レコード・コレクターズ2017年5月号特集「『レココレ』読者が絶対に聴くべき21世紀の名盤」
より、60〜70年代に活動したベテラン・ミュージシャンが長い時を経てリリースした作品をピックアップ!
長い時間が流れる中で熟成された、はたまた時間が流れたのを感じさせないような作品など、お楽しみいただければ幸いです。
37年の時を経てリリースされたビーチ・ボーイズの未発表作。67年にリリース予定だった未完成作を、ブライン・ウィルソンがヴァンダイク・スパークスらとあらためて制作し直し、ソロ名義でリリース。美しいメロディーとハーモニーときらめきと・・・終始引き込まれてしまう傑作です!
英フォークの傑作を70年にリリースして以来、実に35年ぶりにリリース。ネットオークションで自分の作品が高値で売られているのを見たことが若手ミュージシャンとの交流のきっかけになり本作が出来たそうですから、驚きですね。それにしても時の流れを感じさせない無垢な歌声にはただただ感動です。
71年リリースのスワンプ・ロック傑作から32年ぶり。若かりし頃は武骨な声が印象的でしたが、力強くも程よく柔らかさが加わった声が優しく胸に響きます。
アルバムの後半にはピート・タウンゼント作の短編小説を元にしたロック・オペラが収録されている24年ぶりのアルバム。ドラマティックな曲と迫力の歌声はさすがです。
喉頭癌により歌うことが困難になっていた状態から復活を果たし、25年ぶりの作品。アコギやマンドリン、フィドルなどによる素朴で温かみのある演奏で、リヴォンの声に寄り添うような娘さんのコーラスがまた胸にしみます。
あのソフト・ロック超名盤から約40年ぶりのアルバム。3人のハーモニーはさすがに少し落ち着いた雰囲気ですが、変わらず美しく、優しさと幸せに包まれます。
謎に包まれた米アシッド・フォークの傑作として愛されてきた『PARALLELOGRAMS』から44年ぶりにリリースされたアルバム。透明感ある歌声も幻想的な雰囲気も変わりません。それにしても美声というのはこうも変わらないものですかねぇ。
なんと41年ぶりの作品!日本での発掘音源アルバム発売や来日公演を通し、日本の音楽ファンの想いが制作につながったということも感動ですね。ピアノとヴォーカルのシンプルな演奏を中心とした作品で、穏やかな歌声がゆっくりと心にしみこんで癒してくれます。
23年ぶりのソロ・アルバム。枯れた歌声が際立ってカッコよい!程よく力の抜けたアップ・テンポの曲やスロー・テンポのブルースやバラードなどじっくり味わって聴きたくなります。
結成50周年を記念して20年ぶりにリリースされたアルバム。XTCのアンディ・パートリッジやノエル・ギャラガーやポール・ウェラーらが楽曲提供しています。デイビー・ジョーンズはいないものの、ポップなメロディーとミッキー・ドレンツの歌声は十分に昔のモンキーズを思い出させてくれ、心躍ります。
スリップケース・ブックレット付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケースに若干圧痕あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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