プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

2016年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】

北欧のスウェーデンと並び、90年代以降のプログレを牽引するイタリア。

2016年にリリースされたイタリアのプログレ新鋭バンドによる新譜を特集いたしましょう。

P.F.M.やBANCOやMUSEO ROSENBACHなど、70年代の往年のイタリアン・ロックのDNAを受け継いだグループ達の作品をどうぞお楽しみください。

SUBMARINE SILENCE/JOURNEY THROUGH MINE

ジェネシス系イタリアン・シンフォの名バンドとして知られるMOONGARDENのギタリストとキーボーディストが結成したバンド。2016年作3rd。

ジェネシス憧憬をベースに、イタリアらしいクラシカルさや、突き抜けるようにかっ飛ばすプログレ・ハード・テイストを織り込んだサウンドは、いや〜、素晴らしい!

1st、2ndもプログレ・ファンに大好評でしたが、本作にも間違いなく心奪われること間違い無しっ!

試聴 Click!

DORACOR/PASSIONI POSTMODERNE DI UN MUSICISTA ERRANTE

まるで往年のスティーヴ・ハケットをキーボードで再現するようなリードがいいなぁ。

「プログレ・ハード」なダイナミズムとフックあるメロディも魅力的だし、これは2016年屈指の大充実作!

試聴 Click!

YUGEN/DEATH BY WATER

アルバムの1秒目からレッドゾーン吹っ切れまくり!

怒涛のビブラフォンとサックスのユニゾン。マシンガンのようなギター。

高速変拍子。クリムゾンやユニヴェル・ゼロに一歩も引けをとってません!

試聴 Click!

PROMENADE/NOI AL DIR DI NOI

イタリアはジェノヴァ出身の新鋭バンド、2016年デビュー作。

これは、なんというテクニックとアイデア!

ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快っぷり!

超絶技巧の中に哀愁もつまってて、このデビュー作、激レコメンド!

試聴 Click!

IL BACIO DELLA MEDUSA/LIVE

オザンナ、VDGG、キング・クリムゾンの影響を土台に、よりエキセントリックに畳み掛ける!

02年に結成され、04年にデビューしたイタリア産新鋭バンド。3枚のオリジナル・アルバムに続き2016年にリリースされた初ライヴ・アルバム。

狂おしいばかりのヘヴィネスで聴き手を飲み込むエネルギッシュ極まる逸品!

試聴 Click!

IL CASTELLO DI ATLANTE/ARX ATLANTIS

ずばり、まるで「ジェネシス meets レ・オルメ」!

ヴァイオリン奏者を含む初期P.F.M.と同じ編成で70年代から活動を続け、92年にデビューし、来日公演も果たしているイタリアのシンフォニック・ロック・バンド。

2016年作の6th。

試聴 Click!

COSARARA/COSARARA

キング・クリムゾンの『レッド』と、轟音&美メロが溢れるシューゲーザーの金字塔『ラヴレス』とが融合したら、こんな音になるかも?

試聴 Click!

DEUS EX MACHINA/DEVOTO

アレアを、ソフツのマイク・ラトリッジがプロデュースしたら?って感じ!?

圧倒的にアグレッシヴでいて色彩豊か。やはり凄いグループです。

試聴 Click!

BAROCK PROJECT/VIVO: LIVE IN CONCERT

今やイタリア屈指のキーボード・プログレ・バンドへと成長したバンドによるミラノ公演を収録した渾身のライヴ盤。

試聴 Click!

LA BOTTEGA DEL TEMPO A VAPORE/IL GUERRIERO ERRANTE

まるでバンコとHR/HMが融合した感じ!?

イタリアの新鋭プログレ・バンド、2016年デビュー作。

試聴 Click!

CATAFALCHI DEL CYBER/IL BIS

アンチ・プログレのプログレ・バンド!?

クリムゾン、アネクドテンからザッパ、トーキング・ヘッズあたりを詰め込んだ諧謔プログレが痛快!

