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MAXOPHONE (ITALIAN LYRICS VERSION)

MAXOPHONE

AMS138CD(AMS

発売当時、イタリア語版と英語版がリリースされましたが、本CDはイタリア語ヴァージョンです。紙ジャケット仕様、リマスター、ボーナス・トラック2曲。

評価:48 4件のレビュー

イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。

イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース

単発ながらイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤を生み出したグループによる75年作。非常にポピュラリティーに富んだ名作であり、バンド・アンサンブルに加えてヴァイオリン、チェロ、サックス、フルートといった管弦セクションを充実させ、ロックのダイナミズムとクラシカルな彩り、そしてアコースティックな音像が醸し出すイタリア叙情と言う点で、まさしくイタリアン・プログレッシブ・ロックの最高峰に位置する作品です。同郷PREMIATA FORNERIA MARCONIや、やはり単発ながら叙情的な名盤を作り上げたLOCANDA DELLE FATEの牧歌性にも共通する質感を有しており、また、メロディアスなボーカルはイタリアン・カンタトゥーレとしても絶品です。

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    帯【有】 解説【有】

    盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

    状態: | 良好 | | 不良 |

    帯中央部分に色褪せあり、小さいカビあり

    イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース

    イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。

  • 帯【無】 解説【有】

    盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

    状態: | 良好 | | 不良 |

    帯無、ケースツメ跡・若干カビあり、ホチキス跡あり

    イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース

    イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。

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レビュー一覧

評価:5 管弦楽が加わった強烈な個性(7 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

70年代のイタリアのロック選をやるとPFMやバンコを押しのけて必ず上位に入ってきます。デビューが他のグループに比べて遅く、イタリアのアート・ロックのブームが退潮期にあったため一枚きりでキャリアを終えました。しかし、音楽性は先行するバンドの良い点ばかりを集めた印象で、さらに管弦楽が加わった強烈な個性をもっています。2005年には、このアルバムのアウトテイクを集めたCDと当時のライブを収録したDVDのパッケージが出て、ファンを泣かせました。

ゲスト・プレーヤーの参加があるものの、主として演奏するメンバーが6人。フレンチ・ホルン、トランペット担当のマウリチオ・ビアンキーニと、クラリネット、フルート、サックス担当のレオナルド・キアヴォーネがとてもいい仕事をしています。たたみかけるアンサンブルが一転してコーラス・ハーモニーになったり、ほのぼのとしたブラスのファンファーレが一転してジャズ調のインタープレイになったりします。メンバーの素養は主としてジャズにあるようです。

現在でもHPが開設されています。年老いたメンバーが未だにライブもこなしているようですが、スタジオ演奏家として食いつないでいるのでしょうか。でも思うのは、こうした高性能な作品の存在があって、フラワー・キングズやドリーム・シアターの隆盛につながっているのだろう、ということ。イタリアの片隅でマニア向けにアピールしていた作品…では全然ありません。

ナイスレビューですね!

評価:4 鋭敏な音が魅力(3 拍手)

akagiさん レビューをすべて見る

まず、ジャケットの美しさに見惚れてしまう。

音の印象は、他のイタリアものに比べると硬さを感じる。
鋭敏な音で勝負している。
ボーナスの2曲にも大拍手。

ナイスレビューですね!

評価:5 イタリアンロックの美点が全て入った名盤(3 拍手)

purebluesさん レビューをすべて見る

イタリアンシンフォバンドの唯一作。75年発表。
イタリアンプログレの衰退期にリリースされた、まさに「イタリアンロック最後の名盤」と呼ぶにふさわしい脅威の完成度です。
基本はやはりジェネシス的な叙情にあふれたシンフォなんですが、ダイナミズムにあふれた泣き一歩手前のギター、いかにもイタリアなたたみかけるリズム隊、ジャズとシンフォの理想的な配分で曲を引っ張る(あるいは引っ掻き回す)サックス、フルートなどの管楽器類。そして何より美しくポップとさえ言いたくなるコーラスと歌メロ。うーん、素晴らしい。
今でも十分名盤だが、もう少し早くリリースされていればPFMやバンコに並ぶ息の長いグループになったかも。残念である。

ナイスレビューですね!

評価:5 この一枚を聴かずしてイタリアン・ロックを語るなかれ(2 拍手)

west12さん レビューをすべて見る

お仕着せがましいレヴューを書くつもりは無い。
当時の一流イタリアンミュージシャンが総結集して作られた渾身の一枚であるとだけ記しておく。

未聴で心配な方は、動画検索されたし。

ナイスレビューですね!