構築的な楽曲アレンジ、美しいコーラス・ワーク、そして華やかな音像で「フランスのYES」などと評されている、フレンチ・シンフォニック・ロックを代表するグループの74年デビュー作。その内容は一聴してテクニカルさが分かる高度な演奏技術に裏打ちされたシンフォニック・ロックとなっており、デビュー作とは思えない完成度を誇る傑作です。フランス産グループに多く見られる輪郭のぼやけた雰囲気は一切無く、リズム隊を中心にした荒々しいサウンドとストリングス・シンセサイザーを中心とした叙情性で一気に畳み掛ける圧巻のサウンドです。
LOCANDA DELLE FATE/FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU
イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作
1990円(+税)
KING CRIMSON/IN THE WAKE OF POSEIDON
衝撃のデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚
3590円(+税)
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォ・プログレの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
ノルウェー、YESからの影響を感じるキャッチーかつファンタスティックな北欧プログレ、74年作
イエスからの影響が強いアルゼンチンの名グループ、77年作2nd
スイス出身バンドによる81年唯一作、YES系統のファンタスティックな愛すべきシンフォ・プログレ好盤
元クリムゾンのイアン・マクドナルドによるプロデュース、メロディアスな米プログレ、75年作
スウェーデンのシンフォニック・ロック・バンド、74年唯一作、イエスやジェネシスやベガーズ・オペラを彷彿させる名盤
ジャーマン・シンフォの名バンド、77年リリースの4th
オランダを代表するプログレ/ポップ・ロック・グループ、74年作2nd、イエスやジェントル・ジャイアント+ELOやパイロットと言える名作!
「スイスのYES」と評されるトリオ・グループ、ユーロ・シンフォの名盤、76年作1st
世界各国の素晴らしきイエス・フォロワー作品を巡ってまいります!
コーラスワークが作品の魅力に一役買っているプログレ作品を、70年代から現代まで幅広く取り上げてまいります!
投稿して頂いた、皆様の17年の愛聴盤を発表いたします!
ヨーロピアン・ロック・フェスティヴァル VOL.2@東京国際フォーラム(4/26)ライヴレポート
4月26日、東京国際フォーラムにて開催された「ヨーロピアン・ロック・フェスティヴァル VOL.2」を観てまいりました!参加4バンドによる5時間超に及んだ熱気みなぎるステージの模様をお伝えしてまいります!
【改訂】アトール/組曲「夢魔」から巡る世界のプログレ探求紀行
アトールの2nd『組曲「夢魔」』を出発点に、他の作品へとカケハしながら、世界のプログレをレコメンドしてまいりましょう。
フランスを代表するプログレ・グループ、アトールの75年作2nd『L'ARAIGNEE-MAL』(邦題:組曲「夢魔」)をピックアップ!
ユーロ・辺境国のプログレ名男性ヴォーカルをピックアップ!
英米プログレ界の実力派/個性派名男性ヴォーカルを大特集!
ドライヴィングな演奏に爽快感あるメロディ、美しいハーモニー。そんなイエス・サウンドに影響を受けた好作品を世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 帯無
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yes_90125さん レビューをすべて見る
日本のユーロ・ロック人気を決定づけたバンドのひとつフランスのATOLLが74年に発表したデビュー・アルバム。
次作「L'ARAIGNEE-MAL」や3rdアルバム「TERTIO」と比較すると若干分が悪く、私もこの2作の後に聴いたので、あまり良さを感じていなかった。
しかし、あらためて聴いてみるとこれが意外に良い。
確かに2ndほどの緻密な構成力は見せていないが、組曲形式の2曲目「Le Baladin Du Temps」や、3曲目のタイトル曲など印象的な曲が並んでいる。
「フランスのYES」と言われていて「全然違うじゃん」と思っていたけれど、本作は少しYESに近いかも・・・。
Andre Balzerのハイトーン・ヴォイスに、きれいなコーラスワークが重なり、シンフォニックなキーボードとしっかりしたリズム隊がそれを支え、ゲストでフルートやサックスも加わる。
これまでは「次作を予感させるものはあるが、シンプルなロック作品」というイメージだったが、そんなことはなかった。
つまり、2nd&3rdの出来が飛び抜けているので、後から聴いて比較評価をしてしまった結果で、この作品を最初に聴いていたら、印象もだいぶ変わったのだろうなと思う。
私が持っているCDは、ライヴ4曲のボーナス・トラックが入った輸入盤。
さすがに音質は良くないが、ファンの熱狂ぶりは感じることが出来る。