試聴 Click!

ROME PRO(G)JECT/II: OF FATE AND GLORY

まるで往年のレ・オルメにスティーヴ・ハケットやデヴィッド・ジャクソン(Sax)が加わった感じ!?

イタリア国営放送のサウンドトラック制作などで活動していたイタリア人ミュージシャン&コンポーザーのVincenzo Riccaを中心とするプロジェクトの16年リリースの第二弾。

前作に引き続き参加するスティーヴ・ハケットをはじめ、相変わらずメンバーが豪華で、VDGGのデヴィッド・ジャクソン(Sax)、イエスでお馴染みのビリー・シャーウッドの他、イタリアの新鋭プログレ・バンドのメンバーが参加!

試聴 Click!

HOSTSONATEN/SYMPHONY N.1: CUPID & PSYCHE

まるで『コンチェルト・グロッソ』と『フェローナとソローナ』が融合した感じ!?

これぞイタリアでしか生まれ得ない、壮麗かつ荘厳なクラシカル・プログレ傑作。

FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAを率いて90年代以降のイタリアン・ロック・シーンを牽引したFabio Zuffantiによるソロ・プロジェクトであり、00年以降屈指といえるグループ。帝政ローマ時代の小説家アプレイウスの代表作『変容』の一遍「キューピッドとプシュケ」を主題とした2016年作のコンセプト・アルバム。

試聴 Click!

SYNDONE/EROS & THANATOS

これはずばりアレアやP.F.M.のDNAを受け継ぐ地中海プログレの新たなる傑作!

イタリア北西部はトリノ出身のKey奏者Nico Comoglioを中心に90年代はじめに結成されたグループ。92年と93年にアルバムをリリースした後、いったん解散し、2010年に再結成。再結成後にリリースした3枚のアルバムに続く通算では6枚目となる2016年作。

試聴 Click!

WINSTONS/WINSTONS

まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?

イタリアのプログレ新鋭トリオによる2016年デビュー作なんですが、サイケデリック・ロックからジャズ・ロック、ハード・ロックへと発展した69年頃の音を軸に、カンタベリーの叙情性、イタリアならではのクラシカルな荘厳さを織り交ぜたサウンドはかなりの完成度。

これは70年代プログレのファンは注目の名デビュー作です。

試聴 Click!

GECKO’S TEAR/PRIMATI

「アレア × 米プログレ・ハード 」÷ ポスト・ロック以降ジャズ・ロック!?

アメリカで人気が出た頃のジェントル・ジャイアントにイタリア的演劇性を加えた感じ、とも言えるかもしれません。

これはかなりセンス抜群。

99年に結成されたイタリアのプログレ新鋭バンドによる、06年デビュー作から10年ぶりとなった痛快なる2016年作2nd!

IL PARADISO DEGLI ORCHI/IL CORPONAUTA

新たな感覚に溢れたサウンドは、ずばりイタリアン・ロック最前線。

さすがは、あのHOSTSONATENでお馴染みのFabio Zuffantiが目をつけたバンド。

試聴 Click!

MAD FELLAZ/II

このイタリアの新鋭、ずばり「カンタベリー meets 地中海」って感じで素晴らしい!

試聴 Click!

MACROSCREAM/MACROSCREAM

ジェントル・ジャイアントからの影響を地中海のたおやかさで包み込んだような感じ!?

ジャズ/フュージョンの香りが心地よい地中海ポップ・ロックの逸品!

試聴 Click!

ALEX CARPANI/SO CLOSE SO FAR

とにかく特筆なのが胸のすくようなハイトーンのヴォーカルと伸びやかな美旋律!

バックも豪華で、ギターにTHE WATCHのEttore Salati、ベースにBAROCK PROJECTのGiambattista Giorgi、ドラムにNOT A GOOD SIGNのMartino Malacridaというイタリアン・プログレ・ファンにはたまらない陣容。

70年代志向の名新鋭バンドのメンバー達によるかっ飛ばすメロディアス・ハード快作です。

試聴 Click!

