のインストゥルメンタル・ナンバー「Spider」。エッジの効いたギターとキレ味鋭いヴァイオリンがスリリングに絡み合う様はまるでマハヴィシュヌ・オーケストラを見ているかのよう!?で、会場のテンションは一気に高まります。

曲が終わると、いよいよソーニャが登場。披露されたのは2nd『SECOND ALBUM』より「Young Mother」!マイクに向かうやいなや、会場中に響き渡るあの妖艶な歌声、そしてものすごい声量!「これぞCURVED AIRだあ!」と、いきなり興奮と充足感に包まれます。

続いての曲は1st『AIR CONDITIONING』より「Screw」。優雅なヴァイオリンをたっぷりとフィーチャーした幻想的なナンバーですが、このヴァイオリンの音が良いのなんの!バンド・アンサンブルに乗って、美しく伸び広がっていく生ヴァイオリンの音色・・・。今回の公演中何度も思ったことですが、「バンドにヴァイオリンが入っているって本当にいいなあ」としみじみ感じました。

「次はダリル・ウェイと私が日本の為に作った曲よ」とソーニャによるMCの後、昨年発売のアンソロジー『CURVED AIR FAMILY ALBUM』にも収録された「Ichiban Girl」を披露。ちょっぴり和風な優しいメロディと美麗なヴォーカルに心和ませられます。

そしてここからお待ちかね『AIR CUT』の完全再現!「1曲目は何だったかしら」とソーニャが客席に尋ねると、お客さんが「Purple Speed Queen!」と応答し、会場は大盛り上がり。マイルドかつ歯切れのよいギター・リフは勿論、ダイナミックなキーボード・ソロからのギター・ソロもノリノリで、カービーの衰え知らずのプレイが冴え渡ります。

続いてはソーニャがアコギを爪弾き、お伽噺のようなメルヘンなナンバー「Elfin Boy」を披露。ハード・ロッキンな前曲から一転して会場が神秘的な空気に包まれますが、この表情の豊かさも彼女たちCURVED AIRの魅力ですよね。

続いてはあのピアノのイントロから、名曲「Metamorphosis」!残念なことに前半、ソーニャが歌の入りをミスしてしまうという事故が。しかしkey奏者ロバート・ノートンによるピアノ・ソロ・パートに入ると、ロック・コンサートとは思えぬほどの荘厳さに会場が惹き込まれていきます。後半ではソーニャもしっかりとミスを取り返し、抜群のクライマックスへ。少し悔いも残りましたが、ソーニャは「明日もあるから来てね」と明るく振舞っていました。

そしてここでついにマイク・ウェッジウッドが登場!「World」で楽しそうにアコギを弾き鳴らした後、ダイナミックなインスト「Armin」にてベースに移動。先程までのクリス・ハリスと同じベースを使っていたのですが、「どっしり&テクニカル」といったプレイはクリスのそれとはまた違っていて、まさに貫禄でした。

続く「UHF」の後、自身作曲の「Two Three Two」ではマイクがヴォーカルを披露!これがかなり若々しくてビックリ。白髪の長髪を結わえた容姿からは想像つかないエネルギッシュな歌声と、体を大きく動かす楽しそうなプレイがとても印象的でした。アルバムのラストを飾る荘厳なナンバー「Easy」でもソーニャとマイクのツイン・ヴォーカルが堪能でき、かなり満足。

最後は再び1stより「It Happened Today」を披露し、大充実の第一部は幕を閉じます。

CURVED AIRの在庫

  • CURVED AIR / PHANTASMAGORIA

    ヴァイオリン奏者ダリル・ウェイ率いるグループ、72年3rd

    RENAISSANCEと共に、女性ボーカルがフロントを務めるプログレッシブ・ロックバンドの代表格であり、紅一点Sonja Kristinaのパワフルな歌声とDarryl Wayのヴァイオリンをクラシカル且つソフトなサイケデリアで包んだイギリスのグループによる72年3rd。グループの名曲「マリー・アントワネット」や「オーバー・アンド・アバーブ」を収録した最高傑作と名高い本作は、これまでのCURVED AIRの集大成といえるバラエティーに富んだ作風となっており、Sonja Kristinaの魅力が詰まったメロディアスな楽曲からFrancis Monkmanの趣向を感じる実験色、Darryl Wayのクラシカルな彩りが渾然一体となって迫る名盤です。本作を最後にグループは事実上解散し、Darryl Way、Francis Monkman不在のまま後に再編されます。

    • PECLEC22638ESOTERIC

      デジパック仕様、18年デジタル・リマスター、ボーナストラック3曲、1972年ベルギー&オーストリアTV番組出演時の映像を収録したDVD付きの2枚組、DVDはNTSC方式/リージョンフリー

