前回の「マイナー英国ハード」に続いて、再びJUKEBOXに登場だよーん…。フッフ〜ン。僕って人気者だからね…。フッフ〜ン!
あ、みんなも同じだと思うんだけど、ロックと同じくらい好きと言えばやっぱり女だよね…。ムッフッフ〜ン…。
どっちが大事とか、そういう話は無しにしようよ、ムッフ−ン。つまりロックに女性ヴォーカルなんかが加わっちゃうともう最高って話さ。
というわけで今回は華やかな紅一点ブリティッシュ・ロック、しかも70年代初期に焦点を絞ったチョイスをお届けするよ、フッフン!
男勝りなパワフル・シャウトから、まどろんだハスキー・ヴォイス、可憐なソプラノまで思わず目移りしちゃう魅力的な紅一点ヴォーカリストをご紹介…。
意外と知られていないあの人も載せちゃうから、みんな聴いてみてね…。ムッフッフ〜ン…。
紅一点とくれば外せないよね。僕のイチオシはこの曲。ジャジーなオルガンをバックに、感情を抑えた歌い出しから、クライマックスでの絞り出すような歌唱まで冴えわたるLinda Hoyleのヴォーカル。もう、フッフン!としか言いようがないね、フッフン!
ロックと言う観点からすれば、やっぱ1stだよ。焦燥感を掻き立てるギター・リフに妖しくも艶やかな女性ヴォーカルが映える。あばずれ感が絶妙だね、フッフン!この後一転して清楚なヴァイオリン・パートへと突入、クールダウンさせるところがこの曲の魅力さ。
第一期RENAISSANCEを代表するピアノ・バラードと言えば?そう「Face Of Yesterday」だよね。じんわりと体に浸透していくJANEの可憐なヴォーカルには、さすがの僕もおセンチにならざるを得ない。哀愁のふっふ〜ん…。
VINEGAR JOEの前身バンドでELKIE BROOKS嬢は既に在籍、Robert Palmerは居ないけれど、あのPaul Kordaが男声ヴォーカルを担当!(楽曲提供あり!フッフン!)しかも、ジャジーなブラス隊にコーラス、Don Shinnのオルガンもあるってんだから聴くしかないよね。
ヘヴィなギターと分厚いハモンド・オルガンが荘厳なアンサンブルを聴かせるヘヴィ・サイケだね。朗々とした歌い上げからミステリアスな高音コーラスまで、女性ヴォーカルShirley Kentが素晴らしい。英国らしい、じめじめした暗さがたまらんねー。フッフン!
浮遊感を漂わせるサックス、Anna Meekの気だるく儚げなヴォーカルが混ざり合って生まれるサイケデリック感が心地良く、どろろ〜んと浸れちゃうアルバム。気持ち良すぎて、このまま寝ちゃいそう、、、フッフン、、、、。
お次はこれさ。CATAPILLAでのまどろみ気分を吹っ飛ばすエネルギッシュな姉御シャウトに、皆も一気にしゃっきりしただろう?僕の計画通りだよ、ふっふん!英国的叙情のにじみ出るギター・ソロやフルート、サックスと英ロック好きの大好物が沢山入っているよ。
唾吐きフルートと優しいヴァイヴが混ざり合うミステリアスなアンサンブルに、アグレッシヴなヴォーカルを乗せるLINDA ROTHWELL。少ししゃがれ声なところが、やさぐれた感じで「ばっちぐー」だよ、ふっふん!初期JETHRO TULLとも違うダークさを纏っているね。
これはちょっとディープなのだけれども聴いちゃう?聴いちゃおう!ふっふん!強烈に泣きまくるリード・ギターを余所に、終始突き放すようなクールなハスキー・ヴォイスが堪らないんだよね、どよよ〜〜んって感じでさぁ。
英国出身、女性ヴォーカルSonja KristinaとヴァイオリニストDarryl Wayを擁するロック・グループによる70年作1st。ロックに弦楽器であるヴァイオリンを全面的に採用した初めてのグループ。本作は初期に残した3枚の中で最もヴァイオリンが活躍、クラシカル・ロック度が高い内容です。オープニング曲「It Happened Today」は焦燥感を掻き立てるギター・リフに妖しくも艶やかな女性ヴォーカルが映えるパワフルな導入から、一転清楚なヴァイオリン・パートへと変貌するドラマティックなナンバー。「Vivaldi」では超絶テクを披露するクラシカルなヴァイオリンが時に優雅に、時にノイジーに弾きまくり、目まぐるしく表情を変えるスリリングなインストゥルメンタルを展開。上記2曲を始め「完全に溶け合わないからこそ」の破天荒なクラシカル・ロックが楽しめる楽曲が目白押しです。初期衝動がこれでもか、と伝わるインパクト抜群の一枚。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
VINEGAR JOEの前身バンド、粘っこいブルース・ロックがいなたさ抜群の傑作70年作!ファンキーなウネリのあるバンド・サウンドに、クールなフィメール・ソウル・ヴォーカルを披露するのは、バンドのギタリストPETE GAGEの奥さんであるELKIE BROOKS!そして躍動感溢れる、ブラス・セクションと、畳み掛けるよなキーボード・オルガンにブリブリのベース・ラインと、楽曲のどこをどのように切っても最高のファンキー・ブルース・ブラス・ロックを大展開!このバンド、後にROBERT PALMERが加わり、あのVINEGAR JOEが誕生するわけですが、既にこの時点で、他の追随を許さない独自の力強いサウンドを構築していることは、特筆すべきことでしょう!STONESのカヴァー、「THE LAST TIME」もかなーりカッコイイですよ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
70年リリースの唯一作。唾吐きフルートを中心に終始畳み掛けるアンサンブルと、紅一点LINDA ROTHWELLによる線は細くもアグレッシヴなヴォーカルが印象的なブリティッシュ・ロック。スピーディーな楽曲でも、どこか気だるさが感じられるところはいかにも70年英国ロック。
元YARDBIRDSのKeith RelfとJim McCartyを中心に結成されたオリジナル・ルネッサンス。71年2nd。前作の延長線上にある、リリカルなピアノが彩るクラシカルなフォーク・ロックが基本ですが、14分を越える最終曲など、ジャジーなエッセンスも取り入れた、よりスリリングでプログレッシヴなアンサンブルも特筆もの。ジャケットからも伝わる通り、クラシカルでファンタスティックなサウンドをベースに、より宇宙的な壮大さをも目指していたのが伝わってきます。レイト60sからプログレへと移行する過渡期のエネルギーに溢れた秀作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり、軽微なケースツメ跡あり
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