アンプやPAの進化とともに増大していく音量。それとともに、ギターがバンド・アンサンブルの中心となり、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンをはじめ、数々のギター・ヒーローが生まれました。
サイケデリック・ムーヴメントに刺激されて覚醒していくミュージシャンの表現欲求がサウンドの大音量化と化学反応を起こし、長尺のインプロヴィゼーションによるブルース・ロックがロック・シーンの中心となります。その中で、ジミ・ヘンドリックスやクリームやジェフ・ベックたちが、70年代のハード・ロックの礎と言える傑作を多数生み出しました。
それとともに、カラフルなサイケデリック・ムーヴメントの反動としての、ブルース、カントリー、ソウル、ジャズなどルーツ・ミュージックへと回帰したバンドも生まれ、ザ・バンドのデビュー作やバーズ『ロデオの恋人』など、シンプルで芳醇な作品も多数誕生しました。
表現形態、音量、精神性において、ロックの表現が一気に拡大した1968年を特集!
ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、彼ら一流の音楽センスで咀嚼し、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応そのままに一気にぶちまけた、才気みなぎる大傑作。
68年の3rd。ブルース、R&B、ジャズなどのブラック・ミュージックと、サイケデリックな時代の空気が化学反応を起こし、Jimi Hendrixの肉体を通してスパークしたような渾身の傑作。Jimi Hendrixの最高傑作であり、ロック史上に燦然と輝く金字塔。
サイケデリックな前作から一転、英ブルース・ロック・ムーヴメントにも呼応し、ブルースをルーツにしたアーシーなサウンドへと回帰。ロック的ダイナミズムも増し、ストーンズの代表作の一つとなった傑作。
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーによる英ロック最強とリオ。R&Bが増幅してブルース・ロックとなり、そこにサイケやジャズのエッセンスを取り入れて進化&深化したブリティッシュ・ハード・ロックの一つの礎。「ホワイト・ルーム」「クロスロード」収録の歴史的傑作!
ブルースブレイカーズにエリック・クラプトンの後がまとして加入し、ロンドンのブルース・ファンを唸らせた天才ギタリスト、ピーター・グリーン率いるグループで、英ロック・シーンにおいてブルース・ロックの隆盛を確立した作品。ピーター・グリーンのセクシーでエモーショナルなギターは絶品。
ヤードバーズを脱退したジェフ・ベックがロッド・スチュワートやロン・ウッドを迎えて結成したグループ。ブルースをベースにスピーカーを突き破らんばかりのスピーディーかつ重量級のアンサンブルは、ハード・ロックの源流。ツェッペリン・サウンドにも刺激を与えた名作!
天才スティーヴ・ウィンウッドがデイヴ・メイソン、ジム・キャパルディなどと組んだグループ。68年作2nd。前作のサイケ色は無くなり、アーシー&ソウルフルなサウンドの中に演奏の巧みさ、バンドが持つ絶妙なグルーヴが際立っています。バンド最高傑作。
ヒットした「ふたりのシーズン」で有名ですが、その名曲を凌駕する珠玉の名曲がこれでもかとつまっていて、曲の良さでは『サージェント・ペパーズ〜』を凌駕している、と言っても過言ではありません。名ソングライター・コンビによるマジカルなメロディ、スモーキーかつ透明感いっぱいの歌声、ストリングスやハープシコードが彩る気品に満ちたアレンジが光り輝く英ロック金字塔!
ビートルズ『サージェント〜』影響下のサイケデリック・ムーヴメントに呼応して作成されたスモール・フェイセス版コンセプト作であり、R&B、ソウル、サイケがブレンドしたエネルギッシュかつアーシーでカラフルな曲が光る傑作。
イギリスの田園風景と市井の人たちに対するレイ・デイヴィスの温かな眼差しとイギリス階級社会への批評精神に根ざしたコンセプト作。郷愁いっぱいのメロディとアンサンブルに心が和むキンクス最高傑作。
ザ・フーの『トミー』に先駆けた「ロック・オペラ」の金字塔。サイケデリックながらカラフルさはなく、フリーキーで混沌としたサウンドがロンドン・アンダーグラウンドの熱気を伝える骨太な名作。
ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジによるクリームにも負けない英ロック屈指のトリオ。ロンドンのUFOクラブでの熱気とジャズに根ざした知性とが科学反応を起こした68年とは思えない先鋭的な傑作。
68年作。ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、彼ら一流の音楽センスで咀嚼し、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応そのままに一気にぶちまけた、才気みなぎる大傑作。洗練された前作「Sgt.Pepper's 〜」の反動からか、音を整理することなく、それぞれのメンバーのアンテナが向かうままに、剥き出しの音が鳴らされています。アルバム全体の統一感こそ薄いですが、1曲1曲はかなり尖っています。あのビートルズの、あのメンバー達の「アンテナ」が閉じこめられてるんですから、そりゃ、半端ではなくエネルギッシュ。
紙ジャケット仕様、2枚組、SHM-CD、09年デジタル・リマスター(ステレオ盤)、英語・日本語ブックレット付仕様、オリジナルポスター・メンバーポートレート付き仕様、定価3752+税、ステッカーなし(初回盤かアンコール盤か不明)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯ミシン目に沿って切れ目あり、ジャケット若干経年変化によるヤケあり
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
68年8月発表の、スタジオ盤とライヴ盤を合わせた、彼らの唯一の二枚組みアルバムであり、最大の意欲作。スタジオにおける実験性や革新性と、怒濤の如く白熱した演奏が詰まったアルバムです。プロデュースは引き続きFelix Pappalardi。より脱ブルース色を狙ったロック・アルバムとなっており、時代の風を受けたカオスティックなジャケット共々、いかにも68年当時らしいサイケデリックな実験色の濃い楽曲を多く収録しています。今日においても決して解り易いとは言えない本作が、全米第1位を記録し得たことは、ロック史上特筆すべきことでしょう。内容の方はスタジオ編、ライヴ編が各1枚づつという2枚組。ライヴ感覚旺盛な後半ではERIC CLAPTONのギター・リフがカッコイイ超名曲「CROSSROAD」(伝説のブルースマン、ROBERTJOHNSON作)、前者のスタジオ編では人気曲「WHITE ROOM」が聴きどころ。ジャジーでブルージーなインプロヴィゼーションが冴え渡る屈指の大名盤です!