EVELINE’S DUST/PAINKEEPER

このイタリアの新鋭、ずばりセンス抜群でオススメ!

クリムゾンやジェネシスやバンコなどのDNAとモダンな音響感覚やジャズのエッセンスが融合したハイブリッドなシンフォニック・ロックはただ一言、鮮烈。

試聴 Click!

TWENTY-FOUR HOURS/LEFT-TO-LIVE: A MEDITATION ON PAST AND PRESENT PERFECT CRIMES

ヴァン・ダー・グラーフに通じる幻想美 + フロイドに通じる映像喚起センス!?

PORCUPINE TREEあたりのファンも要チェック!

試聴 Click!

ERGOT PROJECT/BEAT-LESS

なんとサルデーニャ島のプログレ新鋭バンドによるビートルズ・カヴァー・アルバム。

アンニュイかつエモーショナルな女性ヴォーカルが歌う「Dear Prudence」、良いなぁ。

試聴 Click!

FUFLUNS/SPAVENTAPASSERI

着実に受け継がれ、時を超えて今も息づく70年代イタリアン・ロックのあの熱情と詩情。

70年代イタリアン・ロックのファンは要チェック!

試聴 Click!

DIFFERENT LIGHT/BURDEN OF PARADISE

アラン・パーソンズ・プロジェクトをもうちょっとハードにしてドラマティックなシンフォニック・ロックに仕立たような感じで、ジッと感動的だなぁ。

地中海のマルタ島出身でチェコのプラハに移住したTrevor Taboneを中心に結成されたシンフォニック・ロック・バンド。マルタ島で活動していた時から数えると通算3作目となる2016年作。

試聴 Click!

いかがでしたか?

みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

カケレコは、これからもプログレ・シーンの最新動向を追い、世界の注目作をみなさまにお届けしてまいりますよ~。

イタリア以外のプログレ新鋭による2016年新譜はこちらの記事で特集!


2016年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【新鋭編】

【関連記事】

2016年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【新鋭編】

2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆

2015年にリリースされたイタリアン・ロックの特集記事はこちら!


2015年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】

【関連記事】

2015年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】

90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。

2014年にリリースされたイタリアン・ロックの特集記事はこちら!


2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】

【関連記事】

2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】

90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。

関連カテゴリー

2016年注目のプログレ新譜【イタリア新鋭編】

  • DORACOR / PASSIONI POSTMODERNE DI UN MUSICISTA ERRANTE

    90年代以降のイタリアン・キーボード・プログレ屈指のバンド、ずばりこれまでの最高傑作と言える2016年作9th

    90年代後半から活動し、シンフォ・ファン必聴の名作を数多く残しているキーボード奏者Corrado Sardella率いるグループ。2016年作9thアルバムで2枚組の一大コンセプト・アルバム。イ・プーのレッド(Bass)をはじめ、ヴォーカルとしてLA MASCHERA DI CERAのAlessandro CorvagliaやMANGALA VALLISのRoberto Tirantiが参加するなど、多数のゲストが参加して制作されており、これまで以上にダイナミズムに溢れたシンフォニック・ロック大作に仕上がっています。透明感あるトーン、温かくファンタスティックなトーン、激しくアグレッシヴなトーンを駆使し、ヴィンテージ・キーボードとピアノを操って幻想と現実を行き交うようなスケールの大きな音世界を描きだすセンスとテクニックは相変わらずの素晴らしさ。まるで往年のスティーヴ・ハケットをキーボードで再現するような、そんな伸び伸びと奏でられるドラマティックなキーボードのリードにも心躍ります。時にカンサスも彷彿させる「プログレ・ハード」なダイナミズムとフックあるメロディも魅力的。リリカルなギターや視界がパッと開けるような展開などはムーン・サファリも頭に浮かぶし、いや〜、これは良いアルバム。文句なしに最高傑作と言える大充実作です。

