2020年7月17日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: プログレ新鋭
こんにちは。スタッフ増田です。
少し前の話になりますが、イタリアの巨匠エンニオ・モリコーネが亡くなってしまいましたね。
私はモリコーネの作る西部劇音楽が大好きで、元気が欲しい時によく流していました。『続・夕陽のガンマン』のテーマを流すと、まるで自分がクリント・イーストウッドのようなカッチョイイ男になった気分に浸れます。どうしてあんなに力強く、どこか泥臭く、それでいて熱い曲が書けるのでしょうか…。ご冥福をお祈りいたします。
さて、売れ筋や新入荷の中からオススメの作品をご紹介する「日々是ロック」。
本日は初期GENESISやCAMELのファンにオススメのリリシズム溢れるシンフォ作品をピックアップいたしました!
シンフォ・ファンは是非チェックしてみて下さい。まずはこの作品!
92年デビューのフレンチ・シンフォ・グループ、「ジェヴォーダンの獣」をテーマにした20年11th。
仏語の耽美でアンニュイな響きを生かしたVo.などフレンチ・シンフォの雄ANGEに通ずるサウンドが特色ですが、粛々としたシンセをフィーチャーした幻想的なパートなどはGENESISファンにも響きそう!幻想性たっぷりのシンフォ逸品です。
こちらの作品もまだまだ注目!現英国シンフォ髄一のバンドによる20年作3rd!
現イギリスに、こんなにも英国田園風景を想起させるリリカルで牧歌的なシンフォがあったなんて…。
GENESISからMOON SAFARIまで、瑞々しく叙情的なシンフォ・サウンドが好きなら必聴!
こちらは現CAMELの一員に抜擢された英国の天才key奏者によるライヴ作品!GENESISやCAMELファンならグッと来てしまうこと間違いなしです。
CAMELの一員に抜擢された盲目の天才マルチ・プレイヤーによるソロ・プロジェクト、待望の初ライヴ作品!
GENESISやCAMEL影響下のサウンドに現代的なクリアなキャッチ―さを注入した、マジカルなシンフォニック・ロックはライヴで一層躍動感いっぱいに迫ってきて素晴らしい!
次は北欧から、こちらの20年作!
CAMELゆずりの叙情性に、神秘的な北欧民族音楽を織り交ぜたサウンドはどこまでもファンタジック。
SAMURAI OF PROGのドラマーによる息をのむような傑作!
以下の19年作もまだまだ注目です!
HAPPY THE MAN~OBLIVION SUNのkey奏者による、同2バンド人脈勢ぞろいの19年プロジェクト作!
HAPPY THE MANはもちろんGENESISやCAMELにも通ずる壮大でファンタスティックで透明感いっぱいの音世界を作り上げていて、とにかく素晴らしいです…。
CAMELとGENTLE GIANTを混ぜてジャズ・ロック寄りにしたようなサウンドが良いなあ。
ENTLE GIANTのトリビュート盤にも参加する米ミュージシャンを中心とした多国籍グループ、19年作2nd!
いかがでしたか?気になる作品が見つかれば幸いです!
聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
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注目の多国籍シンフォ・プロジェクトSAMURAI OF PROGのパーマネント・メンバーとして活動するフィンランド出身ドラマーによる2020年ソロ作。IONAのギタリストDave Bainbridge、STERN MEISSENにも参加したサックス奏者Marek Arnold、ユニット作『GULLIVER』でもプレイしたスペインの実力はギタリストRafael Pachaなど腕利きが参加。CAMELを彷彿させるファンタジックで気品たっぷりのシンフォニック・ロックに、ジャズ/フュージョン的な滑らかさや、北欧フィンランドらしい神秘的な民族音楽エッセンスを加えたスタイルは大変完成度高いです。優雅な聴き心地の中に耳を惹くクリエイティヴなサウンド作りが光ります。リーダーによる安定感と躍動感がバランスした見事なドラミングも聴き物!
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