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叙情美と技巧性を併せ持ったスイス・プログレを探求!

スイスはヨーロッパの中心に位置し、フランスやドイツをはじめ様々な人や物が行き交ってきた技術・文化の交差点。

18世紀より中立主義を掲げ、世界大戦時には各国の芸術家が戦火を逃れてスイスに亡命するなど、欧州各地の優れた芸術が集い、それを盛んに吸収する地でもありました。

なお産業面ではスイスは山岳・高原地帯が多く、あまり農業に適さない土地のため、代わりに時計などの精密機械工業や傭兵(現在はバチカン衛兵のみ)、金融業が発達したのだとか。

明媚な自然に囲まれ、他国の文化・芸術を積極的に受け入れつつも、独自の厳格な規律を重んじるスイス。

ドイツやフランスに通ずる粛々とした幻想美が溢れ出すシンフォニック・ロックはもちろん、「テクニカル・プログレ」と称されるような高度な技巧性を誇る作品が多く存在するのは、そんなスイス人たちの規律正しさが影響しているのかもしれませんね。

そんなスイス・プログレの傑作&怪作がMARQUEEレーベルより紙ジャケでリリースされましたので、まずはそちらをご紹介。

ウェルカム/ウェルカム

スイスのプログレッシヴ・ロック・バンドによる76年発表の1st。オルガンとメロトロンによる重厚なアンサンブルを持ち味とするバンドで、曲展開、メロディー・ライン、コーラスワークなどはイエスからの影響が強く感じられます。イエス・ファンは要チェック!

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ウェルカム/ユー・アー・ウェルカム

79年に発表された最終作2nd。1st同様イエスからの影響をベースにした、軽やかで明朗かつ緻密なシンフォニック・ロックを展開。B面を占める17分の大曲「The Whip」での荘厳な構築美は見事!

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ブレインチケット/コットンウッドヒル

ベルギー生まれのkey奏者、ヨエル・ヴァンドローゲンブロックを中心にスイスで結成、ドイツ人やイタリア人メンバーを含む多国籍グループ。グルーヴィーな反復ビートに乗って、ガラスが割れる音、女性の悲鳴、ベートーヴェン「運命」…などなどが渦巻くあまりに危険でディープなサイケ盤。聴くのは1日1回まで!

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それではここから、スイス・プログレの名盤をご紹介してまいりましょう~。

CIRCUS/MOVIN ON

スイスが誇るプログレ・グループによる77年作2nd。ジャケットからはファンタジックなシンフォ作品をイメージしますが、中身はクリムゾンばりの強度とヘヴィネスでスリリングに突っ走るテクニカル・プログレ!フリオ・キリコばりの超絶ドラミングも聴きものです。

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ISLAND/PICTURES

こちらもスイスが誇る名盤、同郷の画家ギーガーの絵をジャケットにあしらった77年の唯一作。ジャケのインパクトに劣らぬ強靭でスリリングなチェンバー・プログレを展開しつつ、クラシカルで格調高いピアノやシンセが柔らかな幻想性も添えていて絶品。

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舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第三回 ISLAND『PICTURES』 (スイス)

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DRAGONFLY/DRAGONFLY

こちらのグループはYESやGENESISからの影響を感じさせるファンタスティックなシンフォ・サウンドが特徴的。哀愁のあるキャッチーなメロディはPILOTやKLAATUも彷彿とさせるし、スイスながらブリティッシュの香り漂う作品です。

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舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第十三回 DRAGONFLY『DRAGONFLY』(スイス)

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BLUE MOTION/BLUE MOTION

CIRCUSのドラマーとkey奏者が結成したグループの80年唯一作。Wキーボード+ドラムという変則構成ながら、技巧的かつユーロ然としたロマンチックさを感じさせるキーボード・シンフォの傑作!

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ドイツと隣り合っているだけあって、「クラウトロック」に分類されるようなサイケで実験的な作品も。

KROKODIL/AN INVISIBLE WORLD REVEALED

フォーク、サイケ、ハード・ロック、ブルース・ロック、プログレを同じ鍋でグツグツと煮込んだみたい・・・。混沌としつつもメロディアスでドライヴィングなサウンドが格好いい、スイスが誇るクラウトロック名盤71年作。

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MCCHURCH SOUNDROOM/DELUSION

スイスのグループながら、ウルリッヒ・カイザー主催のクラウトロック名レーベルPilzからリリースされた71年作。ジャケは不気味ですが、中身は奥ゆかしいフルートやスモーキーなハモンドを活かした、ジャーマンらしいオルガン・ロック。

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さて、ここからはよりニッチでディープなスイスの「秘宝」的プログレ作品をご紹介して参りましょう!

