MALS367(MALS) 【2011年発売CD】
全パートのどこを切り取ってもメロディが溢れ出る、と言っても過言ではないメロディアスぶり!これはGENESISやCAMELやYESなど70年代プログレの遺伝子を受け継いだ正統派プログレとして一級の出来映え!
ロシアの新鋭グループ、2011年のデビュー作。もうオープニング・ナンバーのイントロからキてます。リック・ウェイクマンとアンディ・ラティマーが共演!?っといった感じで、マイルドなトーンの流麗なギターとクラシカルなピアノが美しい旋律で幕を開け、一転して、マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』を彷彿とさせるような緊張感あるピアノに切り替わったかと思うと、ドラムが走りだし、視界が一気に広がり、ギターとキーボードから次々とメロディが溢れ出る!この展開に心躍らないプログレ・ファンは居ないでしょう。さぁさぁ、ヴォーカルはどんな感じかな、と待っていると、透明感のある歌声と包み込むような歌唱が素晴らしい男性ヴォーカルが伸び伸びと美しいメロディを歌い上げる。バックではコロコロとリリカルなピアノがサポート。それにしても、全パートのどこを切り取ってもメロディが溢れ出る、と言っても過言ではないメロディアスぶり!これはGENESISやCAMELやYESなど70年代プログレの遺伝子を受け継いだ正統派プログレとして一級の出来映え!往年のプログレ・ファンは必聴の大傑作です。
LOST WORLD BAND(LOST WORLD)/SOLAR POWER
現代ロシアを代表する3人組プログレ・バンド、前作を上回る密度と緊張感がみなぎる13年作4th!
2,290円(税込2,519円)
00年代のBIG BIG TRAINで活躍したヴォーカリストによるソロ、BBT脱退後の2011年作
イタリア新鋭11年作、きらびやかなキーボードと硬質なギター絡むドラマティックなキーボード・シンフォ、11年作
現代ロシアを代表する3人組プログレ・バンド、前作を上回る密度と緊張感がみなぎる13年作4th!
ヴァイオリンやフルートが躍動する「鮮烈」なシンフォニック・ロックを聴かせるロシア注目の新鋭、2014年傑作デビュー作!
ハンガリー、YESTERDAYSのリーダーによるソロ・プロジェクト、70年代プログレへの憧憬に満ちあふれたファンタスティックな2013年快作!
FRANCOIS THOLLOT率いる仏暗黒アヴァン/チェンバー・グループ、11年デビュー作
ヴァイオリンやフルートが躍動する「鮮烈」なシンフォニック・ロックを聴かせるロシア注目の新鋭、2014年傑作デビュー作!
ナショナル・ヘルスやキング・クリムゾンのDNAを感じさせるフランスの新鋭、圧巻の2015年デビュー作
(クイーン + ドリーム・シアター)÷モンティ・パイソン!?プログレとHR/HMを恐るべしな諧謔精神でまとめあげた希代の奇天烈プログレ、このスペインの新鋭2012年デビュー作、凄すぎです!
英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!
ムーン・サファリへのブラジルからの回答!と言える、透明感ある美メロとアンサンブルが光る2013年の驚きのデビュー作
イタリア新鋭13年デビュー作、たおやかなアコギ、こぼれ落ちる凛としたリリシズム、爽やかなポップ・センス、ずばり名作です!
これは激レコメンドの新鋭がイタリアはジェノヴァから登場!ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快プログレ、2016年作!
1stアルバム『トラジェクトリー(軌跡)』リイシュー記念☆ ロシアン・プログレの至宝LOST WORLD BAND特集!
7月25日に『トラジェクトリー(軌跡)』をリリースしたロシアの新鋭プログレ・グループLOST WORLD BANDを特集いたします!
ルネッサンスを起点に、気品溢れるピアノをフィーチャーしたプログレを探求!
芸術の秋、音楽の秋。心地の良い秋の夜長に、優雅で芸術的なクラシカル・ピアノ・プログレはいかがでしょうか?
2015年にリリースされた新鋭プログレ作品のベストセラーTOP15!
2015年にリリースされた新鋭プログレ作品のベストセラーを発表いたします!
2015年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
LITTLE TRAGEDIESとLOST WORLDを双頭に、豊かなクラシック音楽の土壌に根ざしたダイナミックかつ格調高いプログレ・グループが続々と登場しているロシアのプログレ新鋭シーンを特集!
ハイ・トーンのヴォーカルとヌケの良いコーラス・ワーク、そして、突き抜けるように躍動感いっぱいのアンサンブル。そんなイエスのDNAを継ぐ00年代以降の世界各国のプログレ作品をセレクト!
【タイトル追加】イエスが好きな人におすすめ!世界のファンタスティック・プログレ特集☆
イエス『危機』を出発点に、テンションいっぱいのアンサンブルとファンタスティックなメロディ&コーラスが素晴らしいプログレを世界中からピックアップ!
雪景色にぴったりの幻想プログレ紀行〜ユーロ、北米、南米周遊の旅〜
『雪景色にぴったりの幻想プログレ紀行』と題しまして、透明感あるファンタスティックでリリカルな作品を求めて、世界中をご案内!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
「陽」「陰」のパートともにシンフォニック・ロック・ファンの心に直球で響くドラマたっぷり。2010年代にデビューしたバンドの中でも屈指と言えるロシアの新鋭による待望の2015年作2nd!
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ブログレは、連綿と続く。世界へ、未来へ(21 拍手)
F.Greenさん レビューをすべて見る
ロシアのバンドの2011年のデビュー盤だって?針を落とした・・・、もとい、CDのプレイボタンを押した瞬間出てくる音からは、信じられなかった。そこからは、ブログレ全盛期、70年代の音楽が流れてきたのだ。針を落とした・・・、といった感覚の音楽なのである。
例えるなら、イエス、ジェネシス、ピンク・フロイド、キャメル、・・・、美味しい美味しいブログレの世界が広がっている。
ここで、もう一度、CDの裏ジャケを確認。2011年やなぁ・・・。メイド・イン・ロシアやなぁ・・・。
こいつら、何を思って、そして何に感化されて、こんな音楽にたどり着いたんや!まさに驚異、そして奇跡である。
情報社会の今日、古今東西の音楽が、ネットを通じて簡単に入手できる。彼らもそんな中から、古典名作ブログレに出会い、刺激を受けたのかもしれない。そう考えると、ネット社会も悪くない?
このアルバムは、今後もブログレが、古典として楽しまれるだけの音楽ではなく、さらに進化し、世界中に広がっていけることを証明した。
一点、端正だが、特徴のない男性ボーカルは好き嫌いが分かれるところ。どこか、役所の公務員が歌っているみたい。この感覚、分かります?因みに私が好きなボーカルは、男は断然、ピーター・ガブリエルにピーター・ハミル。女性はアニー・ハズラムなんだけどな。
おぉっと!ロシアのカヤックか?!(5 拍手)
プログレ者さん レビューをすべて見る
アルバムの始まりと共に耳に飛び込んでくるリリカルなピアノの音。これはまるで愛すべきオランダの「カヤック」ではないか!!歌メロを大事にし欧州ポップス的フィーリングを感じさせる所もますます彼らの影響を感じずにはいられない。デビュー作としては見事な出来で将来とてつもない傑作をリリースするような予感を感じさせる良作であるがヴォーカリストの声質がやや平坦なのと、ギターにもう少し頑張ってもらいたいので★は4つに留めておいた。