2020年9月4日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
九州地方に記録的大規模の台風が接近しているようですね…。西日本の皆様、くれぐれもお気を付けてお過ごしください。
さて、今週も新譜からリイシューまで新品CDが多数入荷いたしました!注目はコチラ。
「COMING OF AGE」などCAMELのDVD制作に関わったKey奏者による10年ソロ、ボーナス・トラックを追加した20年リイシュー盤が登場!
Andy Latimer御大が参加して名演を披露しているし、メロトロンも駆使した美麗なサウンドメイクもセンス抜群。
ずばりCAMEL系シンフォの最高峰と呼べる傑作!ちなみに新作も近日入荷予定です!
他にもまだまだCAMELファンにおすすめの新入荷作品ございます!
現在CAMELに在籍中の英マルチ・プレイヤーPete Joneによるソロ・プロジェクト、新曲6曲を収録した2020年リリースのEP+DVD。
コロナウイルス影響下の世界情勢に対する表明として制作されたという本作。
しかしそのサウンドはGENESISやCAMELへの愛情に溢れた、らしさ満点の輝かしきシンフォニック・ロック!
20年作『BINARY SUNS(PART1 – OPERANT CONDITION)』が当店で好評を博した、マルタ島出身・チェコ在住のミュージシャンを中心とするグループ。彼らの16年作がめでたく再入荷!
心にスッと染み込んでくる叙情的なメロディや暖かみあるヴォーカルに、エモーショナルなギター。
GENESISやCAMELからMOON SAFARIまで、メロディアスなプログレのファンは是非ご一聴を!
ここからはCAMELのDNAを受け継いだ新旧の名作をピックアップ。
オランダのグループの77年自主制作盤だって!? えっ、レベル高い!
どこを切り取ってもメロディが溢れ出してきて、キャメルのファンにはたまらない叙情派シンフォ。
ブラジルの名シンフォ・バンドBACAMARTEのフルート奏者が参加した新鋭グループ、17年デビュー作。
初期キャメルと重厚なバロック音楽が融合したようなスケール溢れるシンフォニック・ロックが凄い…。
GENTLE GIANTと『BREATHLESS』の頃のCAMELを合わせてフュージョンに接近させたような、涼やかでファンタスティックなサウンドが魅力的。
多国籍プログレ・グループによる、テクニカルかつイマジネーション溢れる19年作!
いかがでしたか?こちらの記事もどうぞ!
ブラジリアン・シンフォの歴史に輝く83年の名盤で知られるBACAMARTEのフルート奏者Marcus Moura、90年代以降のブラジルを代表するシンフォ・バンドQUATERNA REQUIEMのドラマーClaudio Dantasらが結成したバンドによる2017年デビュー作。フルートとギターがリードするCAMEL直系のメロディアスなシンフォニック・ロックに、BACAMARTEやQUATERNA REQUIEに通じるクラシック音楽/バロック音楽の典雅さ格調高さを加えた、構築性に富んだ壮大過ぎるサウンドが圧巻!リリカルで少し陰影がかかった美しい音色のフルート、アンディ・ラティマーを受け継ぐ一音一音から叙情が零れ落ちるようなエモーショナルなギターが紡ぐCAMEL愛たっぷりのアンサンブルと、バックで響く分厚いシンセ、オルガン、ピアノなどのキーボード群が演出するバロック音楽の厳粛な音世界が重なり合う音楽性に、シンフォ・ファンならば興奮しっぱなしでしょう。特筆は何と言っても52分に及ぶ大作組曲。キーボードもアンサンブルに加わり、テクニカルな疾走パート、芳醇に広がるシンフォ・パート、典雅な味わいの中世音楽パートを行き来しながら巧みに描き出されるスケール溢れるシンフォ絵巻があまりに素晴らしい。BACAMARTE、QUATERNA REQUIEM両バンドのファンは勿論、初期CAMELファンにも是非オススメしたい一枚!
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
レーベル管理上の問題により、デジパック仕様に若干圧痕がある場合がございます。予めご了承ください
「COMING OF AGE」などCAMELのDVD制作に関わったKey奏者David Minasianによるソロ。2010年作。注目は、Andy Latimerの参加。叙情性豊かなキーボード、ゆったりとたゆたうような美しいメロディ、そこに溢れ出すAndy Latimerによる泣きのギター。全編に詩情が溢れる見事なリリカル・シンフォ。それにしても素晴らしいメロディ・センス!CAMELファン必聴!
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!