プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

米の大物奇才ミュージシャン/プロデューサー、キム・フォーリーが関わった作品をピックアップ【米ロック】-MEET THE SONGS 第160回  

今日の「MEET THE SONGS」は、先日2015年1月15日に癌のために亡くなった米の大物奇才ミュージシャン/プロデューサー、キム・フォーリーが関わった作品をピックアップいたします。

キム・フォーリーは、自身のソロ作も多く残しているミュージシャンですが、60年代からL.A.を中心にプロデューサーやコンポーザーとして多くの作品に関わってきたことで知られています。
中でも、70年代に「チェリー・ボム」をヒットさせたガールズ・ロック・バンド、ランナウェイズをプロデュースしたことが有名ですね。

実に多くの作品に関わったフォーリーですが、今日は60、70年代にリリースされたロックの作品で、フォーリーが曲提供やプロデュースをした作品をピックアップしてまいりましょう。中には意外な作品があるかもしれません!

FRANK ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTION /『FREAK OUT !』

はっきりとした役割は不明ですが、交友関係にあったフランク・ザッパの66年デビュー作にクレジットされています。

試聴 Click!

FIRE ESCAPE /『PSYCHOTIC REACTION』

米ガレージ・サイケの66/67年作に「Trip」を提供。

試聴 Click!

SOFT MACHINE /SINGLE

67年にリリースされたデビューシングルのB面「Feelin’ Reelin’ Squeelin’」をプロデュース。

試聴 Click!

ST.JOHN GREEN/『St.John Green』

L.A.の5人組の68年唯一作をプロデュース。12曲中4曲にコンポーザーとしてクレジットされています。その中の1曲「Canyon Women」をピックアップ!

試聴 Click!

BYRDS/『(UNTITLED)』

バーズの70年作には2曲を提供。

「Hungry Planet」

試聴 Click!

同じくバーズの71年作では、11曲中3曲クレジットされています。

BYRDS/『BYRDMANIAX』

「Tunnel Of Love 」

試聴 Click!

次はお馴染みのプログレ名盤から!

EL&P/『PICTURES AT AN EXHIBITION』

この作品収録の「Nut Rocker」は、B. Bumble and the Stingersという米グループに提供されたフォーリー作の曲がオリジナルです。

「Nut Rocker」

試聴 Click!

最後は74年リリースのこの作品。

GRAM PARSONS/『GRIEVOUS ANGEL』

なんとバックコーラスとして参加しています。

「Medley Live from Northern Quebec」

試聴 Click!

この後ランナウェイズのプロデュースやキッスへの曲提供などをし、さらに近年も精力的に活動していました。幅広い活躍には実に驚きますね。ご冥福をお祈りします。

いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。またお会いいたしましょう。

関連カテゴリー

関連在庫CD

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / PICTURES AT AN EXHIBITION

    ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。セカンド・アルバム『タルカス』と同じ1971年にリリースされた『展覧会の絵』は、ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲で知られる組曲「展覧会の絵」にロック・アレンジを施したライブ・アルバム(ニューキャッスル・シティー・ホールでの録音)となっています。スタジオ・アルバムでも彼らのダイナミックな音楽性は十分に伝わりますが、やはりライブ・アルバムはヴォルテージの高さが凄まじく、当時の彼らの勢いを感じさせます。組曲「展覧会の絵」は16曲で構成された作品ですが、EMERSON, LAKE & PALMERは8曲を抜粋し、グループのオリジナル曲を3曲(「賢人」「ブルーズ・ヴァリエイション」「バーバ・ヤーガの呪い」)加えた11曲で再構成しています。また、組曲とは別に、B.BUMBLE & THE STINGERSの「ナットロッカー」のカバーも収録。当時は海賊盤対策を目的にリリースされたという本作ですが、結果的にプログレッシヴ・ロック史に残る名ライブ・アルバムとなりました。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。