AMS254CD(紙ジャケ)(AMS)
紙ジャケット仕様、18年リイシュー、デジタル・リマスター、ボーナストラック3曲。
アコギを基調としたたおやかな演奏をベースとしながらも、その上を覆うメロトロン、シンセ、フルートなどによる壮大な幻想美が圧倒的。中世ヨーロッパから神話的世界観へとどこまでもイマジナティヴに広がっていくサウンドが素晴らしすぎます。
単発ながら素晴らしい作品を残したイタリアのプログレッシブ・ロックグループの76年唯一作。ゲスト・プレイヤーにPICCHIO DAL POZZO のAldo De Scalziを迎えて製作され、メロトロンの名盤としても知られるその内容は、ファンタジックなフォーク・ロック風の牧歌性が素晴らしい優美なサウンド。フルートやヴァイオリン、ギターが彩るフォーキーな音楽性を基本にメロトロンやアナログ・シンセサイザーが神秘的な広がりを加味しています。ほとんどリズム・セクションを廃した作風とシンセサイザー・サウンドの効果もあって、ジャーマン・ロックなどにも通じる浮世離れした浮遊感を持っていることが個性的ですが、やはり優美なメロディーには確かなイタリア叙情を感じます。
LATTE E MIELE/PASSIO SECUNDUM MATTHEUM
ELP影響下のイタリアはジェノヴァ出身キーボード・プログレ・バンド、「マタイ受難曲」を題材とした72年作1st
770円(税込847円)
BANCO(BANCO DEL MUTUO SOCCORSO)/IO SONO NATO LIBERO
これまで以上にイタリアらしい芸術的な感性が発揮された73年発表の3rd
1,790円(税込1,969円)
オランダ出身、一気にプログレ度を増した2nd、メロトロンが溢れる荘厳な名作、71年作
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
ドイツ産ツイン・キーボードのグループ、叙情派ジャーマン・シンフォの名作、77年リリース
73年発表、ギリシアのみならずユーロ・ロック屈指と言って過言ではない!アヴァンギャルドかつ気品に満ちた傑作
フレンチ・プログレ代表格、79年発表の最高傑作
71年作、ジャパニーズ・ロック黎明期に録音されたプログレッシヴなスーパー・セッション・アルバム!
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
73年発表、ギリシアのみならずユーロ・ロック屈指と言って過言ではない!アヴァンギャルドかつ気品に満ちた傑作
唯一のジャズ・ロック期NEW TROLLS、74年リリース
イタリアン・ヘヴィ・シンフォ、73年発表の唯一作、多彩なキーボードが躍動する変幻自在の曲展開が魅力
キーボードを主体とする叙情的なイタリアン・シンフォ好盤、76年作
2023年にロック・ファンをワクワクさせてくれた世界のニッチ&ディープな作品たちが集結!お聴き逃がしはないかチェックしてみてください☆
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完成度の高い力作が次々と登場しているクラシカル・プログレ・シーン。その中から「今聴くべき」タイトルをカケレコが厳選ピックアップします!
70年代に世界中から登場したクリムゾン・フォロワー名盤を選りすぐってピックアップ!
CELESTEファンにおすすめの、幻想性溢れるプログレッシヴ・フォーク探求♪
CELESTEの21年作が素晴らしすぎたので、彼らに通じる幻想的なプログレ・フォークもご紹介!
CELESTEから出発する、たおやか系イタリアン・ロック探求☆
熱量高く濃密なサウンドのイメージが強いイタリアですが、今回はリリカルでたおやかなサウンドを奏でるグループ達をご紹介します☆
カケレコスタッフの日々是ロック:人気のCELESTEによる20年アーカイヴ集に関連して、イタリアの名グループ達による注目の復活作をピックアップ!
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盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリア屈指のメロトロン名盤を残したグループによる奇跡の19年作。往年そのままの静謐な幻想美が広がる演奏に感動を禁じえません。この世のものとは思えない神秘的なメロトロンの調べもやはり唯一無二。
メロトロンが雄大に流れゆく叙情派インスト・ナンバー「Boswellia Sacra」は、これまで未発表だったのが信じられない名曲。76年の名作に9曲の貴重音源を追加した素晴らしき編集アルバム♪
メロトロン、ソリーナ、ミニムーグ、オルガンが丹念に織り重なって、桃源郷にいるような神秘的かつ優しい音世界を作り上げていきます。1stアルバムから変わらない独特の儚さを感じさせるメロトロンの調べが格別な2021年作。
伊ロック史上の名グループによる22年オーケストラ共演作。メロトロンを中心とした神秘的ながら牧歌的温かさも宿したシンフォニック・サウンドに、オーケストラが加わり一層色彩豊かに輝きを放つような演奏は、一曲目から感動がこみ上げて来ること間違いなし!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なスレ・小さい汚れあり、帯に小さい破れあり
アコギを基調としたたおやかな演奏をベースとしながらも、その上を覆うメロトロン、シンセ、フルートなどによる壮大な幻想美が圧倒的。中世ヨーロッパから神話的世界観へとどこまでもイマジナティヴに広がっていくサウンドが素晴らしすぎます。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり、黄ばみあり、帯に折れ・破れあり
アコギを基調としたたおやかな演奏をベースとしながらも、その上を覆うメロトロン、シンセ、フルートなどによる壮大な幻想美が圧倒的。中世ヨーロッパから神話的世界観へとどこまでもイマジナティヴに広がっていくサウンドが素晴らしすぎます。
従来よりジャジーさを強めたアンサンブルと、そこに覆いかぶさる雄大過ぎるメロトロン。両者が美しく叙情的に調和したサウンドが感動的に響き渡ります。メロトロン好きの方は問答無用でマストだし、ジャズ・ロック/フュージョン好きにもオススメの24年作!
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イタリアン・ロックの良さが全て凝縮された作品(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
キング・レコードのヨーロピアン・ロック・シリーズで、新興レーベル・グロッグから発売された作品の1枚として紹介された時には、白地にグループ名だけが書かれたシンプルなジャケットに興味を惹かれることもなく通り過ぎてしまったが、あらためて聴いてみると極めてイタリアらしい好作品だと思う。
ただ、これをプログレとかシンフォニック・ロックとして語っていいのかどうか・・・?
確かにメロトロンやフルートが奏でるメロディに初期クリムゾンの耽美性を感じなくはないが、ゆったりとしたアコースティックな曲の美しさと歌心のあるヴォーカルこそが本来の魅力なのではないだろうか。
彼らの音楽は、儚さと幻想、そして叙情性に満ちている。
そして、当時の他のバンドと比較しても決して引けを取ることはなく、イタリアン・ロックの良さが全て凝縮されているとともに、触れると壊れてしまいそうな繊細さは例えようがなく癒しさえも感じる。