2015年3月26日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは、カケレコ店長の田中です。
本日と明日の2日間、ビルボードライブ東京にて、ソフト・マシーン・レガシー公演が行われますね!
先に行われた大阪公演についてWebで調べてみると、どうやら「Hazard Profile」や「Facelift」など過去の名曲も演奏するようです。いやいや、楽しみですね!
ジョン・マーシャルが病気のために来られなくなったのは、彼の手数多くフリーフォームなドラミングのファンとしては残念ですが、代わりのゲイリー・ハズバンドの負けず劣らずの名手ですからね。さらにキース・ティペットもゲスト参加ときたら、これは見なきゃ損!
ロイ・バビントンのダブル・ベースがしなり、ジョン・エサリッジの流麗な速弾きが炸裂する「Hazard Profile」、ワクワクしますね!
ということで、あらためて、SOFT MACHINE LEGACYの2013年最新作をピックアップするとともに、リリースしたアメリカのMOONJUNEレーベルのその他の注目作をご紹介いたしましょう。
予習をばっちりしたら、いざビルビードライブ東京へ!
手数多いフリーフォームなドラミングで『5th』以降のソフツを支えるジョン・マーシャル、アラン・ホールズワースの代わりに参加しながら遜色ないテクニックとセンスで『ソフツ』以降の後期ソフト・マシーンを盛り上げたジョン・エサリッジ、力強くもしなやかなダブル・ベースで『4th』以降のバンドのボトムを支えたロイ・バビントン、そして、唯一の若手ながらロバート・フリップともデュオを組む気鋭のサックス/Key奏者テオ・ラヴィスという4人組となったソフト・マシーン・レガシーによる07年以来の2013年スタジオ作。
『3rd』『4th』期の硬質さ、『6th』『7th』の幻想性や浮遊感、『SOFTS』のテクニカル・フュージョン色が見事に合わさりつつ、現役感ばりばりのエネルギーがつまった集大成といえる快作!
なんと『バンドルス』レコーディング直前に出演したモントルー・ジャズ・フェスティバルの音源&映像の発掘盤も入荷いたしました。
若きアラン・ホールズワースの貴重な姿は必見!
MOONJUNEレーベル一押しのジャズ/フュージョン・ロックのアーティストがインドネシアのDEWA BUDJANA!彼の最新作も新入荷いたしましたよ~。
6万人を動員するトップバンドを引っ張るクリエイターでいながら、ジャズ・ギタリストとしてパット・メセニーにも比肩しちゃう凄い作品をリリースしまくってるインドネシアの奇才。
米ジャズの名手たちと制作した2015年作、まばゆし!
MOONJUNEレーベルが見出したジャズ・ギタリストをもう3人ピックアップいたしましょう。
パット・メセニーからジャンゴ・ラインハルト果てはストラヴィンスキーまで飲み込んだこの才能・・・なんとインドネシアの若手ギタリストとは!
エレキギターなのにまるでシタールのような減衰が印象的なフレーズと、フル・ピッキングの硬質な速弾きフレーズとを織り交ぜたギター・プレイは実にクール!
クリムゾン・ファンは、この英ジャズ・ギタリスト新鋭、注目ですよ~。
米MOONJUNEが見出したウルグアイ出身でニューヨークで活動するジャズ・ギタリスト。
都会的で洒脱なジャズ・アンサンブルに、ブラジリアン・ジャズ的な優美さが加わったジャズ/フュージョン名品ですね。
MOONJUNEといえば、インドネシアのバンドを続々と発掘して世界に紹介していますが、最も優れたバンドといえばSIMAK DIALOGでしょう。
ハットフィールドの2ndに民族打楽器をサンプリングしたとしたら?そんな好グループをインドネシアで発見!
SIMAK DIALOGのギタリストのソロも凄いです。
こ、このインドネシアの新鋭、『DISCIPLINE』期クリムゾンとタメをはれると言っても過言ではない!? 炸裂エスノ・ジャズ・ロックをご堪能ください!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
またお会いいたしましょう。
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ジャズ・ロックは人気ですので、特に高価買取いたしますよ~。
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