SHM-CD、マスター2010年、2枚組、定価2286+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なケースツメ跡あり
68年の3rd。ブルース、R&B、ジャズなどのブラック・ミュージックと、サイケデリックな時代の空気が化学反応を起こし、Jimi Hendrixの肉体を通してスパークしたような渾身の傑作。Jimi Hendrixの最高傑作であり、ロック史上に燦然と輝く金字塔。
紙ジャケット仕様、97年マスター採用、定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な圧痕あり
68年作の4th。ザ・フーの「トミー」と並ぶロック・オペラの金字塔。レイト60sの波を受けて、逆回転などのテープ処理を用いたサイケデリックな装いが前面に出ていますが、トウィンクのフリーキーなドラムなど、かなりアンダーグランド臭漂う混沌としたサウンドが持ち味。サイケ・ポップ的なカラフル感よりも骨太なロック感が印象的です。演奏のダイナミズムなど、バンドとしての技術とスケールの大きさを感じさせます。傑作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり、若干いたみあり
68年作。前作『Satanic Majesties』から一転して、ブルースをルーツにしたアーシーなサウンドへと回帰。「悪魔を憐れむ歌」や「Street Fighting Man」などストーンズらしいエネルギッシュなナンバーはもちろん、ブルージーなナンバーもコクのあるアンサンブルが光る。代表作となった傑作。
95年規格、ステッカー付仕様、定価2136+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ステッカー無し、レーベル面に指紋あり、帯に折れあり、カビあり
95年規格、ステッカー付仕様、定価2136+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯に若干折れあり、ステッカーついていません
スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、ボブ・ラドウィックによる18年デジタル・リマスター、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、若干側面部に色褪せあり
サイケデリック・カルチャーが世を席巻した67年の翌年68年にリリースされた、SMALL FACESのコンセプチュアル・サイケデリック・アルバム。コックニー(=ロンドンの下町イースト・エンドに住む労働者階級)の伝統や仲間意識、地域の暗号を秘めた諧謔精神溢れる、生粋のイースト・エンド・モッズとしてのプライドに満ちた大傑作!後半、7曲目から12曲目はコックニーに伝わる「月の出る夜に、月を捕まえようと旅に出た男、ハピネス・タン」の物語を中心に据え、モッズ・バンドの枠を超えた芸術性と、黄色い声の鳴り止まないアイドル人気とが両立した、稀有な季節に描かれた作品と言えるでしょう。アイデアそのものは、STEVE MARRIOTとRONNIE LANEのゴールデン・ソングライティング・コンビがドラッグだか酒だかをキメながらの馬鹿話の中でコックニーの伝承を歌にして遊んでいたのが、事の発端だとか。ブリティッシュ・トラッドからカントリー、ヴォードヴィルにまで意欲的に取り組んだイミディエイト時代、彼らのルーツが存分につまった後期SFの代表的傑作です!
背ジャケ元から無し、定価2394
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、スレあり
天才スティーヴ・ウィンウッドがデイヴ・メイソン、ジム・キャパルディなどと組んだグループ。68年作2nd。1stでのサイケ色は無くなり、シンプルなフォーク・ロック・サウンドになったことで、演奏の巧みさ、バンドが持つ絶妙なグルーヴが際立っています。デイヴ・メイスンの作曲センスも特筆もので、特に「Feelin'Alright?」は、後のソロ作を彷彿とさせる憂いのあるメロディとシンプルながらメロディの魅力を倍増させるギターワークが堪能できる名曲。
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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