  • CURVED AIR / LIVE ATMOSPHERE

    10-11年のツアーからのライヴ音源を収録

  • CURVED AIR / TAPESTRY OF PROPOSITIONS

    「Proposition」のインスト・パートのライヴ演奏を集めてアルバムに仕立てたプログレッシヴ&アヴァンギャルドな2016年作

    ライヴでのインプヴィゼーションを元にアルバムに編集した2016年作。2013年から14年のライヴでのインスト・パートを抜き出しアルバム一枚にまとめたという一枚。その抜き出したパートもユニークで、すべて、70年デビュー作収録の前衛的なインプロヴィゼーション・パートが魅力の名曲「Proposition」のインスト・パート。14公演分から集められています。キーボードとヴァイオリンとギターが時にサイケデリック、時にスペーシー、時にエキゾチック、時にハードにぶつかりあうアヴァンギャルドな演奏がこれでもかと楽しめます。プログレッシヴな逸品です。

  • CURVED AIR / CURVED AIR FAMILY ALBUM

    英国プログレを代表するバンドの一つ、未発表曲やメンバーのソロ作品からの楽曲を収録したコンピレーション

    紅一点ヴォーカリスト擁する英プログレ・グループ、レアトラックや各メンバーのソロ作品からの楽曲を収録したコンピレーション。Darryl Way、Sonja KristinaをはじめMike Wedgwood、Stewart Copelandといった過去メンバー、Robert NortonやChris Harrisなど現行メンバーのソロも収録した、まさにタイトル通り「歴代CURVED AIRファミリー」を包括した逸品です。

  • CURVED AIR / AIR CONDITIONING

    クラシカルなヴァイオリン、フォーキーな女性ヴォーカルがダイナミックなロック・サウンドに同居、初期衝動が詰まった70年作1st!

    英国出身、女性ヴォーカルSonja KristinaとヴァイオリニストDarryl Wayを擁するロック・グループによる70年作1st。ロックに弦楽器であるヴァイオリンを全面的に採用した初めてのグループ。本作は初期に残した3枚の中で最もヴァイオリンが活躍、クラシカル・ロック度が高い内容です。オープニング曲「It Happened Today」は焦燥感を掻き立てるギター・リフに妖しくも艶やかな女性ヴォーカルが映えるパワフルな導入から、一転清楚なヴァイオリン・パートへと変貌するドラマティックなナンバー。「Vivaldi」では超絶テクを披露するクラシカルなヴァイオリンが時に優雅に、時にノイジーに弾きまくり、目まぐるしく表情を変えるスリリングなインストゥルメンタルを展開。上記2曲を始め「完全に溶け合わないからこそ」の破天荒なクラシカル・ロックが楽しめる楽曲が目白押しです。初期衝動がこれでもか、と伝わるインパクト抜群の一枚。

  • CURVED AIR / SECOND ALBUM

    天才ヴァイオリン奏者ダリル・ウェイ率いるグループ、71年リリースの2nd

    RENAISSANCEと共に、女性ボーカルがフロントを務めるプログレッシブ・ロックバンドの代表格であり、紅一点Sonja Kristinaのパワフルな歌声とDarryl Wayのヴァイオリンをクラシカル且つソフトなサイケデリアで包んだイギリスのグループによる71年2nd。前デビューアルバムではダイナミックで力強いロックを奏でていましたが、本作ではデリケートでファンタジック、アコースティックなアンサンブルが映えるフォーク・ロック路線の作風へと変化しています。Francis Monkmanは前作でのラウドなギターをほとんど封印しVCSシンセサイザーの演奏に注力。アレンジも良く練られており、実験要素の強かった前作には無かった統一感が生まれています。

  • CURVED AIR / AIR CUT

    エディ・ジョブソン参加の73年作、英プログレを代表すると言ってもいい傑作!

    73年作4thアルバム。ダリル・ウェイに代わりエディ・ジョブソンが加入。ヴァイオリンにキーボードにピアノに才気溢れるフレーズを連発しています。作曲者としても並々ならぬ才能で、彼が作曲した「METAMORPHOSIS」はクラシックの格調高さとロックのダイナミズムが融合したアルバムのハイライトとなる名曲。本作から加入のカービー・グレゴリーの貢献度も高く、彼のドライヴ感溢れるハードなギターもバンド・アンサンブルでは欠かせません。前作からメンバーも大きく代わっていますし、純粋に比較することはできませんが、テンション溢れるブリティッシュ・プログレとしての完成度では本作が最高傑作と言えるでしょう。

  • CURVED AIR / ALIVE 1990

    90年の再結成ライヴ、全13曲

  • CURVED AIR / CURVED SPACE & INFINITY

    CURVED AIR関連の発掘音源集シリーズ第2弾、16年リリース

    発掘音源集シリーズの第2弾となる16年リリース作。CD1は、72年に脱退したkey奏者Francis Monkmanの91年作『JAM』として発表されたもので、CURVED AIRのオリジナルメンバーFlorian Pilkington-Miksa(dr)とRob Martin(b)に、Mike Gore(g)を加えた91年セッション音源9曲を収録。CD2には、Florian Pilkington-Miksaが現CURVED AIRのメンバーRobert Norton(key)、Kirby Gregory(g)と録音した未発表セッション音源6曲を収録。

  • CURVED AIR / LIVE AT UNDER THE BRIDGE – THE 45TH ANNIVERSARY CONCERT

    2015年の45周年コンサートを収録、全22曲

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