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南米のシンフォニック・ロック特集~リスナー寄稿記事~

                                 寄稿:富山県魚津市 宮崎純一様

南米ブラジルは日本人の移民が多い事やカーニバルの情熱的な踊り、サッカーの熱狂的なファンが多い事などで知られているが、音楽については一般の人はサンバ、ボサノバぐらいしか思い浮かばないのではなかろうか。
今回紹介したいのはロック、それもプログレッシヴ・ロックである。その中でもジャンル的にはシンフォニック・ロックと呼ばれるグループに属する作品である。

Sagrado Coração Da Terra

まず最初に紹介するのは、世界的に見てもトップランクのバンドである「サグラド」である。リーダーでマルチプレイヤーのマルクス・ヴィアナを中心としたシンフォニック・アンサンブルは非常に雄大でダイナミックであり、且、極めて繊細である。現在までに多数の作品があるが、ファーストからサードアルバムまではいずれ劣らぬ高水準な作品であり、中でもサードアルバムは彼らの代表作といえる素晴らしい出来で、1つ1つの音が複雑に繊細に紡ぎ合わせられて行くさまは非常にスリリングで感動的である。
ヴァイオリンをフロントに従えて各種キーボードを駆使し広大な音宇宙を築きあげて昇華して行くそのサウンドはジェネシスとPFMをミックスしたかの如き印象をも与える。

Sagrado Coração Da Terra/ Sagrado Coração Da Terra

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Sagrado Coração Da Terra / Farol Da Liberdade

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また、リーダーのマルクス・ヴィアナは多数のソロ作品を発表しており、そのいずれもが「サグラド」の作品に勝るとも劣らぬ出来映えで、雄大で抒情的であり、作品の根底には深い人間愛が満ち溢れている。「Trilhas&Temas vol1」というのが多分ソロ第1作目だと思うが、そのあまりにもドラマティックな旋律は自然界の大きなうねりに身を任せたかの如き安らぎと優しさに満ち溢れている。中でも3曲目の後半部の繊細な絹糸のようなヴァイオリンの旋律が次第に盛り上がって壮大なシンフォニーとなって行く様は何度聴いても感動的である。終曲の「AVE MARIA」では少年のソプラノ・ヴォイスが効果的に使われ、曲の良さを際立たせている。

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シリーズ作「TrilhasTemas vol4」では映像が眼前に浮かぶような作風で、聴く者の深層心理を刺激して深い感動を呼ぶ必聴の作品となっている。この作品の冒頭でも使われているように、彼の作品には良く鐘の音が非常に効果的に使われている。それは教会の鐘のようであり、また、旅立ちの銅鑼にも聞え、胸の奥に沁みてくる。彼は我々に如何なるメッセージを込めているのだろうか。真摯に受け止めたいものだ。
彼の率いる「TRANSFONICA ORKESTRA」のDVD作品を見たが、各メンバーの力量に感服したと共に曲の良さを改めて確認した次第である。愛娘のオリビアと共演する時の優しい眼差し、最後の「AQUARELA DO BRASIL」の明るさの中にも、どこか悲しさがあるこの曲の対比を見事に表現した素晴らしいライヴ映像でこちらも入手される機会があれば是非ご覧になってほしい作品である。

SAGRADO CORACAO DA TERRAの在庫

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / A LESTE DO SOL OESTE DA LUA

    ブラジル、天空に舞い上がるヴァイオリンをフィーチャーした雄大なシンフォニック・ロック、00年作!

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / SAGRADO CORACAO DA TERRA

    鬼才ヴァイオリニストMARCUS VIANA率いるブラジリアン・シンフォ・バンド85年作1st、情緒溢れるヴァイオリンと柔らかなキーボードによるスケールの大きなシンフォ・サウンド!

    ヴァイオリニストMarcus Viana率いるグループ、85年作1st。流麗なヴァイオリンとキーボードを中心とした、ラテン音楽出身ならではのおおらかな味わいを持ったシンフォニック・ロックを特徴としており、その個性は既に本作で確立されています。優しく包み込むようなピアノと幻想的で情緒溢れるヴァイオリンを中心に、フルート、アコースティック・ギターが加わるファンタステイックなアンサンブルが魅力的。甘い歌声の男性ヴォーカル、裏声を巧みに使い、美声を響かせる女性ヴォーカルの二人は時にリードを分け合い、時に混成コーラスとしてロマンティックな楽曲を見事に装飾しています。スケールの大きな南米シンフォの逸品。

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / FLECHA

    ブラジル、天空に舞い上がるヴァイオリンをフィーチャーした雄大なシンフォニック・ロック、87年リリース

    ヴァイオリン奏者のMARCUS VIANAを中心とするブラジルのグループ。87年の2nd。全体を2部構成にし、アルバムA面をロマンティシズム溢れる歌もの中心、アルバムB面をよりダイナミックなシンフォニック・ロックとして組み立てています。前作でも顕著だった彼らのメロディー・メーカーとしての才が爆発し、とにかく美しいヴォーカル・ナンバーが並ぶA面、そして、クラシカルな比重が高まり、よりドラマティックになったサウンドの中、ヴィアナのヴァイオリンが奔放に舞うB面とも、前作以上の完成度。ヴィアナのヴァイオリンはとにかく「舞う」という表現が似合います。天空へ弓矢を放つジャケットのごとくに高音へと駆け上がるフレーズの美しさ。何度聴いても感動を覚えます。傑作。

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / FAROL DA LIBERDADE

    鬼才ヴァイオリニストMARCUS VIANA率いるブラジリアン・シンフォ・バンド、最高傑作とも云われる91年リリース3rd

    91年の3rd。前作では明確に区切られていた歌ものパートとインストパートが見事なバランスで融合。伸びやかなシンセと天空へ舞い上がるヴァイオリンによるシンフォニックなパート、リリカルなフルートが印象的なファンタスティックなパート、切々と歌い上げられるロマンティシズム溢れるヴォーカルパート。これらが次々に折り重なり、至福のサウンドとなってリスナーを大らかに包み込みます。すべてが完璧。大傑作。

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / GRANDE ESPIRITO

    鬼才ヴァイオリニストMARCUS VIANA率いるブラジリアン・シンフォ・バンド94年作、天空に舞い上がるヴァイオリンをフィーチャーした雄大なシンフォニック・ロック!

    94年作の4thアルバム。ディストーション・ギターや分厚いコーラスの比重が高まったせいか、前作までの作品に比べて力強さの感じられる作品。ファンタスティックな雰囲気は薄まりましたが、その分、ダイナミック且つ壮大なシンフォニック・ロックとして完成度を高めています。演奏のダイナミズムとともに、ヴィアナのヴァイオリンも表現の幅が広がり、初期から続く優美なフレーズに加えてスリリングなフレーズも連発。これまた傑作。

  • SAGRADO CORACAO DA TERRA / FLORES DO EDEN – PARTE II

    Marcus Vianaが率いるブラジルを代表するシンフォニック・ロック・グループ、01年/02年/05年の母国ブラジルにおけるライヴ・パフォーマンスを収録した映像作品

    TV/映画音楽の分野で多大な功績を残すヴァイオリン奏者/コンポーザーMarcus Vianaが率いるブラジルを代表するシンフォニック・ロック・グループ、01年/02年/05年の母国ブラジルにおけるライヴ・パフォーマンスを収録した16年リリース映像作品。カメラワークも良く、スケール溢れる壮大なシンフォニック・ロックを聴かせる彼らのライヴにおける魅力を余すことなく映し出した素晴らしい映像に仕上がっています。全10曲を収録!

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