  • YUGEN / DEATH BY WATER

    00年代屈指のチェンバー・ロック・バンド、2016年作、アルバム1秒目からレッドゾーン振り切りまくる驚愕の傑作

    00年代以降のチェンバー・ロック〜アヴァン・ロックの筆頭格と言えるイタリアのバンド、2016年作のスタジオ盤としては4枚目となるアルバム。アルバムの1秒目からレッドゾーン吹っ切れまくり!いきなりビブラフォンとサックスがユニゾンで切れ込み、ギターがまるでマシンガンのようにザクザクとしたフレーズを叩きつけ、リズム隊が高速変拍子で荒れ狂う。脈絡なくフレーズをぶつけあっているようでいて一糸乱れぬようでもあり、アブストラクトのようでいて緻密に計算されているようで、何という凄まじさ。クリムゾン『太陽と戦慄』やヘンリー・カウやユニヴェル・ゼロなどに一歩も引けを取らない、というか、硬質さとテンションでは凌駕しているといっても過言ではないでしょう。一転して、静謐なパートでの透明感もまた見事だし、カンタベリーに通じる叙情的な「歌」も心に響くし、何という表現力。チェンバー・ロックの大本命バンドによる、リスナーの期待をはるかに凌駕した大傑作!

  • ROME PRO(G)JECT / II: OF FATE AND GLORY

    スティーヴ・ハケット、デヴィッド・ジャクソンなどが参加する豪華プロジェクトよる2016年リリース第二弾!

    イタリア国営放送のサウンドトラック制作などで活動していたイタリア人ミュージシャン&コンポーザーのVincenzo Riccaを中心とするプロジェクトの16年リリースの第二弾。前作に引き続き参加するスティーヴ・ハケットをはじめ、相変わらずメンバーが豪華で、VDGGのデヴィッド・ジャクソン(Sax)、イエスでお馴染みのビリー・シャーウッドの他、イタリアの新鋭プログレ・バンドのメンバーが参加して制作されています。イタリアらしくそそり立つように鳴り響くムーグやハモンド・オルガンなどキーボード群の重厚さと荘厳さはまるでレ・オルメ。飛翔するようなハケットのギター、クラシカルな中に荒々しい躍動感を生むジャクソンのサックスなど、名手たちの演奏の存在感も特筆。ドラマティックなキーボード・シンフォニック・ロックの逸品です。

  • SUBMARINE SILENCE / JOURNEY THROUGH MINE

    ジェネシスのDNAを継いだ新鋭の中でも屈指といえるイタリアのバンド、まばゆくもダイナミックな2016年作3rd

    ジェネシス系イタリアン・シンフォの名バンドとして知られるMOONGARDENのギタリストとキーボーディストが結成したバンド。2016年作3rd。繊細なタッチの伸びやかなロングローンが魅力のギターときらびやかなトーンのムーグ・シンセが紡いでいく時にリリカルで時に緊張感を持ったメロディ。その上でたなびく幻想的なメロトロン。シアトリカルなヴォーカルとフックに富んだメロディ・ライン。そして、目の覚めるようなめくるめくファンタスティックかつダイナミックな展開。ドラマティックなシンフォニック・ロックのファンにはたまらないサウンドがこれでもかと続きます。さらに、しとやかなエレピ、クラシカルで格調高いピアノやクラシック・ギター、エモーショナルに歌い上げるヴォーカルなど、イタリアならではのサウンドのまばゆさ・艶やかさも特筆。ジェネシスへの憧憬がベースにありますが、イタリアらしさや、突き抜けるようにかっ飛ばすプログレ・ハード・テイストなどを織り込んだ多彩なサウンドにはオリジナリティがあります。1st、2ndもプログレ・ファンに大好評でしたが、本作にも間違いなく心奪われることでしょう。傑作です。

