90年代以降のプログレ先進国、イタリア、北欧を中心に、ロシアや東欧や南米からも続々とシンフォニック・ロックの名作がリリースされた2011年。
カケレコが自信を持ってオススメできる名作をピックアップしました。
ヴィンテージ感覚溢れる作品からモダンな浮遊感やヘヴィネスが光る鮮烈な作品まで、どうぞご堪能ください。
ロシアから驚異の新人登場!リック・ウェイクマンとアンディ・ラティマーが共演!?っといった感じのイントロから素晴らしすぎ!
90年代から東欧プログレを牽引するグループ、鮮烈な2011年作!オープニングから、まるでクライマックスのような凄まじいテンション!ずばり、現代プログレの最高峰!
90年代イタリアン・プログレ・シーンの最重要人物と言えば、Fabio Zuffantiにきまり。彼が率いるグループの2011年作がこちら。映像喚起的でドラマティックな傑作!
90年代以降のイギリスのプログレ・シーンを牽引するグループBIG BIG TRAINのヴォーカリストによるソロ。フックに富んだメロディ、憂いのある歌声、ダイナミックな展開が見事なシンフォ傑作!
90年代以降のイタリアを代表するキーボード奏者と言って良いかな? 荘厳なメロトロン、優雅に舞うヴァイオリン、リリカルなピアノが溢れ出ます!
00年以降のロシアのプログレ・シーンを代表するシンフォ・グループ。キャメルやエニドの遺伝子を受け継いだクラシカル・ロックの逸品ですね。
フラワー・キングスのギタリスト、ロイネス・トルト率いるグループの2011年作。表情豊かなギタ−、多彩なキーボード、情感豊かなヴォーカルによるダイナミックなシンフォ傑作。
スウェーデン出身、女性ヴォーカルとヘヴィーなギターを軸としたドラマティックなシンフォ。クラシカルな格調高さとモダン・ヘヴィネスが見事に融合した鮮烈な傑作。
ノルウェーの新鋭。GENESIS+GENTLE GIANT+QUEEN!?複雑且つ荘厳なコーラス・ワーク、変拍子を駆使したユーモラス且つポップな楽曲展開、オルガン、メロトロンなどによる幻想的なアンサンブル・・・これは凄い。
スウェーデンを代表するシンフォ新鋭。11年作4thより。イエスやジェネシスの遺伝子を受け継いだヴィンテージ感覚溢れる正当派シンフォ名作。
ハンガリーの新鋭。RUSHのドラマティックさとCAMELの瑞々しさ、EL&Pの壮大さを混ぜあわせたようなクラシカルなキーボード・プログレの力作、優しい語り口のヴォーカルによって歌われる叙情的なメロディが素晴らしい!
ワフルなバンド・アンサンブルに乗って、饒舌で表情豊かなフルート、ケーナがアンデス音楽由来の哀愁のメロディを奏でます。ペルー・プログレならではの魅力に満ちた新鋭グループ。
フランスの新鋭。ジェネシスのファンタジー meets 後期キング・クリムゾンのダイナミズムとヘヴィネス。変幻自在の楽曲展開に驚愕の2011年デビュー作。
伊ヘヴィ・シンフォ新鋭、08年の強烈なデビュー作に続く、2011年作2ndより。破天荒なほどにドラムが手数多く疾走しだすと、イル・バレットやムゼオなど70年代ヘヴィ・シンフォの香りが充満しますね。
アルゼンチンの新鋭、11年デビュー作より。アネクドテン的ヘヴィネスとポスト・ロック的浮遊感が絶妙にバランスしたサウンドはかなりレベル高いです!
