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「宇宙飛行士ジャケ」~『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!~

7月20日は、人類史上初となった1969年の月面着陸からちょうど50年という記念すべき日だとか。

月面着陸といえば、荒涼とした月の大地に星条旗を立てる宇宙飛行士の幻想的な写真が思い浮かびますよね。

それにちなんで、今週は「宇宙飛行士ジャケ」というテーマでFacebookに投稿してまいりました。どうぞご覧ください。

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7月16日(火):BEGGARS OPERA / PATHFINDER

まず最初はスコットランドのプログレ・グループ、BEGGARS OPERAの72年作3rd『PATHFINDER(邦題:宇宙の探訪者)』をご紹介いたしましょう。

1970年に英国Vertigoレーベルからデビューした彼らですが、何と言ってもその最高傑作と言えるのがこの3rd。

武骨に歪んだギターと叙情的でキメ細かいオルガンが絡み合うハード・プログレを基調としながらも、随所に光る繊細なメロディと緻密で壮大なアレンジ…。

Richard Harris「MacArthur Park」のプログレッシヴなカヴァーも披露しつつ、全体を通して文学作品に触れているかのような、重厚で幻想的な作品世界を創り上げているのが見事ですよね。

「pathfinder」とは「先駆者、開拓者」という意味だそうですが、まさに馬に乗って孤独に宇宙を駆ける冒険者の姿が脳裏に浮かんでくるような完成度の高い一枚です。(増田)

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7月17日(水):CANNED HEAT/ FUTURE BLUES

今日ピックアップするのは、キャンド・ヒートの『FUTURE BLUES』です。

戦前のブルース・マン、トミー・ジョンソンの「Canned Heat Blues」にちなんだこのバンドは、熱心なブルース・マニアであるアラン・ウィルソンとボブ・ハイトによって結成されました。

今作はこのあと夭逝してしまうアラン・ウィルソン在籍最後の70年作です。

ブルージーなハーモニカ、今作から加入のハーヴィー・マンデルの奥行きあるギター、そしてボブ・ハイトの巨体から発せられる骨太なボーカルと、飄々としたアラン・ウィルソンのボーカルの対比が魅力的です。

それにしても、星条旗を逆さに立てているこのジャケット、何を意味しているのでしょうか。(みなと)

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7月18日(木):KAIPA / INGET NYTT UNDER SOLEN

本日は、THE FLOWER KINGSで知られるギタリストRoine Stoltが70年代に参加した、スウェーデンのグループKAIPAによる76年2nd『INGET NYTT UNDER SOLEN』をピックアップ!

タイトルは『Nothing New Under The Sun』を意味しますが、宇宙で未知なるものを探すため訓練にいそしむ宇宙飛行士たち、という感じでしょうか。まだ地上ですもんねこれ。

サウンドの方は、1stの延長線上にあるCAMELやYESの影響を色濃く感じさせるファンタジックなプログレ。

となると、このある種リアリスティックなジャケットは一見ミスマッチにも思えそうですが、スケール大きくフレーズを紡ぐギターや時にミステリアスに響くエレピなどが、何となく宇宙の広がりや深遠さをイメージさせる気がしてきます。

冒頭から20分超えの大作で一気に聴き手を作品世界に惹き込む、北欧プログレ史上屈指の傑作です。(佐藤)

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7月19日(金):ROY BUCHANAN / YOU’RE NOT ALONE

最後にご紹介するのは、米国のブルース・ギタリスト、ロイ・ブキャナンによる78年のアルバム『YOU’RE NOT ALONE』です。

このロイ・ブキャナンという人、名前はあまり有名ではありませんが、かのジェフ・ベックやエリック・クラプトンなどの伝説的ギタリストにも影響を与えた偉大なるミュージシャンズ・ミュージシャン。

その特徴は何と言っても愛用のテレキャスターから放たれる、まろやかで、なおかつとてつもない哀愁を含んだエモーショナルなギター・サウンド!

たっぷりと間を活かして繊細なフレーズを奏でたかと思えば時には鋭い速弾きで盛り上がりを見せ、そしてその盛り上がりが最高潮に達した所で「キュイイーン」と魂のピッキング・ハーモニクスが炸裂。一音一音、隅々に至るまで感情の込められたそのプレイには聴き手の時間を止めるほどの威力があります。

さて70年代に彼はコンスタントにソロ・アルバムをリリースしていましたが、この78年作はと言えば商業的に成功を収められず、彼が一時的にソロ活動を休止するきっかけとなってしまった作品。

ジャケのイメージ通りスペーシーなシンセなどの要素を取り入れていたり、また『レスポールとの遭遇』という邦題通りトレードマークのテレキャスターからギブソン・レスポールに持ち替えて録音されたりなど、それまでにない試みに取り組んだ意欲作ではありますが、従来のファンには受け入れ難かったのでしょう。

とはいえ彼のガツンと来るギター・プレイの素晴らしさは全く衰えていないし、レスポールの甘く野太い音色も絶品。幻想的なキーボードに乗せて彼のギターがひたすらにブルージーな旋律を綴る「Fly…Night Bird」の心地よさは彼の楽曲の中でも屈指です。

「ストーンズからの誘いを蹴った男」として知られ、陰でミュージシャンからの尊敬を集め続けてきたロイ・ブキャナン。もっともっと多くの人に聴かれるべき名ギタリストですね。(増田)

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    スウェーデンのみならず北欧を代表するシンフォ・グループ、76年2nd。FLOWER KINGSのリーダー、Roine Stoltが在籍することで知られています。本作は、デビュー作での牧歌的なメロディやクラシカルな持ち味はそのままに、冒頭に21分の組曲を配するなど楽曲構成力を発揮した名作です。Roine Stoltによる端正なギター・アルペジオのイントロから、瑞々しい音色を奏でるエレピと情熱的にむせび泣くヴォーカルによる哀愁溢れる導入部。軽やかにリフを刻むベースとオルガンが絡み合い疾走したかと思えば、テンポを落とし、シンセサイザーと泣きのブルース・ギターがユニゾンする雄大且つメロウなパートが湧き上がるなど、終始惹きつけられる構成が素晴らしい。GENESIS、YESを彷彿させるファンタステイックな叙情を堪能出来る名盤です。

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