  • HOSTSONATEN / SYMPHONY N.1: CUPID & PSYCHE

    Fabio Zuffanti率いる90年代以降屈指といえるプロジェクト・グループ、管弦楽器が躍動するクラシカル&シンフォニック・プログレの傑作

    FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAを率いて90年代以降のイタリアン・ロック・シーンを牽引したFabio Zuffantiによるソロ・プロジェクトであり、00年代イタリア屈指といえるグループ。帝政ローマ時代の作家アプレイウスの代表作『変容』の一遍「キューピッドとプシュケ」を主題とした2016年作のコンセプト・アルバム。何より印象的なのが管弦楽器で、クラシカル&シンフォニックなサウンドに心躍ります。ヴァイオリンやチェロをはじめ、木管楽器、金管楽器が左右チャンネルを駆け巡り、メロトロンをはじめとするヴィンテージなキーボードが鳴り響くサウンドは、ただ一言「壮麗」。ここぞではハモンド・オルガンやエレキ・ギターが重厚に鳴り、レ・オルメ『フェローナとソローナ』あたりを彷彿させる荘厳な音世界を描きます。これぞイタリアでしか生まれ得ない、壮麗かつ荘厳なクラシカル・プログレ。傑作です。

  • SYNDONE / EROS & THANATOS

    これはずばりアレアやP.F.M.のDNAを受け継ぐ地中海プログレの傑作、イタリアの新鋭による2016年6th

    イタリア北西部はトリノ出身のKey奏者Nico Comoglioを中心に90年代はじめに結成されたグループ。92年と93年にアルバムをリリースした後、いったん解散し、2010年に再結成。再結成後にリリースした3枚のアルバムに続く通算では6枚目となる2016年作。のっけから、変拍子ばりばりのテンションみなぎるリズム、アレアばりにエキゾチックにウネリをあげるキーボードによるチェンバー・ロック的なサウンドにびっくり!といっても、アヴァンギャルド一辺倒ではなく、ジェネシスなど70年代シンフォニック・ロックのエッセンスもにじませるのが凄いところで、まるでジェネシスをダンサンブルにして倍速にしたようなパートなど、圧倒的な切れ味で聴き手を飲み込みます。気品たっぷりのアコギ爪弾きや格調高いピアノをフィーチャーしてクラシカルに聞かせたり、でも、その裏のベースはジャジーだったり、地中海〜北アフリカ的なエキゾチックなパーカッションをフィーチャーしたり、表現力は特筆。アレアやP.F.M.のDNAを受け継ぐ地中海プログレと言えるでしょう。情感たっぷりでうっとりするほどの美しい歌声を持つヴォーカルもまた特筆。これはずばり傑作です。

  • COSARARA / COSARARA

    イタリアの新鋭プログレ・バンドによる2016年デビュー作で、ずばり「クリムゾン ✕マイブラ」と言える名作

    2005年に結成されたイタリン・プログレ新鋭バンド、2016年のデビュー作。聴きながら浮かんできたキーワードが「クリムゾン ✕ マイブラ」。キング・クリムゾンの『レッド』と、轟音&美メロが溢れるシューゲーザーの金字塔『ラヴレス』とが融合したら、こんな音になるかも、と興奮しました。70年代のイタリアン・ロックとともに、オルタナティヴ・ロック、エレクトロニカ、ポスト・ロックなどを折衷したサウンドは、音のテイストこそ違いますが、アネクドテンと同じ匂いも感じます。エコーに包まれたギター・アルペジオを軸とする浮遊感あるパートから、ハモンドやムーグが鳴り響き、歪んだギターが轟く荘厳なパートへとスイッチする瞬間のドラマが聴きどころでしょう。落ち着きそうで落ち着かずに、半音を渡り歩きながら進むコード展開も特筆だし、このバンドのセンスは凄いです。イタリアン・ロックの新たな地平を感じさせる名作。

