【BACK TO BASIC キーワードで聴く vol.21 『Latte E Miele』 】
芹沢聡一郎「全国のカケレコ・ファンの皆様方、こんばんは。芹沢聡一郎です。
さて。本日の【BACK TO BASIC キーワードで聴く】 は、『Latte E Miele』です。」
カケレコくん「芹沢さん、そしてカケレコ・ファンの皆さん、こんばんは!
今週は、イタリアン・プログ強化週間?というわけで、『Latte E Miele』ですね。」
芹沢「どうかな?カケレコくん。この動画は、Latte E Mieleの73年発表の
第二作目の「PAPILLON」の表題曲から。彼等のユニークな点は、EL&Pに
そっくりな畳み掛けるようなキーボード・ワークから突如一転して、古色蒼然とした
地中海音楽風のアコースティック・ギターや生楽器の管弦楽が活きた、繊細な
作風に転じてしまうトコロ。ヴォーカルもどこかもの憂気で頼りない感じなんだけど
その弱々しさと、グリーンスレイド的にグングン駆け上るオルガンやバロック音楽の
荘厳とした雰囲気をまとったキラキラとしたサウンドが印象的だよね。」
カケレコくん「なんだか、イタリアの陽気で官能的な雰囲気が感じられるバンドですね。
EL&PのTARKUSそっくりのキーボードもあるけれど、ヴィヴァルディの「四季」から
「春」を引用したりして色彩感覚と、季節感さえ感じさせるような感じは、
ちょっとCAMERLの映像喚起的な感じも思い起こさせますよね!ムーグ・シンセの
確信犯的なチープ感なんかも、なんだか愛嬌があって。聴いていて愉しいですね〜。」
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