90年代初頭のプログレ再興を担ったANEKDOTEN、ANGLAGARD、そして現代プログレ・シーンの中核を成すバンドと言えるFLOWER KINGS、さらに00年以降最高レベルの新鋭の一つと目されるシンフォ・バンドMOON SAFARI・・。
スウェーデンを中心とした90年代以降の北欧プログレ・シーンは、ハイレベルなバンドたちによるハイクオリティな作品が数多く送り出されてきた、常にプログレ・ファンからの注目を集めてきたフィールドと言えます。
そんな北欧シーンにおける最重要人物と言えば、やはりこの人ロイネ・ストルト。そんなわけで、ここではKAIPAに始まる彼の華々しきキャリアをジュークボックスにまとめてみました。
【「ヨーロピアン・ロック・フェス」参加バンド特集】
■FLOWER KINGS
http://kakereco.com/blog/?p=5119
■ANEKDOTEN
http://kakereco.com/blog/?p=5041
■MOON SAFARI
http://kakereco.com/blog/?p=5050
■TRETTIOARIGA KRIGET
http://kakereco.com/blog/?p=5078
76年発表の2作目からの一曲。熱のこもったヴォーカルと、それとは対照的にひんやりとした北欧的叙情を湛えた演奏とによって綴られる、夢見るように美しくファンタスティックなロック・シンフォニー。緩急を自在に操る洗練のアンサンブルが前作より大幅に進化
言わずと知れた現代北欧プログレを代表する存在。現代プログレらしい重厚な演奏に耳が行きがちですが、同時にKAIPAや70年代英プログレなど往年のプログレに対するリスペクトを忘れないところもポイント。というわけでライヴ盤にも収録のGENESISカヴァーをどうぞ
数々のバンドに参加するロイネですが、個人名義の作品はそれほど多くありません。そんな彼の05年発表のソロは、全編ブルージーなサウンドを聴かせる異色作。ロイネによる渋みたっぷりのブルーズギターをフィーチャーした、彼のルーツが色濃く現れた一枚です
ニール・モーズにマイク・ポートノイ、MARILLIONのピート・トレワヴァス、そしてロイネと英米北欧名うてのミュージシャンが集まった。メンバーの豪華さに加え、あまりに壮大なスケールで展開していくシンフォニック・ロックに、多くのプログレ・ファンが驚愕したのではないでしょうか
英国のミュージシャン、アンディ・ティリソンを中心とするプロジェクト・バンド、03年デビュー作。ロイネを始めとしてFKからのメンバーが集結、ロックの躍動感がたっぷりと詰まったシンフォ絵巻を繰り広げます。VDGGのデヴィッド・ジャクソンによる鋭いサックスもさすがのカッコよさ!
ロイネとFKのベーシストJONAS REINGOLDを中心としたプロジェクト・バンド09年作。その内容はオールインストの本格派フュージョン・サウンドで、FKその他におけるシリアスな表情とはまた一味違った演奏が楽しめます。まさに彼らの音楽性を幅広さを示す一枚です
現在、FKと並行してロイネが主導するプログレ・バンドがこちら。北欧本来の透明感溢れるサウンドをヴィンテージな温かみで包み込んだような珠玉の一枚。FKと比較しても、より北欧プログレとしてのアイデンティティを強く感じさせる力作です
なんとYESのジョン・アンダーソンをヴォーカルに迎えた夢のプロジェクト・バンド、16年リリース。美麗なメロディ際立つFK人脈のファンタスティックなアンサンブルに、ジョン・アンダーソンのヴォーカルが融け合う、瑞々しさいっぱいのサウンドが絶品。
FK人脈にYESやCAMELのサポートとしても活躍したTom Brislin、現代プログレ界を代表する名ドラマーMarco Minnemannらを迎え結成されたスーパー・グループ、18年のデビュー作。深遠なメロディ、強靭なリズム隊がリードする重厚なアンサンブルの中にもオルガン等暖かみある音色を取り入れ、硬質すぎないサウンドを創り上げているのがグッド。
8年ぶりのソロ作となった18年作。ドラマチックに盛り上がる展開などFKに通ずる要素もありつつ、どちらかと言えばKAIPAを思わせる柔らかな叙情美に包まれたサウンドを展開。圧倒的な表現力のギタープレイは言わずもがな、芳醇なハモンドの腕前にも注目!
現プログレ・シーンの王者と呼ぶべき人気グループ、6年ぶり19年作!特筆はヴィンテージで柔らかなタッチが印象的な新キーボーディストのプレイ。溢れ出すオルガン&メロトロンとロイネによる入魂のギターがドラマチックに躍動する新たな傑作!
FLOWER KINGSのRoine Stolt率いるプロジェクト・バンド。09年作。UNIFAUNのNad Sylvan(Vo)、KING CRIMSONのPat Mastelotto(Dr)の他、FLOWER KINGSのメンバーなどが参加。アコギ、弦楽器、ピアノ、メロトロンなどをフィーチャーしたアコースティックで幻想性溢れるアンサンブルはさすがの出来映え。サウンドはクリアで鮮やかですが、無機的とはほど遠く、手工芸のような温かみに溢れています。北欧の澄んだ空気と北欧家具の芳醇な風合いが目に浮かぶようです。モダン過ぎず、懐古的過ぎず、絶妙なサウンド・プロダクションと言えます。これは素晴らしい作品です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干しわ・若干スレあり
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
スウェーデン出身、KAIPA、THE FLOWER KINGS(TFK)、AGENTS OF MERCY、TRANSATLANTICなどで活躍する才人ギタリストによる18年ソロ・アルバム。ご本人はギター/ヴォーカル/キーボードを演奏し、TFKのメンバーであるJonas Reingold(b)、Hasse Froberg(vo)、Michael Stolt(b/vo)の他、テクニカル・ドラマーMarco Minnemann(d)やハケット・バンドで著名なRob Townsend(sax)とNad Sylvan(vo)が参加しています。力強くも浮遊感あるメロディとエモーション溢れるギターをメインにスケール大きくドラマチックに盛り上がる作風はTFKに通じていますが、TFKほどのシリアスさや緊張感は感じさせないのが特徴。ギターを中心にファタジックで伸びやかなタッチが前に出ている印象があり、より北欧らしい柔らかな叙情美を持つKAIPAを彷彿させる部分が目立ちます。2曲目のようなリズミカルなポップ・ソングや、洒脱なサックスが光る本格派ジャズ・エッセンスを取り入れた7曲目など、合間に聴けるソロらしい奔放な曲想も魅力的です。プログレ界最高峰の圧倒的な表現力を見せつけるギタープレイは言わずもがなの素晴らしさですが、そこに芳醇な音色で絡んでくるハモンド・オルガンの腕前にも注目。TFKファンもKAIPAファンも楽しめる充実のソロ作です!
定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
2枚組、定価3000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
デジパック仕様、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケース付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケース無し
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ビニールソフトケースの圧痕あり