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ムゼオ・ローゼンバッハから巡る、狂おしきイタリアン・ヘヴィ・シンフォ名作選!

西洋音楽の中心地イタリアらしいクラシック由来の荘厳さと、ハード・ロックにも通ずる荒れ狂うヘヴィネス。

凶暴さと叙情性が渦を巻くイタリアン・ヘヴィ・シンフォの名作をご紹介してまいりましょう。

MUSEO ROSENBACH/ZARATHUSTRA(1973)

たった1枚のアルバムだけを残して解散したにも拘わらず、その1枚がイタリアン・ヘヴィ・シンフォの頂点として語り継がれるMUSEO ROSENBACHの73年作。

洪水」という言葉がぴったりの轟々たるメロトロン、牙をむくように狂暴なアンサンブル、そして強烈なまでの叙情性!何もかもが圧倒的ですね。

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IL BALLETTO DI BRONZO/YS(1972)

ムゼオと並びイタリアン・ヘヴィ・シンフォを代表する傑作。

ハードロック然とした凶暴なギターや鋭い変拍子リズム・セクション、そして狂気的なまでのテンションで鳴り響くピアノ、チェンバロ、メロトロン。

決してイタリアからしか生まれえない、クラシカルな芸術性とロックのダイナミズムがぶつかり合う圧倒的名盤。

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OSANNA/PALEPOLI(1973)

彼らもヘヴィ・シンフォの代表的グループと称されますが、この73年作はヘヴィ・シンフォの枠を超えた孤高の怪作。

まるで邪教の儀式を覗き見てしまったかのような戦慄が走る、狂気と暴力性と崇高さが渦巻く音像。それでもまた、夜な夜な聴きたくなるのは何故なのか…。

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CERVELLO/MELLOS(1973)

OSANNAのDanilo Rusiciの弟Corradoを中心に結成されたグループによる73年唯一作。

メロトロン以外のキーボードは使用されておらず、エレクトリック・サックスを擁したタイトで肉感のある演奏が印象的。退廃美と妖艶さが渦巻く傑作!

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SEMIRAMIS/DEDICATO A FRAZZ(1973)

若干16歳のMichele Zarrilloが率い、他メンバーも全員10代であったにも拘わらず、イタリアン・ヘヴィ・シンフォの代表的傑作の一つとして名高い73年作。

多少粗削りではあるものの、若々しいエネルギーが暴走するかのようなスリリングな演奏もまた魅力。

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RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO/PER…UN MONDO DI CRISTALLO(1972)

ムゼオ・ローゼンバッハやオザンナ『パレポリ』にも先んじて高い完成度のヘヴィ・シンフォを聴かせる72年作。

圧倒的にダイナミックなヘヴィー・シンフォ的展開と煌めくようなフォーキーなサウンドとによって描かれる、静と動の激しい振れ幅が印象的です。

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【ユーロロック周遊日記】イタリアン・ヘヴィ・シンフォの金字塔CERVELLOの73年唯一作『MELOS』

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ALPHATAURUS/ALPHATAURUS(1973)

オルガン、ムーグなど多彩なキーボードが変幻自在に躍動するアグレッシヴなアンサンブルが持ち味。

イル・バレやムゼオにも引けを取らない伊ヘヴィ・シンフォ名作!

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【ユーロロック周遊日記】70'sイタリアン・ヘヴィ・シンフォ屈指の逸品ALPHATAURUSの73年作『ALPHATAURUS』

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毎回ユーロロックの名盤を一枚ピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、70’sイタリアン・ヘヴィ・シンフォの実力派バンドとして知られるAPLPHATAURUSの73年唯一作『APLPHATAURUS』をピックアップいたしましょう。

さて、ここまでは70年代の代表的な伊ヘヴィ・シンフォ作品をご紹介してまいりました。

ここからは、自国の70年代ヘヴィ・シンフォを現代に堂々と受け継ぐ新鋭グループ達をピックアップ。まずはこの作品をご一聴あれ…!

LA MASCHERA DI CERA/S.E.I. (FROM SEPTEMBER 18TH / DAL 18 SETTEMBRE)(2020)

鬼才Fabio Zuffanti率いる現伊プログレの雄、7年の沈黙を破りリリースされた20年作6th!