東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、前作から8年ぶりとなる2011年作。管弦楽が重厚に迫るオープニングから、いきなり映画のクライマックスのような凄まじいテンション!静寂の後、モダンな鮮烈さとヴィンテージな温かみとが絶妙にバランスしたギターが音の壁を築き、ヴォーカルが伸びやかに歌い上げる。キレのある変拍子のブレイクを織り交ぜながら、ドラマティックに展開していきます。効果的に配されたSEや格調高いピアノなど、ヘヴィなパートでも常に映像喚起的で洗練された音像が印象的。「西」「北」「東」「南」とタイトルが付けられたコンセプト作で、曲間なく、「静」と「動」を鮮やかに対比させながら、ダイナミックに聴き手を様々な音世界へと連れて行きます。イタリアのHOSTSONATENの四季シリーズと供に、現代プログレの最高峰と言えるスケールの大きさ。ずばり大傑作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケース不良、ケース前面に3cmほどの割れあり
90年代から活動し、シンフォ・ファン必聴の名作を数多く残しているキーボード奏者Corrado Sardella率いるグループ、2011年作。スケールが大きくきらびやかなキーボードを中心に、エッジの効いた硬質なギター、手数多く焦燥感を煽るドラムがスリリングに畳みかけるダイナミックなシンフォニック・ロック。荘厳なメロトロン、優雅に舞うヴァイオリン、リリカルなピアノ、詩情豊かなメロディなど、イタリアらしい叙情性も魅力的。ドラマティックなシンフォニック・ロックのファンは必聴の力作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。90年代以降のイタリアン・シンフォを語る上で最も重要なグループ。春『SPRINGSONG』、冬『WINTERTHROUGH』、秋『AUTUMNSYMPHONY』に続き、四季をテーマにした作品の『夏』編。2011年作。キーボードがまるで幻想的な夜明けの風景のように広がり、パーカッションが躍動し、煌びやかなキーボードが朝露のようにこぼれ落ちる。そんな映像喚起的なイントロから期待度120%!太陽光が広がるようにドラムがスパっと入り、風のようなSEとともに、ギターが疾走を始める。メロトロンが溢れ出すのを合図にクールな音像へと場面が切り替わり、フルートがリリカルなメロディを奏で、アコギのアルペジオが入り、グッとファンタスティックなアンサンブルへ。柔和なトーンのムーグがしなやかにメロディを奏で、フルートが入って会話するように折り重なる。混声合唱のサンプリングとともに、フツフツとエネルギーを増加。フィナーレでは、スティーヴ・ハケットが乗り移ったかのようなギターが優美なメロディを奏でる。完璧なオープニング曲。2曲目は、一転して格調高いピアノではじまり、艶やかな弦楽器が重なり・・・。文句なしに素晴らしいサウンド!HOSTOSONATENの作品にやはりハズレなし。ファンタスティックなシンフォニック・ロックのファンは必聴の名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スウェーデン出身のシンフォ・グループ、11年作2nd。女性ヴォーカルとヘヴィーなギターを軸としたドラマティックなシンフォニック・ロック。硬質なリフから伸びやかに泣きまくるソロまで弾き倒すギター、手数多くテクニカルなドラム、不思議な浮遊感をもたらすキーボードによるモダン・ヘヴィネスなパートと、フルート&チェロによる叙情的なパートとが静と動の対比を成し、ドラマティックに展開。表情豊かな美声の女性ヴォーカル、透明感溢れる叙情性を持った北欧らしいメロディーも特筆ものです。大作群に挟まれたキャッチーな小曲やアコースティックな楽曲も魅力的。FLOWER KINGSなど、北欧シンフォの名グループにも比肩するドラマティック・シンフォの傑作です!
ロシアの新鋭グループ、2011年のデビュー作。もうオープニング・ナンバーのイントロからキてます。リック・ウェイクマンとアンディ・ラティマーが共演!?っといった感じで、マイルドなトーンの流麗なギターとクラシカルなピアノが美しい旋律で幕を開け、一転して、マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』を彷彿とさせるような緊張感あるピアノに切り替わったかと思うと、ドラムが走りだし、視界が一気に広がり、ギターとキーボードから次々とメロディが溢れ出る!この展開に心躍らないプログレ・ファンは居ないでしょう。さぁさぁ、ヴォーカルはどんな感じかな、と待っていると、透明感のある歌声と包み込むような歌唱が素晴らしい男性ヴォーカルが伸び伸びと美しいメロディを歌い上げる。バックではコロコロとリリカルなピアノがサポート。それにしても、全パートのどこを切り取ってもメロディが溢れ出る、と言っても過言ではないメロディアスぶり!これはGENESISやCAMELやYESなど70年代プログレの遺伝子を受け継いだ正統派プログレとして一級の出来映え!往年のプログレ・ファンは必聴の大傑作です。
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