2019年7月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
ジョン・コールとダン・コールの兄弟を中心に結成されたボストンのバンド、クウィル。映像がうまく撮れなかったため、映画には収められず、70年にセルフタイトルのアルバムを1枚出して解散。
高校卒業後、兵役についていた経験のあるマクドナルドの実感のこもった歌詞が観客を揺り動かしています。時代をあらわした熱唱です。
当時まだ無名だったサンタナ。ウッドストック・フェスティバルをきっかけに、世界的に有名になります。
かつてラヴィン・スプーンスフルで活躍したジョン・セバスチャンは観客として来場しており、バックステージの皆の世話をしていましたが、照明スタッフのチップモンクに押され飛び入り参加。アシッドをやっていたので歌詞を飛ばしたりしましたが、優しい彼のギターと歌は、何とも心和むものがあります。
(注2 ジョン・セバスチャンの台詞より引用)
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズのドラマーとして活躍した、キーフ・ハートレイが結成したバンド。
詳しくはこちらを・・・↓↓
【関連記事】
「MEET THE SONGS」 第9回 英ブルース・ロックの名グループ、キーフ・ハートレイ・バンドの1st『ハーフブリード』
バンドのマネージャーがギャラを要求し過ぎて、映画やサントラにはキーフ・ハートレイバンドが収録されませんでした。ああ、勿体ない。
ロビン・ウィリアムソンとクライヴ・パーマーを中心にスコットランドで結成されたフォーク・グループ。詩の朗読からパフォーマンスが始まり、謎めいたフォークが独特の雰囲気を醸し出しています。
アル・ウィルソンとボブ・ハイトを中心に結成されたブルース・バンド。
2人は熱心なブルース・研究家でもあります。アル・ウィルソンはベンチャーズのドラム、メル・テイラーの弟だそうで、ウッドストック・フェスティバル翌年、謎の死を遂げています。
アメリカのハード・ロックバンド、マウンテン。
貫禄あるレスリー・ウェストがブルージーに、ハードに、会場を盛り上げます。
機材の不具合で本調子にならぬまま、デッドの演奏は終了してしまったそうです。
(注1 ジェリー・ガルシアの台詞より引用)
ステージの回転台がつぶれてしまい、また雨の影響で電気が走ってしまっていたようです。
サンフランシスコ出身、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル。土の匂いのする、力強いサウンドです。
(注2 ジョン・セバスチャンの台詞より引用』)
この時、飲酒とドラッグによりやつれ果てていたジャニス。会場に到着したヘリコプターから降りるのにもふらついていたそうです。時折声がかすれて出なくなっても身を振り絞って歌う彼女には、胸が熱く、痛くなります。
(注2 カントリー・ジョー・マクドナルドの台詞より引用)
サンフランシスコのファンク・バンド、スライ&ファミリーストーン。サウンドも衣装も、インパクト大ですね!ヤスガー農場に、ブラックミュージックを轟かせました。
ブリティッシュ・ロックの強烈な一撃です!
『トミー』のツアーで疲れきっていたピート・タウンゼントを出場させるため、夜通し口説き落としたウッドストックのスタッフに、感謝です。
(注1 ビル・グラハムの台詞より引用)
16日のトリを務めたジェファーソン・エアープレイン。
ザ・フーで陽が昇り、ジェファーソン・エアープレインが登場する頃には完全に朝でした。グレース・スリックの「朝のマニアック・ミュージックへようこそ!」の一声でスタートします。観客もアーティストも夜通し起きて音楽に身を委ね、奇妙な一体感が生まれていました。
(注1)の引用はすべて、マイケル・ラング ホリー・ジョージ―ウォーレン著 室谷憲治訳『ウッドストックへの道』からのものです。
(注2)の引用はすべて、ジャック・カリー 棚橋志行訳 『ウッドストック伝説 甦る“愛と平和”の’60年代』からのものです。
CD+DVDの2枚組、ボーナス・トラック3曲、NTSC方式、リージョンフリー
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干折れあり
メキシコに生まれ15歳の時にアメリカへと移ったギタリスト、カルロス・サンタナを中心にサンフランシスコで結成されたグループ。69年リリースのデビュー作で、大胆にフィーチャーされたラテンのリズムをバックにサンタナの「官能的」と表現されるほどにギターがエモーショナルにむせび泣く、というスタイルで、「ラテン・ロック」というジャンルを築き上げた衝撃の傑作。オープニング・ナンバーからすでに、ウッドストックの出演時にジミ・ヘンやマイルス・デイヴィスをも驚嘆させたエネルギーとエモーションが溢れています。
デジパック仕様、スリップケース付き仕様、2枚組、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:良好
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲
盤質:傷あり
状態:良好
封入物に若干折れあり、ケースにシールが貼ってある仕様です。