PLAMP/UND UBERHAUPT

74年の唯一作。ただひたすらに優美でリリカルで歌心に溢れたアンサンブルは、聴いていて涙が出そうなほど。スイスにこんな感動的なシンフォが眠っていたなんて・・・。

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SICHER/SICHER

こちらも自主制作盤ですが、内容は「トレース meets キャメル」と言えちゃう絶品シンフォ!コロコロと愛らしいツイン・キーボードを主体に、凛とした気品を保ちつつ情熱も兼ね備えたアンサンブルを展開しています。

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WHIPPING POST/SO WE ARE

まるでクリムゾンの『ポセイドンのめざめ』meets ウィッシュボーン・アッシュ!?ブルース・ロックを下地にユーロらしい奥ゆかしさを散りばめたスイス産プログレの隠れた名品。

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MORAZ-BRUFORD/IN TOKYO

そうそう、スイスのプログレ・ミュージシャンで忘れてはならないのが、YES『RELAYER』に参加したキーボーディスト、パトリック・モラーツですよね。彼もやはり精密的な超絶テクニックで知られているあたり、やはり「技巧性」というのはお国柄でしょうか!?


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最後は近年のスイスから登場した注目作をピックアップ!

SISYPHOS/MOMENTS

30年以上のキャリアを誇るベテランながら、現在も積極的に活動するテクニカル・シンフォ・グループ。70年代を思わせる淡いオルガンとエッジの立ったギター、手数多くパワフルなドラムがスリリングに絡み合うアンサンブル。かと思えば叙情的なメロディが溢れ出す幻想的なパートもあり、「テクニカル」と称されつつもバランスの取れた構成で魅せてくれる逸品です。

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DAWN/DARKER

溢れんばかりのメロトロンと優美なメロディを奏でるムーグ・シンセ!ここぞでは、ギターが轟いて狂おしいハード・シンフォを聴かせるし、これはジェネシスやクリムゾンのファンは必聴のスイスの新鋭、2014年作っ!

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第58回 DAWN / Darker (Switzerland / 2014)

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CLEPSYDRA/GAP

90年代以降のスイスを代表するグループとして活躍した実力派シンフォ・グループが、01年以来18年ぶりにリリースした19年作5th!ポンプ・ロックにも通じるGENESIS憧憬スタイルを軸に、キーボードがもたらすファンタジックさとリズム&ギターが担う重厚さを絶妙に対比させた丹念なシンフォニック・ロックを聴かせてくれます。18年のブランクを感じさせない貫禄の一作!

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  • CIRCUS / MOVIN ON

    スイス出身、圧倒的なテクニックでスリリングに突き進むテンションの高いプログレ、名作!77年リリース

    スイスを代表するプログレ・グループ。77年作の2nd。フリオ・キリコばりのスリリングなドラム、クリムゾンを想わせるサックス&フルートを中心に絶えず畳み掛けるスリリングな展開は、これぞプログレ。リリカルなパートも交えた緩急の構成も見事。アナログのB面すべてを使った大曲「Movin’ On」は彼らの魅力がすべて詰まった名曲。必聴盤。

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    スイスのグループ、81年の唯一作。YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ・プログレ。柔らかい音色のリリカルなキーボード、歌心溢れるメロディアスなギターを中心とするファンタスティックなアンサンブルが聴き所。PILOTやKLAATUなどブリティッシュ・ポップに通ずる哀愁溢れるキャッチーなメロディも魅力的です。歌詞も英語で、言われなければスイス産とは全く思わない、ブリティッシュの薫り漂う作品。ジャケのイメージとは違い、ENGLAND「GARDEN SHED」あたりと同スタイルの愛すべき名作。

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    1979年に発表されたウェルカムのセカンドにて最終作。当時、ピクチャー・ディスク・ヴァージョンもリリースされた。メンバーは前作と同じ3人。全5曲中、3曲はポップな小品だが、注目すべきは「ELF」と「THE WHIP」の2曲の大曲。それぞれ7分、17分を越え、前作の作風を更に洗練、荘厳化したシンフォニック・ロックで、ファンの度肝を抜く完成度。(帯解説文より)

  • PLAMP / UND UBERHAUPT

    スイス出身のシンフォニック・ロック・グループによる74年唯一作、ひたすらデリケートで気品高くで歌心溢れるアンサンブルに感動する隠れたユーロ・シンフォ傑作!

