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敬老の日!「お爺ちゃんジャケ」大集合!

こんにちは。スタッフ増田です。

本日は敬老の日ということで、お爺ちゃんをモチーフにしたCDジャケットを集めてみました。

ちなみに私の祖父は80歳を超えているのですが、まだまだ現役で仕事を続けており、頭の下がる思いです。
最近なかなか会えていませんが、元気なうちに沢山顔を見せに行きたいですね。

それでは最初の作品に行ってみましょう!

LED ZEPPELIN/LED ZEPPELIN IV

この老人に導かれてロックに目覚めた少年は数知れず。言わずもがな、ロックの教科書に載る大名盤!
老人の絵はロバート・プラントがジャンク屋から仕入れてきたものだそうですが、お爺さん薪が重そうですね。持ちましょうか?

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JETHRO TULL/AQUALUNG(1971)

老人ジャケで最初に思い浮かんだのがこちらだったのですが、老人なのかおじさんなのか、もしくはイアン・アンダーソン自身なのでしょうか。
薄汚い乞食のジャケットに、宗教批判というシニカルなコンセプト。
ロックとトラッド・フォークを融合させた個性的なサウンドも相まって、イアン・アンダーソンならではの世界観がよく表れた傑作です。

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KANSAS/KANSAS(1974)

カンサスといえばこの髭のお爺さん!?後のベスト・アルバムのジャケットにもたびたび登場しています。
内容はこれぞアメリカン・プログレ!という爽やか豪快なサウンドですが、瑞々しい勢いの中にも流麗なヴァイオリンやメロディアスなキーボードをはじめとする楽器陣の演奏力の高さが際立っていますね。
1stながらこの完成されたクオリティの高さ……素晴らしいアルバムです。

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ANGE/EMILE JACOTEY(1975)

フレンチ・プログレの代表的バンドANGEの4thアルバム。
メンバーの親戚であるEmile Jacoteyという老人の話すおとぎ話をテーマにした、牧歌的かつファンタジックなコンセプト作です。
ジェネシスにも劣らずシアトリカルでリリカル、そしてちょっと不思議なサウンドがまさに物語の中へ引き込まれるかのよう。
曲の合間にEmile老人による語りも収録されていますので、耳を傾けてみましょう。

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MEMORIANCE/ET APRES…(1976)

こちらもフランスのグループで、アトールと同じEURODISCレーベルから発売されたデビュー作。
サステインの良いギターやたなびくキーボードの音色が気持ちよく、アグレッシヴさと幻想性が程よく融合したシンフォ・サウンドはアトールにも引けを取らない出来です。
それにしてもお爺さんの構図が同年のカンサス『永遠の序曲』のジャケにそっくりなんですが、偶然なのでしょうか。

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BABY GRAND/ANCIENT MEDICINE(1978)

気持ち悪いけど、だんだんとゆるキャラみたいで可愛く思えてくる(?)野菜のお爺ちゃん。
なんだかB級プログレ感漂うジャケですが、一音聴いたらそのギャップに驚きますよ!
THE HOOTERSのメンバーが在籍したパワー・ポップ/ハード・ロック・バンドの2nd、メロディもアンサンブルも明るく洗練された佳曲揃いの名盤!

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BLONDE ON BLONDE/REFLECTIONS ON A LIFE(1971)

こちらもB級感漂うジャケですね~。ヒプノシスじゃないですよ。60年代末にウェールズで結成されたグループ。
サウンドは一言で言うとアメリカ志向のブリティッシュ・サイケ・フォーク・ロック……ゴチャゴチャしてますが、その通りなんです。
アーシーなブルースに幽玄なフォークを足して、怪しいサイケで割ったようなサウンドはまさに唯一無二!

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MIA/CORNONSTIPICUM(1978)

隻眼なんでしょうか?歴戦の兵っぽいですね。
厳めしいジャケとは裏腹に、内容はクラシカルな幻想美と艶やかなモーグの響きに彩られる、叙情たっぷりのファンタジック・プログレ。
デビュー時若干15歳の天才ミュージシャンLito Vitale率いるアルゼンチンのグループ。恐るべき才能を感じさせます。

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ここからは新鋭をご紹介!

MAURIZIO DI TOLLO/MEMORIE DI UNO SPARRING PARTNER(2015)

悲壮感漂ってますね。HOSTSONATENやMOONGARDENを支えるイタリアのドラマーの2015年ソロ作。
バンコやPFMのメンバーなど豪華なゲストも迎えた本作は、まさにピンク・フロイドとカンタウトーレとが出会ったような逸品。
ドラマチックなのにどこか悲痛な雰囲気の漂う、深みのある音世界……これはフロイド好きにはたまりません。カッコいいです。

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MOBIUS PROJECT/RA ME NIVAR(2014)

こちらもイタリア新鋭ですが、うって変わってジャケはひょうきんにピースしてますね。バンド名にちなんで、メビウスの帯が眼鏡になっている科学者のメビウスさん。
9分を超えるラストの組曲からとめどなく溢れ出る70年代のエッセンスは、新鋭とは思えない「ザ・イタリアン・ロック」な音。
レーベル・インフォによると、キング・クリムゾンやオザンナやアレア、そしてツェッペリンなど70年代プログレ&ハード・ロックに影響を受けたそうで、なるほど彼らもまた「Ⅳ」の老人に導かれた若者だったという事ですね……!?

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いかがでしたか?
今やジャケのみならず、ロックのベテラン・ミュージシャン達本人も「お爺ちゃん」と言われる年齢ですが、元気に長生きして音楽を続けていってほしいものです。

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