2019年10月9日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは。スタッフみなとです。
今日はジャクソン・ブラウンのお誕生日だそうです。71歳、おめでとうございます。
ジャクソン・ブラウンからスタートして、彼の楽曲をカバーしているアーティストの作品を聴いてまいりたいと思います。
それでは、ジャクソンの最高傑作に挙げられることも多い3rdからまいりましょう。
74年作。
青く瑞々しいメロディとソフトなボーカル、繊細で内省的な歌詞。
前作より加わったデヴィッド・リンドレーの、寄り添うような柔らかいギターも素晴らしいですね。
さてここからは、ジャクソン・ブラウンの楽曲をカバーしている作品を聴いてまいりましょう。
まずはジャクソンの1stアルバムのオープニングを飾るこちらの楽曲から。
71年作。メンバーの意図とは関係なく、プロデューサーのテリー・メルチャーがストリングスなどを重ねたために不評を買った作品でもあります。
クラレンス・ホワイトの歌う素朴で味わい深い「Jamaica Say You Will」、素晴らしいですね。
次は、ジャクソン・ブラウンの73年作『LATE FOR THE SKY』に収録されたこちらの楽曲です。
イーグルスのカバーによって大ヒットした楽曲ですね。
グレン・フライのマイルドなボーカル、カントリー・タッチの軽やかなバンド・アンサンブル、そしてそこはかとなく漂う哀愁…
何度聴いても飽きることのない名曲です。
次も『LATE FOR THE SKY』から。
実に多くのアーティストがカバーしています。
67年作。
ニコの独特の歌い回し、さり気ないギター・ワークに繊細なストリングス…
なんて完璧な「These Days」でしょうか!
ジョー・コッカーとデュエットした『愛と青春の旅だち』の主題歌「Up Where We Belong」で知られる米シアトル出身のSSW、72年作。
伸びやかで情感を湛えたボーカルが良いですね!
ジャクソン・ブラウンは自分のデビューより先に他のアーティストに沢山カバーされていました。
自身の2stに収録の「These Days」は、グレッグ・オールマンのバージョンを参考にアレンジしたそうです。
イアン・マシューズのくぐもった声で歌われる「These Days」…たまりませんね。
最後は、ジャクソン・ブラウンが60年代後半に録音したデモ曲です。
グレッグ・オールマンと、女優でシンガーのシェールとの夫婦(当時)デュオ。77年作。
渋いグレッグのボーカルと、控えめながらも洗練されたアレンジが心地よいですね。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
オールマン・ブラザーズ・バンドでお馴染みのグレッグ・オールマン(Key/G/Vo)と、新婚ほやほやだった女優でシンガーのCherとの夫婦デュオ。77年作。この後、結婚生活は3年あまりで破綻してしまうということで唯一作。オープニングから軽快なメロウ・グルーヴ・ナンバーが炸裂!軽快なギターのカッティング、流麗なエレピやコーラスを掛けたエレキ、そこにからみつくホーン・セクション、そして、ソウルフル&キャッチーな伸びのあるヴォーカル&ハーモニー。ジミー・ウェッブやジャクソン・ブラウンなど、作曲陣も特筆で、サザン・フィーリングと都会的なポップ・フィーリングとがあわさった佳曲がそろっています。ジミー・ウェッブによるグルーヴィーな「We’re Gonna Make It」なんて、スワンプ・ロックのファンもたまらないでしょう!サザン・ソウル、スワンプ・ロック、AORのファンにもオススメな快作!
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