冒頭3分間でMUSEOやBANCOなど往年の伊プログレ・ファンなら歓喜に震えること必至ですよ~!

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QUEL CHE DISSE IL TUONO/IL VELO DEI RIFLESSI(2020)

UNREAL CITY、CELLAR NOISEという現イタリア屈指の有力バンドのメンバーらが結成した期待の新鋭バンド!

バンコやムゼオら70s伊プログレを受け継ぐ、オルガンとメロトロンを軸にした哀愁のクラシカル・プログレは洗練されつつも風格に満ちていて圧巻。

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PROMETHEO/D’UN FUOCO RAPITO D’UN GIOVANE UOMO D’UN AMORE INSENSATO(2019)

70年代イタリアン・ヘヴィ・シンフォの空気をそのまま詰め込んだようなヴィンテージ感!

ゲスト女性ヴォーカリストの力強い歌声も良いなあ。注目の19年デビュー作!

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IL FAUNO DI MARMO/THE REBUS YEARS 2001-2012

70年代のヘヴィ・シンフォ・サウンドを鮮やかに蘇らせた13年デビュー作で高い評価を得たIL FAUNO DI MARMO。こちらは彼らの前身バンドREBUSのアルバム2作品を収録したリイシュー盤。

たった400枚が自主制作されただけの無名だったようですが、

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TAPROBAN/STRIGMA(2013)

狂おしく鳴り響くメロトロンやムーグ!それにしても凄まじい音圧・・・。EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けた伊キーボード・トリオ2013年作!

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    イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース

    CITTA FRONTALEを母体に、Danilo RusiciとElio D’annaを中心に結成され、呪術的なサウンドとほの暗い叙情でトップバンドへと登りつめたイタリアのへヴィー・プログレッシブ・ロックグループの73年3rd。彼らの最高傑作として名高い本作は、彼らの個性である呪術的な暗鬱とした音楽性、圧倒的なサイケデリアを描く音像、そして過剰なへヴィネスを内包したギター、サックスが先導するフリー・ジャズ路線のアプローチが高次元で融合したイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表する名作であり、おどろおどろしいながらも神秘を感じさせる傑作です。

  • SEMIRAMIS / DEDICATO A FRAZZ

    弱冠16歳の天才ミケーレ・ザリッロが率いた伊ヘヴィ・シンフォ・バンド、73年リリースの唯一作にして傑作!

    リリース当時、全曲の作曲を手がけているMichele Zarrilloは若干15歳であり、他メンバーも全員10代であったと言うイタリアのへヴィー・シンフォニック・ロックグループの73年唯一作。変革する社会に対応できなくなったひとりの人間をコンセプトに掲げたトータル・アルバムとなっており、バタバタと暴れるリズム・セクションに荒々しいギター・ワーク、そしてクラシカルなアンサンブルを聴かせるキーボードがイタリアらしい熱気を伝えます。強引に引っ張り変化する展開や多少荒削りで垢抜けない雰囲気は感じるものの、当時の彼らの年齢を考えれば若々しいエネルギーが暴走するサウンドは非常に魅力的なものであり、起伏に富んだスリリングな作品と見ることが出来るでしょう。

  • TAPROBAN / STRIGMA

    EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けたイタリアのキーボード・トリオ、2013年作4th、メロトロンやムーグが狂おしく鳴り響くヘヴィ・シンフォ快作

    96年にローマで結成、キーボード奏者がフルートも吹き、ベースとギターが兼任する編成のキーボード・トリオ。2013年作4th。EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾなどに影響を受けたようですが、なるほど、キーボードが豪快に鳴らしながら邪悪に畳みかけるヘヴィ・シンフォ・パートと流麗なフルートをフィーチャーした叙情的なパートとがめくるめくダイナミックな展開が圧巻。それにしても、ヘヴィなパートの音圧はすさまじく、前のめりに疾走するドラム、塊となって聴き手に襲いかかるヘヴィなギターとベース、そして、狂おしく鳴り響くメロトロンやムーグによるソリッドなサウンドは圧巻。リズムが躍動しムーグがメロディアスなフレーズを柔らかに奏でるパートはジェネシス直系。往年のイタリア/イギリスのプログレへの憧憬に満ちたヴィンテージな一枚。これは名作です。

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