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カプリコーンのビッグネームに負けない、ニッチ・サザン・ロック・セレクション☆

スタッフ佐藤です。

韓国BIG PINKレーベルから新入荷したOKLAHOMAの77年唯一作、マイナーながら非常に素晴らしいサザン・ロックでした。

そんな彼らの所属レーベルは西海岸を本拠とするCAPITOL。

サザン・ロックと言えばオールマンズやレーナードはじめ主要バンドを数多く抱えたCAPRICORNレーベルが真っ先に思い浮かびますが、もちろんOKLAHOMAのようにCAPRICORN以外にも良質なサザン・ロックがたくさんあります。

今回はそんな、CAPRICORNのビッグネームに負けないニッチ・サザン・ロックを選りすぐってピックアップしましょう~。

OKLAHOMA/OKLAHOMA

マイナーなサザン・ロック・バンドですが、プロデュースは敏腕テリー・メルチャー&マーク・リンゼイ!

太くコシのある音色で気持ちよさそうにフレーズを紡ぐ極上リードギターと、抜けの良いコーラスを伴ったキャッチーなヴォーカルが爽快!

曲によっては西海岸テイストが漂ってきて何となくドゥービーズっぽくなるのも印象的だなぁ。

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JACKSON HIGHWAY/JACKSON HIGHWAY

OKLAHOMAと同じCAPITOL所属のサザン・ロック・バンドによる逸品。

アラバマのマッスル・ショールズ・スタジオで録音され80年にリリースされた唯一作。

ヌケの良い王道サザン・ロックから、しとやかにキーボードが奏でられるバラードまで、さすがマッスル・ショールズ産と言える味わい深さ!

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POTLIQUOR/POTLIQUOR

こちらもCAPITOL所属バンドですね。

この豪快なツイン・ギター&スライド・ギターの見事さは、ALLMAN BROTHERS BANDにも絶対負けてない!

ハイトーンの熱いシャウト・ヴォーカルと爽快なコーラス・ワークも魅力的な、突き抜けたサザン・ロック!

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XEBEC/CALM BEFORE THE STORM

こちらはオクラホマ繋がりで同州出身のサザン・ロック・バンド。

ツイン・ギター・スタイルのサザン・ロック・バンドには、80年代初頭にも良いバンドがいますが、このバンドは特に一押し!

こちらはLYNYRD SKYNYRDの演奏の中に、突如へヴィー・ウェイト級のボクサーが乱入して来たかのような、アグレッシヴなサウンドがカッコいい力作です。

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LEGEND(SOUTHERN ROCK)/LEGEND

オクラホマ州には良いサザン・ロック・バンドが多いですね。

ファズのかかったギターが荒々しくリフを刻み、ノリの良いリズム・セクションは早足で駆け抜け、軽快なピアノがまぶされた哀愁あるメロディに載せて、どこかうらぶれた男の歌声が響く・・・

夕日の落ちるアメリカの片田舎をドライヴしているようです。

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CROSSROADS/SOUTHERN STRUTTER

テキサスはダラスのスタジオでレコーディングされ、おそらくは自主制作でリリースされた知られざるサザン・ロック作品。

にしても左右チャンネルに分けれたギターの掛け合いのグッとくること!

タメの効いた泣きのフレーズの応酬でこれでもかと畳みかけてきます。アメリカものなのに、この哀愁・・・。あぁ、至福・・・。

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MOREY STORE BAND/CRY FOR THE DREAMER

最後も、79年に自主制作でリリースされたサザン・ハードの激レア盤をピックアップ。

ジャケは簡素ですが、これが鋭いキレ味とウェストコーストAORみたいなメロウさを併せ持った見事な逸品なんですよ~。

特にこの曲なんて、歌声といい芳醇なコーラスといい、とても自主制作とは思えぬ堂々たるサウンド!

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いかがだったでしょうか。

オールマンズやレーナードら代表バンドを軸とするサザン・ロックの大きな流れを確認するには、こちらの「サザン・ロック特集」をご覧いただければと思います。


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そして、ここで取り上げた作品も含むサザン・ロックの発掘リイシュー・レーベルCROSSROAD PRODUCTIONについては、こちらの特集でチェックしてみてください☆


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    米オクラホマ州、タルサのサザン・ロック・バンド、80年唯一作。プライベートプレスでほんの少量リリースした作品とのこと。再生してみると、ファズのかかったギターが荒々しくリフを刻み、ノリの良いリズム・セクションは早足で駆け抜け、軽快なピアノがまぶされた哀愁あるメロディに載せて、どこかうらぶれた男の歌声が響く・・・夕日の落ちるアメリカの田舎をドライヴしているようです。LYNYRD SKYNYRDやMARSHALL TUCKER BANDのファンの方におすすめです。

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