22面体紙ジャケット仕様、3枚組、06年デジタル・リマスター、LP時ライナーレプリカ付き・内袋付仕様、カラーポートレート・透明スリップケース付き仕様、情報記載シール付仕様、定価6825
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
情報記載シール無し
22面体紙ジャケット仕様、3枚組、06年デジタル・リマスター、LP時ライナーレプリカ付き・内袋付仕様、カラーポートレート・透明スリップケース付き仕様、情報記載シール付仕様、定価6825
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
2枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様
盤質:傷あり
状態:良好
1枚は無傷〜傷少なめ、4枚は傷あり、軽微なスレあり、ボックスの一部の糊が若干剝がれています。
DVD、NTSC方式、リージョン2、日本語字幕あり、解説付き仕様、情報シール付き仕様、定価2350+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯-
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ。69年にデラムからデビューした同年のうちにリリースされた2nd。前作ではゲスト参加だったヘンリー・ローザーが正式にメンバーとしてクレジットされ、BS&Tやシカゴなど米ブラス・ロック・ムーヴメントとも呼応し、ヘンリー・ローザーを中心とするホーン・セクションをフィーチャーした英ブルース/ブラス・ロックが印象的。ブラス・ロックといっても米国勢のように華やかにならず、むせび泣くように叙情的なのがいかにも英国。ジャジーなフルートとゲスト参加したミック・ウィーヴァーによる淡いオルガンが醸し出す叙情美に心奪われます。ミラー・アンダーソンの憂いたっぷりのヴォーカルも相変わらず絶品。キーフ兄貴のボコスカと重くタイトなドラムもキマってます。米ブラス・ロックの「逞しさ」「華やかさ」に英国ならではの叙情性で対抗したブラス・ロック名作。最高のグルーヴ!
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ。69年にデッカ傘下のデラムよりリリースされた1stアルバム。キーフのタイトで重みのあるスリリングなドラム、キーフが自伝の中で「今でも俺はロバート・プラントより良いヴォーカルだと思ってるぜ」と絶賛するミラー・アンダーソンのエモーショナル&ソウルフルなヴォーカル&雄弁なブルース・ギター、そして、ゲスト参加したヘンリー・ローザーの英国らしく淡くむせぶジャジーなトランペット。ウッドストックに出演し、本場米国のブルース・マンも魅了した英ブルース・ロックの傑作。派手さはないものの、聴けば聴くほどに味わいが増す、激渋&いぶし銀の逸品です。
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ。70年にデラムよりリリースされた3rd。前作からヘンリー・ローザーが正式メンバーとなり、彼を中心とするホーン・セクションをフィーチャーした淡いブラス/ブルース・ロックへと方向を移しましたが、本作もその延長線上にあるサウンドを聴かせています。特筆なのは、ミラー・アンダーソンがほとんどの作曲をしていること。彼がつむぐ英国叙情に溢れた流麗なメロディに、淡くブラスがからむ落ち着いたトーンの楽曲がじんわりと胸に染みます。シンガー&ギタリストとしていぶし銀の才能をみせていたミラーがソングライターとしても覚醒。彼の才能と、バックの英ロック・シーンきっての猛者たちによる味わい深いアンサンブルとがからみ合った極上の一枚。英ロック屈指の傑作です。
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース入り仕様、ボーナス・トラック2曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ボックス側面部に色褪せあり
今作は1969年発表の作品で、元々はパパラルディ・プロデュースによるレズリー・ウエストのソロ・アルバムの予定だったが、レコーディングの途中でマウンテンの構想が持ち上がり、事実上のデビュー・アルバムとなった。ウッドストックへの出演がきっかけでそのパフォーマンスの凄さが話題になり、ポスト・クリームの座を見事に射止めたともいえる。
廃盤、紙ジャケット仕様、08年DSDマスタリング、復刻ミニチュアブックレット封入、定価1800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、スレあり
紙ジャケット仕様、08年DSDリマスタリング、ボーナス・トラック1曲、復刻ミニチュアブックレット封入、定価1800+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
若干圧痕あり
