FGBG4003(MUSEA) 【88年発売CD】
70年代仏シンフォを代表する一枚ですね。ソウルフルな女性ヴォーカルとメロトロン、そして名手J.P.アラルセンのエモーショナルでセンス溢れるギタープレイ。フレンチ・プログレらしい芸術的感性が光る名作!
フレンチ・オルガンロックバンドEDEN ROSEから発展、女性ボーカリストのRose Podwojnyを加えて結成されたグループの73年唯一作。EDEN ROSEはキーボーディストHenri Garellaのサウンドがフューチャーされたオルガン・ロックでしたが、SANDROSEはソウルフルなRose Podwojnyの歌声とJean Pierre Alarcenのエモーショナルなギターを中心にしたアプローチであり、Henri GarellaはEDEN ROSEからの流れそのままのジャジーなオルガンに加え、KING CRIMSONやGENESISのようなメロトロンも使用し、シンフォニック・ロック然としたサウンドを作り出しています。
ベトナム系フランス人兄弟を中心とするフレンチ・プログレの代表的グループ、75年デビュー作
フロイド、クリムゾンからの影響を取り込んだ、アーティスティックなフレンチ・プログレの傑作、77年作
唯一無二の「コバイア・サウンド」が確立された73年の大傑作、邦題「呪われし地球人たちへ」
76年リリース、ヴァイオリンとサックスのスリリングな応酬に息つく暇もないフレンチ・ジャズ・ロック史上の傑作!
「Radio Gnome Invisible」第1弾、3部作中最もトリッピーでブッ飛んだサウンドを聴かせる73年作
タイ・フォンのメンバーがゲスト参加するなど、タイ・フォンの弟分と言えるバンドによる77年作、叙情派シンフォの名作
フルオーケストラを動員したクラシカル・シンフォニック・ロックの最高峰!75年作4th
天才ヴァイオリン奏者ダリル・ウェイ率いるグループ、71年リリースの2nd
VERTIGOレーベルよりデビューした英オルガン・ロックを代表するグループ、70年唯一作
70s英ハードの名グループ、レアグルーヴとして再評価著しい「THE MEXICAN」収録、72年デビュー作!
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
可憐で清楚な歌声が魅力のBarbara Gaskinを擁した英国トラッド・フォークの名バンド、73年2nd
イタリア、前衛クラシカル・シンフォニック・ロックの大名作、74年リリース
唯一無二の「コバイア・サウンド」が確立された73年の大傑作、邦題「呪われし地球人たちへ」
女性ヴォーカルAnnisetteのエモーショナルな名唱が素晴らしい73年8th、1曲目からやられます!
カンタベリー・ロックに通じるサウンドを持つベルギーのジャズ・ロック・グループ、78年作3rd
日本のPFMと呼ばれた名シンフォ・グループ、90年作、大傑作!
女性ヴォーカリストMizukiを中心とする、70年代ロックの遺伝子を受け継いだ日本のプログレ・バンド、2017年デビュー作!
ATOLLやASIA MINORが好き?クールな神秘性に満ちた「秘宝的」シンフォ名盤を発掘!
フレンチ・シンフォの名バンドASIA MINORを起点に、冷たく仄暗い幻想性を感じさせるシンフォの秘宝的名盤をご紹介してまいります!
【ユーロロック周遊日記】ドラマティックな女性ヴォーカル・フレンチ・プログレ名作、SANDOROSEの72唯一作『SANDROSE』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、女性ヴォーカルを擁するフレンチ・プログレ・グループSANDROSEの72年唯一作『SANDROSE』をピックアップいたしましょう。
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これぞ70年代の音(3 拍手)
Brianさん レビューをすべて見る
フランスなのにかなりブリティッシュな音がいい感じです。
アフィニティーに近いけど、バックのサウンドが若干優雅なのは、やっぱりお国柄のせいでしょうか。
でも、この古漬けのような臭さは、ヴィンテージ・ロックのファンにとってはやみつき必至ですね。
メロトロンがもう少しドラマチックに使われていれば、評価は5だったかも…。
遅まきながら知る渋い名盤(3 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
よく作り込まれている味わい深いアルバムです。フランスといえばMAGMA、HELDON、GONG、ANGEといった個性の塊のようなバンドばかり思い浮べてしまうものの、こういった一歩引いたような職人肌的作品もあるのですね!シンフォニックでジャジー、かつメロウ。ギターが巧い。