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RENAISSANCEから辿る格調高く華やかな英国クラシカル・ロック探求☆

ロックとクラシックの融合。 60年代後期から始まったその試みは、ロックの既存の枠組みを打ち破り、プログレッシヴ・ロックという新しい音楽の扉を開くための重要な鍵だったと言えるでしょう。 とりわけ英国では、ビートルズやムーディー・ブルースがいち早く本格的なフル・オーケストラとの共演を果たし、ロックの可能性を大きく広げました。 今回はそんな英国から生まれた、格調高いオーケストラを取り入れた壮大で華やかなクラシカル・ロックを辿ってみることにしましょう。

RENAISSANCE

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まずはクラシカル・ロックの筆頭、ルネッサンス!フォーキーなギターとアニー・ハズラムの女神のような透き通る歌声、重厚なオーケストラが織り成すアンサンブルの華やかさと格調高さ。比類ないほど美しいです。

MOODY BLUES

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いち早くバンドとオーケストラの融合を試みた、プログレッシヴ・ロックの先駆者といえば彼らですね。key奏者に元YESのパトリック・モラーツを迎え、彼らの復活作となった81年作より。壮大で古風なオーケストラとコズミックで未来的なシンセが一体となったサウンドが新鮮。

BARCLAY JAMES HARVEST

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76年8thより。ルネサンスと同じくフォーキーなロック・サウンドとオーケストラの融合が特徴的なグループですが、こちらはどこかメランコリックな雰囲気を湛えた哀愁のあるサウンドが特徴的。穏やかで壮大で、同時にどこか侘しいメロディに胸が締め付けられます。

RICK WAKEMAN

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YESのキーボーディスト、RICK WAKEMANによるソロ。彼の作品では『アーサー王』などもオーケストラを取り入れていて壮大ですが、華やかさではこちらが一番ではないでしょうか。「地底探検」というタイトルにふさわしく、どこかへ冒険に出かけたくなってしまうような躍動感あふれる一曲です。

ENID

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英国のクラシカル・プログレと言ったら彼らを忘れてもらっちゃ困る!ダイナミズムに溢れたオーケストラ、エネルギッシュなバンド・サウンド、力強く荘厳なメロディ・・・まさに一大叙事詩のようなスケールの大きいサウンドを聴かせる大傑作!

TUCKY BUZZARD

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英ハード・ロック・バンドなのですが、マドリードのオーケストラと共演し、スペインのみでリリースされた72年作。ハード・ロックらしいパワフルなパートもありつつ、管弦楽器を取り入れたパートはしっとりとメロディアスに聴かせていて見事です!

CARAVAN

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カンタベリー・ロック・グループCARAVANがオーケストラと共演したライヴ盤ですが、これは見事!CARAVANの柔らかく甘いメロディや躍動感のあるアンサンブルが、オーケストラとの融合によってさらにダイナミックに響き渡ります。数あるバンドとオケの共演盤の中でもトップクラスの出来。

GRAEME EDGE BAND

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ムーディー・ブルースのドラマーによるグループで、元GUN〜THREE MAN ARMYのガーヴィッツ兄弟、BADGERのBrian Parrish、Ginger Bakerなど豪華メンバーが参加した74年作。ギターやシンセの叙情的で美しいメロディ、キャッチーなヴォーカルラインを華やかなオーケストレーションが彩るサウンドは壮大で気品たっぷり。ELOのファンにもお勧めです。

FIRST AID

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パンク全盛の77年にリリースされた英プログレバンドの唯一作。ノストラダムスの予言をテーマにしたコンセプト作で、映画音楽のような重厚なオーケストラを全面的に取り入れていますが、所々のメロディはどこか叙情的でリリカル。まさに英国の秘宝というべき一枚です。

ANATHEMA

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90年に結成されたブリティッシュ・プログレ新鋭による14年作10th。伸びやかな女性ヴォーカルと美麗なオーケストラが織り成す粛々としたパートに始まり、後半に向けてドラマチックな盛り上がりを見せていく展開がこれでもかとドラマチック。心に沁みます。

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