1973年作品。70年代アメリカン・ハード・ロックを代表するマウンテンの歴史を網羅するベスト・アルバム。ピッキング・ハーモニクス、バイオリン奏法、メロディアスなソロなどレズリー・ウエストに影響受けたギタリストとしてはマイケル・シェンカー、エース・フレーリー、エイドリアン・バンデンバーグ、ランディ・ローズなど超一流どころがズラリ。70年代を代表するアメリカン・ハード・ロックの教科書ともいえるマウンテンの「ベスト・オブ・ベスト」である。
69年10月リリース。すでに確立されつつあった「ライヴ・バンド」としての圧倒的なポテンシャルを銀盤に収めた傑作ライヴ・アルバム。ジェリー・ガルシアの浮遊感あふれるギターに心酔する「Dark Star」で幕を開け、絶妙なアルバム構成で最後の瞬間まで無心でトリップを堪能させてくれる一枚。彼らのライヴ音源は世界中に無数に存在しますが、本作一枚あれば充分だとさえ感じさせてくれます。一生涯のライヴ・アルバムを挙げるなら、間違いなくこの一枚。
70年発表のスタジオ5作目。グレイトフル・デッドと言うと、長尺のギター・ソロをフィーチャーしたサイケデリック・ロックというイメージですが、本作で聴けるのは、美しすぎるメロディとハーモニー、しなやかで哀愁溢れるアンサンブルが印象的なアメリカン・フォーク・ロック。1曲目「BOX OF RAIN」が奇跡のように素晴らしく、憂いのある美しすぎるメロディ、心に染みるコーラス、メロディアスなギターは、何度聴いても感動的。NEIL YOUNG、CSN&Yあたりのフォーク・ロックのファン、WILCOなどの90年代以降オルタナ・カントリーのファンも間違い無く気に入るでしょう。アメリカン・ロック永遠の名作。
70年6月リリースのスタジオ4作目。『AOXOMOXOA』~『LIVE/DEAD』リリース後、負債やドラッグに起因するストレスを抱えていた彼らが、当時交流のあったCS&Nのサウンドに触発されて制作したと云われる、アメリカン・ルーツ・ミュージック/アコースティック色の濃い作品。「Uncle John’s Band」「High Time」「Dire Wolf」といった前半部は、CS&N譲りのヴォーカル・ハーモニー、そしてCSN&Y『DEJA VU』でも聴けるガルシアのスティール・ギターが殊に印象的。土着的な風景を心に宿す誰しもが、郷愁感に駆られるであろうアコースティックな好曲群です。「New Speedway Boogie」「Cumberland Blues」「Black Peter」「Easy Peter」といった中〜後半部は、彼ららしいルーズで人懐っこいブルース・アンサンブル。DEADの楽曲のなかでは珍しく、ブルース・ハープが聴こえてくるのも面白いところです。そして最後は、伝説の鉄道機関士をモチーフにした名曲「Casey Jones」。ジャケットやタイトルにも込められた、労働者、そして、その労働者の傍らにいつの日も在ったアメリカン・ルーツ・ミュージックへの愛に溢れた一枚。
本作はCCRのリーダー、John Fogertyの個性が十分に発揮された名盤!次々とヒット作を連発していた69年に発表された、彼等の最高傑作とも言われている一枚です。全米第2位「GREEN RIVER」、「BAD MOON RISING」、第30位「COMMOTION」を収録。こうして聴いていると、CCRというバンドは、カリフォルニア生まれ出身者で占められていながら、だからこそより一層、南部のスワンプ・ロックに己の探究心と憧憬の眼差しを注いでいたのだなということに気づかされるストイックなサウンドですね。自分達が目指すサウンドがハッキリしていたからこそ、このようにブレない、古びないサウンドを残すことが出来たのでしょう。
紙ジャケット仕様、MQACD×UHQCDMQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、米国オリジナルアナログテープを基にした2018年192kHz/24bitハーフスピードマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録、定価3000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
架空のバンド、「WILLY AND THE POOR BOYS」を演じた彼らが、米国南部音楽を真摯に志向した、C.C.R.のピュアな立脚点が改めて光る名盤(69年作)です。前作『GREEN RIVER』、次作『COSMOS FACTORY』という、ヒット・ポテンシャルの高いアルバムに挟まれた形になる今作ですが、前半後半にそれぞれREADBELLYの曲をカヴァーしていたり、綿花プランテーションでの生活を歌った「POORBOY SHUFFLE」、サン・レコードのロカビリー風な「DON’T LOOK NOW」等、南部音楽にその夢を見続けた彼らの非南部人による、C.C.R.最初で最後のコンセプチュアル・アルバムとも言えるでしょう。
紙ジャケット仕様、三方背ケース・ポスター付仕様、2枚組、シリアルナンバー入り
盤質:傷あり
状態:良好
