2020年6月20日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,今週のカケレコFacebook
タグ: ロック&ポップス
こんにちは。明日は父の日です。GW、母の日と自粛期間中でしたので、久しぶりにご家族と会える方もいるでしょうか。離れてお住まいの方は、電話やメールなどで感謝の気持ちを伝えたり、伝えられたり・・・お互い照れくさくもありますが、気持ちを言葉にする良い機会になります。
ということで、今週のカケレコFBでは、父の日にちなみ「父」や「親子」をテーマにしたロック・ナンバーをご紹介してまいりました!
まず最初にご紹介するのはQUEENの74年2ndアルバム『QUEEN II』より、そのままずばりな「Father to Son」。
クラシカルなギター・オーケストレーションによるオープニング「Procession」に続きアルバムの幕開けを告げる、ブライアン・メイ作詞作曲のこのナンバー。フレディの歌声とブライアンのギターが力強く交差する荘厳なパートに始まったかと思えば、ギターがヘヴィ・メタルばりに重々しいリフを刻むパートも登場…。6分という長さの中に多彩な展開を盛り込んだ、QUEENの中でも特に壮大でドラマチックな楽曲ですよね。
天文学者の道を捨ててロック・ミュージシャンを選んだことで、父親とは長らく確執があったというブライアン。
しかし彼の愛用のギター『レッド・スペシャル』が、若かりし日に父と二人で手作りした「思い出の品」であることも有名。
父から子への『想いの継承』を綴ったこの「Father to Son」には、そんな彼の父親への愛情や憧憬が込められているようです。(増田)
今日ご紹介するのは、ジョン・レノンが息子ショーンに捧げた「Beautiful Boy(Darling Boy)」。80年リリースの『DOUBLE FANTASY』に収録されていて、ポールやヨーコをはじめ多くのミュージシャンがフェイヴァリット・ソングにあげています。
東洋的な旋律が美しく幻想的で、ゆっくりと夢の世界に誘う子守歌です。これから長い道のりを歩む息子を想って歌うジョンの声は愛情に溢れています。
子どもを見守る事は不安だったり気を揉んだりと大変な時もありますよね。そんな時にこの曲を聴くと、ジョンの気持ちに共感して、親の自分も安心感に包まれます。(青山)
今回は英国のシンガーソングライター、キャット・スティーヴンスの「Father and Son」。
70年のアルバム『Tea for the Tillerman』に収録されたこの楽曲は、元々ロシア革命をテーマにしたミュージカルの為に書かれた楽曲。
革命に参加しようとする息子を引き留める父親と、反対を振り切って戦いの場に向かう息子。親子のすれ違い・対立をテーマにした歌なのですが、それでもこの美しいメロディと優しい歌声が親子間の確かな愛情を示しているようで、たまらなく泣けてくるナンバーです。
そしてこのミュージック・ビデオも実に味わい深いんですよね…。ぜひ父親やお子様との思い出を胸に描きながらご覧ください。(増田)
最後に取り上げる曲は、エリック・クラプトンの98年作『PILGRIM』に収録された「My Father’s Eyes」。
ミディアム・テンポの美しく爽やかなナンバーで、個人的にもソロ時代ではフェイヴァリット・ソングの一つです。
発表は98年ですが、元々は91~92年に書かれており、様々なアレンジを試しながら長らく温められていたそうで、彼にとって特別な一曲だった事がうかがえます。
顔を見たことのない自分の実の父親の事、そして不慮の事故で帰らぬ人となった息子の事に思いを馳せながら綴られた詞、そして温かい音色で鳴らされるスライドギターに、静かな感動が湧き上がってくる名曲です。(佐藤)
みなさんはどの曲が浮かびましたか?
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