2012年6月21日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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こんにちは、カケレコ・スタッフの佐藤です。
本日のカケレコ放送局、テーマはずばりフレンチ・プログレ傑作選!
YESやKING CRIMSON他、英国プログレからの影響をフランスならではの耽美さで染め上げた
名作・怪作を、往年のバンド・新鋭織り交ぜてご紹介いたします。
メロトロンによる幻想はKING CRIMSONの静的な部分を想起、ロングトーンで静謐に広がるギターとキーボードが、時に狂ったように暴れ出す展開はPINK FLOYDのような麻薬的魅力を放出。
キャメル・フォロワーの筆頭格と言っちゃって良いかな?流麗なフルートが彩るロマンチックさと、このバンドならではの湿り気を帯びたメランコリーが絶品なシンフォニック・ロック名品。
日本とも縁が深い現代フレンチ・プログレ屈指の名バンドの12年作。今作も相変わらず胸の躍るようなファンタジックな音使いとテクニカルに押しまくるスリリングなアンサンブルの絶妙なバランスが見事です。
甘やかに広がるマイルドかつクラシカルなシンフォニック・アンサンブルにプログレ界随一のシアトリカル・ヴォーカルが映える!この組み合わせはもはや鉄壁ですよね・・。
これ、宇宙空間にたった一人取り残されたような孤独感が演奏から滲み出る
フレンチ・シンフォの名品なんです
メロトロンが溢れ出るフレンチ叙情派シンフォの名作と言えば?
クリムゾン・フォロワーひしめくフレンチ・プログレ界の中でも一際異彩を放つのがこのバンド。クリムゾン+フランス的な耽美な幻想性。油断していると一気に作品世界へ引きずり込まれそうな魔力を音から感じます・・。
イエスの構築美とクリムゾンのヘヴィネスを融合して、フランスらしい耽美な陰影によって包み込んだ作品と言えば・・、フレンチ・プログレの顔たるこの一枚ですよね!
ATOLLのリード・シンガーって巧かったですよね~。その彼の11年ソロ作がこちら。これがシアトリカルなヴォーカルが全編で冴えわたる力作なんです。最後にはATOLL時代の名曲も披露
ゴシック・ハード調の耽美さが薫る演奏と、ナチュラルな美声を聴かせるフィメール・ヴォーカルが見事に溶け合ったフレンチ・シンフォ新鋭の12年2nd。
70年代フレンチ・シンフォを代表する一枚ですね。女性ヴォーカルとメロトロンとエモーショナルなギター。ユーロ・ロックらしい芸術性が光る名作。
チャールズ・ダーウィンをテーマにした3枚組180分の超大作だって!?これが一切中だるみしない驚異的なクオリティが維持された力作なんですよね。パッケージのズッシリ感も素敵・・。
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