71年に発表されたJANISの遺作となるスタジオ・レコーディング。彼女の理想のプロデューサー、Paul Rothchildとのセッション通じて本当に自分の追求する音をみつけ、彼女の可能性は無限に広がっていきそうに見えた矢先、未完のままドラッグの過剰摂取により27才で亡くなりました…。『PEARL』はJANISが好んだニックネーム、人からこう呼ばれることを嬉しがったと言います。全米No.1アルバム。全米No.1シングル「Me and Bobby McGee」収録。新たなバック・バンドであるFull Tilt Boogie Bandを従えて制作されたが、本作が完成する前の1970年にジャニスは亡くなり、1971に遺作として発表された。ジャニスはこのアルバムの完成を待たずに死んでしまったわけですが、間違いなくロックの歴史に残る一枚。ジャニスの死によって、「生きながらブルースに葬られ」は、 歌なしのまま収録されました。全米9週連続1位。
69年作の4thアルバム。ロックのダイナミズムとファンクのリズムとの融合。完璧のグルーヴ。全米No1に輝いた「Everyday People」の他、「I Want To Take You Higher」「Stand!」などキャッチーなメロディも素晴らしい。アメリカン・ロックに一撃を加えた歴史的傑作。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
07年デジタル・リマスター、Blu-spec CD2、定価1800+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
目立つカビあり、帯に汚れあり
ファンクの傑作というだけでなく、アメリカン・ロック史上に残る金字塔。公民権運動やベトナム戦争など、アメリカ社会のウネリが閉じ込められた強靱な一枚。
Blu-spec CD2、07年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲、定価1890
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり、帯に経年変化あり
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲、内袋付仕様、定価1800+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
帯中央部分に色褪せあり
2枚組、37曲収録、定価3238+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
ケース不良、帯無、若干折れあり、破れあり、ケースにスレ・小さいヒビあり
SHM-CD、スリップケース付き仕様、ボーナス・トラック4曲、定価2600+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースにシールが貼ってある仕様です。シールに汚れあり
65年リリースの記念すべきデビュー作。プロデュースは、KINKSの1stと同じシェル・タルミー。キース・ムーンの超人的なドラムと暴れ回るエントウィッスルのベースによるドライヴ感いっぱいのリズム隊。タウンゼントのエッジの立ったリズム・ギター。ダルトリーのエネルギッシュなヴォーカル。まさに鉄壁のアンサンブル。そしてエバーグリーンなメロディ。素晴らしすぎる永遠のデビュー作。
デジパック仕様、2枚組、スリップケース付仕様、ボーナス・トラック17曲、デラックス・エディション、直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価3495+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スリップケースに若干黄ばみ・若干スレあり
69年5月にリリースされた、彼らの通算5作目、初の2枚組コンセプト・アルバム。リーダーであるPete Townshendの幼少期の辛い記憶をインスピレーションの源泉としたこの大作は、不倫した父親を母親に殺され、ショックで盲目になってしまったTOMMY少年が主人公。PETE自身、今まで全く知識のなかったオペラを勉強して、その構成を学んだというこの作品は、ロックンロール、資源の開発問題、宗教団体、ドラッグ問題、子供への虐待、セックスと言った今日の社会でもより一層深刻化しているテーマを取り扱っており、「一個人の体験が大きな精神的意味を持ち得る」「目醒めたもの」を制作したいというPETEの強い意思が感じられる作品となっています。「個の魂の救済」を根幹に据えた、歴史的傑作です。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
THE WHO最盛期の一瞬間を捉えた、70年2月14日、英国リーズ大学でのライヴ盤がこちら。かのニューヨーク・タイムズ誌に「史上最高のロック・ライブ・アルバム」とさえ賞された今作は、彼らのデ代表曲が猛烈な熱気と共に満載に披露されています。ビュー・シングル「I Can’t Explain」、『WHO SELL OUT』から「TATOO」、大人気曲「SUBSTITUTE-恋のピンチヒッター」、英国的旋律が優しい「HAPPY JACK」、間違った性に生まれてしまった少年の歌「I’M A BOY」、そして世代を超えた若者の永遠のアンセム「MY GENERATION」等々、世界最高級のロック・バンドの最盛期の熱狂的な演奏を永遠に封じ込めた、最高級のライヴ盤!