    フルート、サックス、リコーダー、ヴァイオリン(ヴィオラ)、チェロなどをフィーチャーしたスイスはクール出身のグループによる74年リリースの唯一作。これは絶品です!ゆったりと刻まれるリズムに乗って、クラシカルで柔らかなタッチのエレピとオルガン、切ない泣きのフレーズを主とするギター、ひたすら気品高く優美に鳴らされるフルートやリコーダー、奥ゆかしくも伸びやかなフレーズを紡ぐヴァイオリンやチェロ、それらが美しく交わり合いながらデリケートに織り上げていくシンフォニック・ロックは、とにかく息を呑むほどに感動的。テクニカルではないのですが、どの楽器のプレイにも「歌心」が溢れんばかりで、アルプスの雄大な山々を臨むスイスの自然情景をそのまま音に置き換えたような映像喚起力に満ちた演奏を聴かせてくれます。英語とドイツ語で歌う厳かでロマンチックな表情の低音男性ヴォーカルも見事にサウンドとマッチ。CAMELやケベックのシンフォ・バンドOPUS SANKあたりがお好きならきっと間違いない、まさしくユーロ・シンフォの隠れ傑作です!

  • BRAINTICKET / COTTONWOODHILL

    ドイツ/イタリア/スイス人で構成されるヘヴィ・サイケ・グループ、71年1st

    ドイツ/イタリア/スイス人で構成されるジャーマン・サイケ・グループ、71年作。ささくれ立ったオルガン、凄まじい熱量のサイケ・ギター、電気処理を施したヴォーカルなど、あまりにディープで凶暴なサイケ・サウンドが渦巻くアンサンブルは圧巻の一言!熱っぽく舞うフルートも印象的です。強烈なジャケのインパクトそのままというべき怪作!

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  • DAWN / DARKER

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    70年代の英プログレへの憧憬に満ちた07年のデビュー作『Loneliness』が高く評価され、カンサスのオープニング・アクトにも起用されたスイスの実力派新鋭グループによる14年作2nd。溢れ出るメロトロンをバックに柔らかなメロディを奏でるムーグ・シンセ、そして、北欧に通じる透明感や哀感に満ちた中性的なハイ・トーンのヴォーカルと幻想的なメロディ。ジェネシスやキャメル由来のファンタスティックなアンサンブルを軸に、ここぞでは、ギターがエッジの立ったリズムで畳み掛け、リズム隊も力強く疾走し、キング・クリムゾン『レッド』や初期アネクドテンを彷彿させるような狂おしいハード・シンフォを聴かせます。パルサーやカルプ・ディアンなどフレンチ・シンフォに通じる浮遊感やクールな叙情美もまた印象的。デビュー作に続いて、往年のプログレ/シンフォニック・ロックのファンは必聴と言える名作です!

  • WHIPPING POST / SO WE ARE

    まるでクリムゾンの『ポセイドンのめざめ』meets ウィッシュボーン・アッシュと言えるスイス産プログレの隠れ名品

    78年から80年までの活動期間に3枚のアルバムを残したスイスのグループ、80年作の最終作。ALLMAN BROTHERSの曲から拝借したであろうグループ名の通り、ギターにはブルース・ロックの残り香を感じますが、このバンドが面白いのは、ユーロ・ロックらしい幻想性や寂寥感に満ち溢れているところ。ひっそりとたなびくように鳴るキーボード(メロトロン?)、初期クリムゾンを彷彿させるアヴァンギャルドなサックスやフルート、マイケル・ジャイルスからの影響を強く感じるタイト&メロウなドラム、そして、物悲しいヴォーカルとリリカルなメロディ。まるでクリムゾンの『ポセイドンのめざめ』『リザード』 meets ウィッシュボーン・アッシュって感じ!?辺境プログレらしい奥ゆかしさもたっぷりなユーロ・ロック&プログレの隠れた名品です。

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文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

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