こんにちは。韓国BIG PINKレーベルより、新譜が届きましたのでご紹介いたします!
フランキー・ミラーやロバート・パーマーに比べると知名度は低いですが、実力は決して劣らぬ英国の名ブルー・アイド・ソウル・シンガー!
バックにブラス・ロック・バンドIGUANAのメンバーを迎え、コクたっぷりの本格ホワイト・ソウル/AORサウンドを聴かせる名作です。
リンダ・ロンシュタットのバックで演奏していた、もう一つのイーグルス!?
フィドル華やぐケイジャン・カントリー・ロックの隠れた名盤!
まるで初期シカゴとキンクスとプロコル・ハルムが混じり合ったようなサウンド!?
溌剌としたブラスに厚いハモンド、コクのあるリズムに明るいラテンのエッセンス。
この米ブラス・ロック・グループ、マイナーだけど実に元気が出る好盤だなあ。
オーストラリアのソフト・サイケ・ロック・バンド、72年作。
ロバート・パーマー、フランキー・ミラーらと共に英国の3大ブルー・アイド・ソウル・シンガーに挙げられるジェス・ローデンによるリーダーバンド、76年の2ndアルバム。スワンプ・ロックを土台としつつも洗練された楽曲が並んだ1stを踏襲するサウンドを中心に、ブルース色の強いアーシーな手触りのナンバーも収録。ハード・ロックを歌っても決まりそうな太く存在感ある歌声に芳醇なブラスが絡むゴキゲンなスワンプ・ロックを聴かせる1曲目から最高ですが、2曲目の気だるげなギターをバックに囁くように歌う瀟洒なヴォーカルもまた絶品。ロッド・スチュワートとジョン・フォガティの中間と言った印象の歌唱が非常にカッコいいです。元IGUANAの面々による、本場スワンプにも引けを取らない旨味滴るグルーヴィな演奏にも注目。英スワンプ/ブラス・ロックの隠れた傑作!
リンダ・ロンシュタットのバックバンドをしていたことでも知られる米カリフォルニアのカントリー・ロック・バンド、71年の2nd。中心人物ギブ・ギルボーはルイジアナ生まれで、その土地のルーツであるケイジャン音楽に精通したフィドラー/ミュージシャンです。今作でもギルボーの躍動感あるフィドルを各所で聴くことが出来ます。ケイジャン音楽とスワンプ・ロックを落とし込んだ音楽性ということですが、泥臭さや粘っこさは無く、全編にわたってペダルスティールやフィドル、バーズ風のコーラスが響き渡り、イーグルスに通じる西海岸の哀愁あるメロディが楽しめる、非常に爽やかなカントリー・ロックです。
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