本作は、71年に発表されたWHOの第5作目。冒頭曲の「BABA ORILEY」は反復するシンセサイザーのフレーズが印象的ですが、これはミニマル・ミュージックの先駆者、Terry Rileyからの影響を受けたもの。このことからも、彼等がモッズ・バンドとしてキャリアをスタートさせ、その後、前作の『TOMMY』で確立させたロック・オペラの先へと遥かな音楽的変遷の中を果敢に前進していたことが、端的に伺えます。シンセサイザーの大胆な活用や、長尺曲が並ぶ事からも、ある種プログレッシヴな方法論を取り入れているとも言えるでしょう。元々は未完に終わった『ライフ・ハウス』というプロジェクトの元で録音されていたものですが、無限の宇宙や自然にまで言及して行く詩の世界も含めWHOの新境地でもありました。
デラックス・エディション、直輸入盤、デジパック仕様、2枚組、スリップケース付き仕様(画像はデジパックです)、定価3670
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、帯ミシン目で切り離しあり
デラックス・エディション、直輸入盤、デジパック仕様、2枚組、スリップケース付き仕様(画像はデジパックです)、定価3670
盤質:無傷/小傷
状態:
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スリップケース無し、若干カビあり、その他は状態良好です
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲、定価2548
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯はケースに貼ってある仕様です
SHM-CD、95年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲、定価1905+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
DELUXE EDITION、デジパック仕様、2枚組、03年デジタル・リマスター、スリップケース付き仕様
盤質:傷あり
状態:並
スリップケース無し、カビあり、ホチキス錆あり
デジタル・リマスター、定価1470、ジャケ・背ジャケの規格番号はUICY6033
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯に若干圧痕あり
デジパック仕様、2枚組、リマスター、SHM-CD、一部ノイズが確認される個所がありますが、マスターに起因するものです、定価3600+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
廃盤、紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック4曲、歌詞付き仕様、定価2100
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
サンフランシスコ出身、米西海岸サイケデリック・ムーヴメントを代表するグループ。バンドとして脂の乗り切った68年に伝説のフィルモア・イースト/ウェストで録音され、69年にリリースされたライヴ・アルバム。ポール・カントナーのエッジの立った痺れるリズム・ギター、ヨーマ・カウコーネンの自在に飛翔するようなギター、貫禄のグレース・スリックのヴォーカル!スタジオ盤以上に熱気ムンムンの名作。
廃盤希少、紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック3曲、インサート・内袋付仕様、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケに小さい汚れあり
60年代後期、アメリカはサンフランシスコを拠点として、その華やかな花粉を世界中に撒き散らしたフラワー・サイケデリック・ムーヴメント。その渦中にあってシーンを牽引した中心的存在だったのが、彼らJEFFERSON AIRPLANE。今作品では、以前からの抽象的な概念としての「LOVE & PIECE」に終止しない、ベトナム戦争の泥沼化等の厳しい社会情勢を反映した、政治的メッセージの強い作品となった、彼らの60年代最後のアルバムです。「私達はアメリカの志願兵だ」と革命を唱える「HEY FREDRICK」でピアノを弾いているのは、Nicky Hopkins。「THE FARM」でスティール・ギターを弾くのは Jerry Garcia。「Turn My Life Down」でオルガンを弾くのは、Steven Stills。「Wooden Ships」はDavid Crosby、Steve Sills等との共作といった具合に、サウンド面においても非常に多面的な主張で溢れています。 この後、彼らもウッドストック・フェスティバルへと参加しました。
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!