  • WINSTONS / WINSTONS

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作。ロバート・ワイアットや北欧フィンランドのWIGWAMあたりを彷彿させる陰影たっぷりで憂いとポップさがあるヴォーカル&コーラスがまず印象的。曲によってはサイケ・ポップばりにキャッチー。演奏の方は、サックスやフルートやオルガンがフィーチャーされていますが、カンタベリーというよりもサイケ〜ハードのエッセンスが強い感じ。良い意味で洗練されていない荒々しいリズム隊や太いトーンのクラシカルなハモンドは70sオルガン・ロック的だし、むせぶサックスやミスティックなフルートは、初期クリムゾンやVDGGを彷彿させます。まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?スティーヴ・ヒレッジが居たKHANあたりの雰囲気も感じます。サイケデリック・ロックからジャズ・ロック、ハード・ロックへと発展した69年頃の音を軸に、カンタベリーの叙情性、イタリアならではのクラシカルな荘厳さを織り交ぜたサウンドはかなりの完成度。これは70年代プログレのファンは注目の名デビュー作です。

  • PROMENADE / NOI AL DIR DI NOI

    これは激レコメンドの新鋭がイタリアはジェノヴァから登場!ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快プログレ、2016年作!

    イタリアはジェノヴァ出身の新鋭バンド、2016年デビュー作。こ、これは、な、な、なんというテクニックとアイデア!次から次へと切り返す高速変拍子で突っ走るドラム、まるで早回しのように急旋回しまくるサックス、ふくよかで厚みのあるトーンの切れ味鋭いフレーズでかっ飛ばすギター、クラシックの確かな素養を感じさせるテクニカルかつ流麗なピアノ。なんという痛快なサウンド!これは、ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりなはず!暗さは微塵もなく、大道芸風というかオリエンタルな空気感といいますか、超絶技巧の中に人間味というか市井の哀愁も満ちている感じで、なんという個性。演奏だけでなく、ハイ・トーンのエモーショナルなヴォーカル、フックと気品たっぷりのメロディも良いしなぁ。これは激、激レコメンドです!

  • IL CASTELLO DI ATLANTE / ARX ATLANTIS

    93年デビューのイタリア新鋭、まるで「ジェネシス meets レ・オルメ」と言える幻想的なサウンドを聴かせる2016年作6th

    ヴァイオリン奏者を含む初期P.F.M.と同じ編成で70年代から活動を続け、92年にデビューし、来日公演も果たしているイタリアのシンフォニック・ロック・バンド。2016年作の6th。オープニング・ナンバーを聞いて頭に浮かんだキーワードが「ジェネシス meets レ・オルメ」。まるで、『フェローナとソローナの伝説』期のレ・オルメにトニー・バンクスとスティーヴ・ハケットがゲスト参加した感じ!イタリアらしいシアトリカルでエモーショナルなヴォーカル、詩情たっぷりのメロディ、ジェネシスのDNAを継いだ幻想性たっぷりのハモンド・オルガン、リリシズムがこぼれ落ちるピアノ、繊細なタッチでメロディアスなフレーズを切々とつむぐギター、ふくよかなリズム隊、そして、のびのびと奏でられる叙情的なヴァイオリン。70年代のイタリアン・ロックが好きな方にはたまらないヴィンテージなアンサンブルと「歌」がとめどなく溢れます。これは名作です!

  • IL BACIO DELLA MEDUSA / LIVE

    イタリアのバンド、狂おしいばかりのヘヴィネスで聴き手を飲み込むエネルギッシュ極まる2016年ライヴ盤

    02年に結成され、04年にデビューしたイタリア産新鋭バンド。3枚のオリジナル・アルバムに続き2016年にリリースされた初ライヴ・アルバム。ズシリと重く響くヘヴィなリズム隊、邪悪さや猥雑さを放ちながらヘヴィにうねるギター、吹き荒れる凶暴かつスリリングなサックス、そして、劇的で力強いヴォーカル。オザンナ、VDGG、キング・クリムゾンの影響を土台に、よりエキセントリックに畳み掛ける凄まじくエネルギッシュなライヴ。この狂おしいばかりのヘヴィネスはイタリアでしか生まれ得ないでしょう。

