2020年9月25日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
エニドと並んで、英国クラシカル・プログレを象徴するグループと言えるのがルネッサンス。
中でも、『燃ゆる灰』『シェラザード夜話』『お伽噺』あたりのストリングスやオーケストラが導入された黄金期のドラマチックなサウンドは、アニー・ハズラムの天使の歌声と相まって神々しささえ感じさせますよね。
英国を代表するプログレ・グループの一つなだけあって、彼らのサウンドがお好きな方にお楽しみいただける探求コンテンツが、カケレコにはたくさんございます♪
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いかがでしたか?みなさまの新たな作品との出会いに繋がれば幸いです。
なんと代表作『燃ゆる灰』リリース後の73年、BBC放送用に録音されたスタジオ・ライヴの発掘音源。「Can You Understand ?」ではじまり、「Let It Grow」「Carpet Of The Sun」など『燃ゆる灰』収録の名曲を披露しつつ、前作『プロローグ』からもタイトルトラックなど演奏と至福と言えるライヴ。おまけに、「Ashes Are Burning」には、スタジオ作でも参加していたウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエル(G)をはじめ、なんとアル・スチュワート(Vo)がゲスト参加!BBC用のため音質ももちろんクリア。彼らが最も充実していたと言える時期を捉えた驚くべき音源です。
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は72年にリリースされたデビューアルバム。「革命のエチュード」からの引用によるオープニングからクラシカルな味わいと英国ロックの気品、アコースティックな感性を全面に、Annie Haslamの伸びやかなスキャットが映えます。楽曲のふくよかさ、トータルプロダクションの上手さは後の作品に譲るも、彼らにしか作りえない素朴な叙情の片鱗を既に窺うことが出来る好盤です。
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は73年にリリースされた2nd。クラシカルな中に多少のサイケデリック感覚を残したデビュー作から方向性が定まり、牧歌的なのどかさと英国叙情、オーケストラを従えたシンフォニック・ロックの世界を作り上げています。以降ライブでも取り上げられる機会の多い名曲となった「カーペット・オブ・ザ・サン」「燃ゆる灰」などを収録。
YARDBIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は74年にリリースされた3rd。前作「燃ゆる灰」で作り上げた優美なシンフォニック・サウンドにさらに磨きをかけ、また、バンドのプロダクションに大いに貢献してきたMichael Dunfordがついに正式加入。「アルビノーニのアダージョ」を取り上げた「冷たい世界」や前作には無かったスケール感を持つ「母なるロシア」などを収録し、バンドは一気にその人気を不動のものとします。
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は75年にリリースされた4thであり、彼らの代表作の呼び声も多い名盤。特にリムスキー・コルサコフの同名交響曲に端を発した「シェエラザード夜話」は、「アラビアン・ナイト」の世界をコンセプトに据えた20分を超える超大作であり、オーケストラ・サウンドとロックの融合を目指した英国ロックの1つの結論と呼ぶべき傑作。米国での成功で勢いに乗った彼らの生み出したシンフォニック・ロックの世界は他の追随を許しません。
2CD+DVDの三枚組、ディスク3は5.1サラウンド(旧A面)+ハイレゾ音源(旧B面)、76年ライヴ・プロモ映像収録、定価4500+税
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は76年にリリースされたライブ作であり、アメリカのカーネギー・ホールにてオーケストラを率いて録音(75年6月)された名盤です。デビューアルバムから、アメリカへの足がかりとなった名盤「Scheherazade And Other Stories」までの代表作が余すことなく並んでおり、Annie HaslamのソプラノボーカルとNYフィルのオーケストラが絶妙に溶け合い、孤高のシンフォニック・ロックを作り上げています。
2枚組、定価2913+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ケース側面に丸いシール貼り付けあり、帯に若干折れ目あり
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は77年にリリースされた6thであり、彼らの代表作の呼び声も多い名盤。「Scheherazade And Other Stories」の評価とアメリカでのコンサートの成功によってWEAとワールドワイド・リリースを契約、まさに絶頂を迎えた彼らの自信に溢れた作品となっています。ロック・フォーク・クラシックという彼らの3大要素が惜しみなく発揮されており、女性ボーカル系シンフォニック・ロックの金字塔的な作品といえるでしょう。
19年リイシュー、77年10月ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを加えた3枚組ボックス、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲
75年6月20日から22日までの3日間、ニューヨークのカーネギー・ホールで行われたコンサートの模様を収録したライヴ。『プロローグ』から『シェラザード夜話』まで、すべてのアルバムから代表曲8曲が選ばれ、フル・オーケストラを配した荘厳なアレンジと圧倒的なまでの観衆のボルテージが聴く者の心を揺さぶる。
AIRAC1535/6(AIRMAIL RECORDINGS)
廃盤、紙ジャケット仕様、2枚組、09年デジタル・リマスター、定価3150
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
セパレート2枚組・三方背ケース付仕様、3CD+1DVDの4枚組、DVDはNTSC方式・リージョンフリー
盤質:傷あり
状態:良好
盤に研磨跡あり、若干圧痕あり
ご存じ英国クラシカル・プログレの代表的グループ、70年フィルモア・ウェストでのライヴを収録した全8曲。
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