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【カケレコ中古棚探検隊】歴史と文化の国イタリアに生まれた珠玉の歌い手たち。カンタゥトーレの名盤を探索☆

スタッフ佐藤です。

今回は秋にこそ味わい深く響く(気がする)、情緒溢れるカンタゥトーレ作品をピックアップしてまいりたいと思います。

プログレ・ファンはもちろん、ロック・ファンやフォーク・ファンにもきっとお楽しみいただける名作揃いでお送りいたしますよ☆


LUCIO BATTISTI/AMORE E NON AMORE(1970)

数多くの伊ミュージシャンに影響を与えた巨匠カンタゥトーレですね。彼が育てたと言えるPFMのメンバーやフォルムラ・トレのA.ラディウスが参加した、あまりにも味わい深いカンタゥトーレ名盤。

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FABRIZIO DE ANDRE/IN CONCERTO ARRANGIAMENTI : PFM(1979)

ジェノヴァ出身、70年代にはサルデーニャ島に移り地中海音楽への接近を試みた不世出のカンタゥトーレ。島で隠遁生活を送っていた所を彼を慕うP.F.Mのメンバーに後押しされ、カムバックを果たした79年のライヴを収録。巻き舌ヴォーカルに痺れます!

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RICCARDO COCCIANTE/CERVO A PRIMAVERA(1980)

これぞイタリア!と言いたくなる、熱くドラマチックに歌いこむ叙情派カンタゥトーレと言えば彼。訴えかけてくるような説得力あるヴォーカルがグッと胸に迫るんですよね~。

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ALBERTO RADIUS / CARTA STRACCIA(1977)

フォルムラ・トレ~イル・ヴォーロを率いた名ギタリストでありコンポーザーですね。この3rdソロ、哀愁たっぷりの低音ヴォーカルと情感豊かなアコギを軸とする味わい深いサウンドがじわっと滲みる逸品です。

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TITO SCHIPA JR. / LO ED IO SOLO(1974)

聴き手の感情をかきむしる「詩情」と「ドラマ」。これぞイタリアと言える歌心いっぱいの傑作ですね。シンセサイザーのプレイからも西洋音楽の格調高さがみなぎってます。

GIANNI D’ERRICO/ANTICO TEATRO DA CAMERA(1975)

キーボーディストとしても類まれなる才能に恵まれたカンタゥトーレによる75年作。多彩なキーボード群による重厚なアンサンブルと哀愁いっぱいのメロディーによるドラマティックなサウンドを聴かせます。本作録音直後に事故で他界してしまったのが惜しまれる、プログレッシヴなカンタゥトーレ名品。

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【ユーロロック周遊日記】早逝のカンタゥトーレによるシンフォニックな名作、Gianni D'erricoの76年唯一作『ANTICO TEATRO DA CAMERA』

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ALAN SORRENTI/ALAN SORRENTI(1974)

のちにアメリカに渡り成功を収めたことで、彼の名前は知っている方も多いかも知れません。その彼のイタリア時代最後の作品である74年作3rd。感情の赴くままに発せられるような切々とエモーション溢れるヴォーカルと、その感情の起伏を引き立たせる渋くジャジーな演奏が秀逸な逸品です。

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CLAUDIO ROCCHI/VOLO MAGICO N1(1971)

最初期のSTORMY SIXに在籍、ソロキャリアでは秀逸なカンタゥトーレ作品の数々を残してきた名ミュージシャンがCLAUDIO ROCCHI。センチメンタルな歌声、感情ほとばしるギター、深みのあるリリカルなピアノ。この溢れる叙情美をプログレ・ファンだけのものにしておくのはもったいない!

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ALICE/PARK HOTEL(1986)

カンタゥトリーチェからは、彼女をピックアップ。当時日本でも紹介され、かなりの知名度を誇っていたそうです。フィル・マンザネラ、トニー・レヴィン、ジェリー・マロッタなど英国からの腕利きが多数参加した86年作!

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ARONNE/MEMORIES(2017)

伊バンドDALTONのヴォーカリストが亡き奥方への追悼を込めて制作した17年作なのですが、往年そのままの飾り気のない歌声が胸に迫る珠玉のカンタゥトーレ作に仕上がっています。これは70年代カンタゥトーレ名盤群と同列に聴かれるべき名品。

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CHRISTADORO/CHRISTADORO(2017)

80年代より活動するイタリアのミュージシャンMox CristadoroがFabbio ZuffantiやFranco Mussidaらの協力を得て制作した17年作。Lucio Dalla、Franco Battiato、Claudio Baglioniなど名カンタゥトーレのナンバーを現代的なサウンドメイクでカバーした感動作となっています。

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    80年代より活動するイタリアのミュージシャンMox Cristadoroを中心とする新鋭バンド、往年の名ミュージシャンのナンバーをモダンな解釈で蘇らせた17年作、奇才Fabbio Zuffanti、PFMのギタリストFranco Mussida、YUGENのキーボーディストPaolo Bottaなどが参加!

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