  • DEUS EX MACHINA / DEVOTO

    90年代以降イタリアン・プログレの最高峰バンド、16年作

    91年にデビューした、アレアのDNAを注ぐイタリアの新鋭プログレ・バンド。2016年の7thアルバム。高速で切り替えしまくる変拍子リズムに食ってかかるようなハード・エッジなギター、そして、デメトリオ・ストラトスやバンコのジャコモのDNAを確かに受け継いだ力強いヴォーカル。さらに、地中海の風を運ぶヴァイオリン、ソフト・マシーン的なエレピなどが合わさって、圧倒的にアグレッシヴでいて色彩豊かなイタリアならではのアヴァン・ジャズ・ロックを聴かせます。キレ味抜群なのに豊潤。やはり凄いグループです。傑作。

  • ALEX CARPANI / SO CLOSE SO FAR

    ヴィンテージなプログレ・バンドで活躍するミュージシャン達によるストレート&エネルギッシュなメロディアス・ハード、16年作4th

    07年にデビューしたスイス出身でイタリアで主に活動するキーボード奏者&コンポーザー、2016年作4th。バックはイタリアン・プログレ・ファンにはたまらない陣容で、ギターにTHE WATCHのEttore Salati、ベースにBAROCK PROJECTのGiambattista Giorgi、ドラムにNOT A GOOD SIGNのMartino Malacridaを迎えて制作されています。とにかく特筆なのが胸のすくようなヴォーカルとメロディで、エモーショナルかつ伸びやかな歌声と叙情みなぎるフックに飛んだ旋律には思わず拳を握りしめてしまいます。それぞれジェネシスやEL&Pから影響を受けたヴィンテージ・スタイルのバンドで活躍したメンバー達ですが、本作で聴けるのはドライヴ感いっぱいのヌケの良いメロディアス・ロック。演奏はさすがで、かっ飛ばすハード・エッジなハード・ロックを軸に、幻想性やドラマを巧みに織り交ぜたフレッシュかつ円熟のサウンドに痺れる快作です。

  • ERGOT PROJECT / BEAT-LESS

    イタリアはサルデーニャ島のプログレ新鋭、ビートルズのカヴァーに挑んだ意欲作、2016年作

    イタリアはサルデーニャ島出身のベーシストChristian Marras(MAURIZIO DI TOLLOの15年作に参加)を中心に、女性ヴォーカル等が加わり結成されたグループ。2016年のデビュー作。ビートルズのカヴァー・アルバムで、ミスティックでサイケデリックなプログレへと仕立てられています。アンニュイかつエモーショナルな女性ヴォーカルが魅力的。収録曲は、 1.Come Together 2.Tomorrow Never Knows 3.Dear Prudence 4.Helter Skelter 5.Revolution 6.While My Guitar Gently weeps 7.Norwegian Wood 8.Happiness Is A Warm Gun 9.I Want You

  • IL PARADISO DEGLI ORCHI / IL CORPONAUTA

    イタリアの新鋭プログレ・バンド、あのFabio Zuffantiがプロデュースした2016年作2nd、イタリアン・ロック最前線と言える傑作

    イタリア北部でミラノとベネチアの中間に位置するブレシア出身の新鋭プログレ・バンド、2016年作の2nd。プロデュースはHOSTSONATENでお馴染みのFabio Zuffanti!プログレというよりオルタナティヴ・ロックやヘヴィ・ロックに近いザラついた歪みのギターが生むモダンなヘヴィネス、それを包み込み「プログレ」を成立させるヴィンテージなトーンのキーボードによる荘厳さ(メロトロン風サウンドもたっぷり)、さらに、パーカッションによるエスニックさ、フルートによるミスティックさなども加わり、「さすがFabio Zuffantiが目をつけただけはある」と唸る、スケールの大きなモダン・イタリアン・ロックを聞かせます。イタリアらしいエモーショナルで伸びやかなヴォーカルも魅力的。新たな感覚に溢れた、イタリアン・ロック最前線と言える傑作です。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事