GRACE SLICKの80年作ソロ『DREAMS』、オランダのジェファーソン・エアプレインJOHN BASSMAN GROUPの70年唯一作などサイケ注目リイシュー盤をピックアップ！

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サイケデリック・ロックのリイシュー盤が多数入荷いたしましたので、ピックアップいたします！

GRACE SLICK / DREAMS

言わずと知れたジェファーソン・エアプレイン～スターシップの女性ヴォーカル。

80年の2ndソロで、ジョン・レノンやストーンズやジャニス・イアンなどを手がけた名手Ron Frangipaneがアレンジを担当し、グラミー賞にもノミネートされた代表作。

荘厳にたなびくストリングやキーボード、そして瑞々しく弾む管楽器が印象的なスケールの大きなアンサンブル。それに負けない妖艶で伸びやかなグレースのヴォーカル。

シングルにもなったオープニング「Dreams」など、彼女のヴォーカルが冴える佳曲ぞろいです。

JOHN BASSMAN GROUP / FILTHY SKY

ジェファーソン・エアプレイン・スタイルのなんとオランダのグループによる70年唯一作！

エッジの立ったファズ・ギターに、グレイス・スリックばりの仁王立ちシャウトが炸裂するナンバーから、ゆったりとメロウなアコースティック・ギターにユラユラとサイケなエレキがからむウェストコースト・フレイヴァーたっぷりのナンバーまで、本場シスコ産と言っても分からないサイケデリック・ロックを聴かせます。

これは、サイケ・ファンにとって掘り出しものの好盤！

HEP STARS / IT’S BEEN A LONG LONG TIME

スウェーデン出身、ABBAのKey奏者/コンポーザーのBenny Anderssonが居たことでも有名なビート・バンド。

68年リリースの5thアルバムで、録音は67年ロンドン。プロデュースは、Our Productionsであの「音の魔術師」カート・ベッチャーをサポートしたスティーヴ・クラーク。

注目はその楽曲で、アソシエイションやボールルームの既発曲や、後にミレニアムやサジタリウスの作品に収録される楽曲のファーストレコーディング、カートとスティーヴがプロデュースしたトミー・ローの曲など、半分以上がカート関連曲で占められています。

北欧のグループらしいクリアに洗練されたソフト・ポップなサウンドとカートの流麗な楽曲は相性抜群で、ソフト・ロックのファンは驚愕必至。

Benny Anderssonによるオリジナルもまた魅力的で、さすがは60年代をかけぬけて9枚の作品を残したスウェーデンの国民的グループ。

カラフルなジャケ通りのキャッチーなソフト・ロック名品！

STRAWBERRY ALARM CLOCK / INCENSE AND PEPPERMINTS and WAKE UP…IT’S TOMORROW

LA出身のサイケデリック・ロック・バンドの67年のデビュー作『Incense and Peppermints 』と68年の2nd『Wake Up…It’s Tomorrow』をカップリングした2in1CDもリイシュー。

このバンドの魅力はビーチ・ボーイズ meets ドアーズと言えるような、バブルガムなポップ・フィーリングと痺れるサイケデリック・サウンドとの絶妙なブレンド。

ドアーズばりに自己主張しているオルガン、フリーキーに鳴らされるファズ・ギターはこれぞサイケデリック・ロックな響きですが、ヴォーカルはびっくりな胸キュンもので、ハーモニーもエヴァーグリーン。

バブルガム・サイケ名作！

EQUIPE 84 / ID

イタリアの『オデッセイ＆オラクル』と言えるユーロ・サイケ・ポップ盤がボーナス・トラックたっぷり11曲を付けてリイシュー！