前年の『スーパー・セッション』を実演したロック史上に残るライヴ、68年9月録音。
69年発表の2nd。前作1stでアル・クーパーは脱退するも、ジャズ/ソウルとロックの融合という意志を貫き、一気に洗練を極めたブラスロックの傑作。
カントリー・ロックを打ち立てた68年の傑作『ロデオの恋人』の次作となる69年作。前作後にグラム・パーソンズとクリス・ヒルマンが脱退し、オリジナル・メンバーはロジャー・マッギン一人となるも、前作の作風を受け継ぎカントリーとサイケが交わったライヴ感のあるサウンドを聴かせています。
中心人物であるブライアン・ウィルソンが半リタイアに陥っていた時期に、他メンバーが彼の穴を埋めるように個性を発揮して制作された一枚。彼らが元から持っていた溌剌とした明るさが全面に出た作風となっています。表ジャケットはブライアン抜きの5人の写真。
パンクの祖と呼ばれるデトロイト産ガレージ・ロック・バンドによる衝撃のデビュー作。純粋かつ破壊衝動みなぎる「生の瞬間」を切り取った、音楽的反骨精神に満ち溢れるライヴ盤。
ブルー・アイド・ソウルの代名詞的グループ、2枚組でリリースされた大作志向の69年作。明るい曲調とは裏腹に、キング牧師やロバート・ケネディ暗殺事件などアメリカの政治情勢にも言及したメッセージ性の強いコンセプト・アルバム。
サンフランシスコ出身のサイケデリック・ロック・グループ、69年2nd。グレイトフル・デッドにも通ずる長尺のインタープレイを取り入れ、ライヴ・バンドとしての魅力を発揮した一枚。
米カントリー・ミュージシャン、全米カントリー&イージー・リスニング・チャート両方で1位を獲得したアルバム。
自国のルーツであるカントリー・ミュージックの追求のためバーズを脱退したグラム・パーソンズ&クリス・ヒルマンが結成したグループのデビュー作。バーズ時代にも増してアーシーなカントリー・テイストを強めつつ、ファズで歪ませたペダル・スティールなどパーソンズならではのアイディアが光ります。
早逝の名SSW、69年作。ビブラフォンやマリンバを多用し、白昼夢のような幻想性に満ちた実験的アシッド・フォークを展開。
詩人/作家としての顔も持ち、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして尊敬を集めるカナダの名SSW、69年作。
前作からのカントリー・ミュージックへの傾倒が顕著になった9作目。音楽性もさることながら、それまでのしわがれ声が別人のような滑らかな美声になってしまった事も特筆。休養期間を経て見つけ出した、ディランの新たな道筋を示した一枚。
元祖白人速弾きブルース・ギタリストのひとり、メジャー・デビュー作。軽やかに縦横無尽に弾きまくるエレキ・ギターと喉から絞り出すようなソウルフルな歌声は唯一無二。
BS&Tとともにブラス・ロックを代表するグループによる2枚組デビュー作。ソリッドなブラス、ジャジーなピアノを大胆に導入した高度な音楽性はもちろん、68年にシカゴで行われた民主党大会をテーマにした「流血の日(1968年8月29日)」など、当時の情勢を反映した政治的メッセージ性も強い大作。
ジュディ・コリンズに取り上げられヒットし、フェアポート・コンヴェンションもカヴァーした初期の名曲「青春の光と影」を収録。自画像をあしらったジャケのイメージ通りに内省的で陰影に富んだ名作。
ダニー・ウィットン率いるクレイジー・ホースを従えたロック的ダイナミズム溢れる名作2nd。ニール・ヤングのワイルドなギター・ワークが堪能できるラウドなナンバーからアコースティックなフォーク・ロックまで、名曲揃いの代表作。
フランク・ザッパのレーベルSTRAIGHTから発表した69年1st。ジャケからもお分かりの通り後のおどろおどろしいハード・ロック・アイコンとしての特色はまだなく、サイケを引きずったカラフルで実験的なアート・ロック・サウンドを展開。
元バッファロー・スプリングフィールドのリッチー・フューレイとジム・メッシーナを中心に結成されたウエストコースト・ロックの名グループ、69年デビュー作。カントリー・ロックの流れを汲みつつも泥臭さはなく、ハイトーン・コーラスをフィーチャーした西海岸らしい爽やかなサウンドが特色。
バッファロー・スプリングフィールドのSteven Stills、バーズのDavid Crosby、ホリーズのGraham Nashが結成したグループの69年デビュー作。3人が自由自在に紡ぎ出す豊かなメロディと奇跡的なハーモニー。英米のフォーク/ロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた歴史的名作。
米フォーク界きっての鬼才ダン・ヒックス率いるバンド、デビュー作。
ボズ・スキャッグスとジム・ピーターマンが抜け、ベン・シドランが加入した3rd。たまたま同じスタジオに居たポール・マッカトニーがレコーディングに参加した楽曲「Celebration Day」や「My Dark Hour」に、後の大ヒット曲「Fly Like An Eagle」の原型を見ることができます。
ザッパと並んでインプロヴィゼーションをロックの文脈に捻じ込んだ、偉大なるアヴァンギャルド・ロック・ミュージシャンが世に放った歴史的問題作。ビーフハートが演奏経験のないピアノで作曲した難曲を再現するために、バンドメンバーがロサンゼルス郊外のレントハウスに缶詰となり、金銭・食料的にも困窮しながら作り上げたという狂気の傑作。
紙ジャケット仕様、Blu-spec CD、12年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2200
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無
11年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲、歌詞対訳なし、定価1000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無
「いつまでもジャムってんじゃねえよ!早いとこ引っ込みな!」そんな意味不明なアルバム・タイトルで華々しいデビューを飾った、MC5の最初の起爆点!68年、デトロイト出身のロックンロール・バンドとしてキャリアをスタートさせた彼等ですが、後世ではその生々しくも激しくのたうつ演奏から、パンク、ガレージ・ロックの元祖とも賞されています。そんな彼らの最大の威力は、やはり生のライヴ。そのハイ・ボルテージな一瞬間を捉えた本作は、後のハードなロックンローラー達に、ジャンルを超えて影響を与えて来ました。音楽が一方で根源的に持っている、破壊衝動、荒々しくも暴力的な衝動がエレクトリック・ギターの轟音に昇華されて行きました。この純粋にハイを目指して突き進む理屈のいらない美しいロックンロールが、音楽的反骨性の精神的支柱としてリスペクトされ続けているのです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、カビあり、ケースにスレあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |