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イアン・マシューズ特集

今日6/16は、イアン・マシューズの誕生日です。

フェアポート・コンヴェンションの初代ヴォーカリストであり、ソロやバンドで米ウェストコースト・ロック憧憬の愛すべき名作を残し、今も活動を続ける名SSWですね。

経歴を追いながら、彼が残した作品を聴いてまいりましょう。

イアン・マシューズは、イングランド東部はリンカンシャー生まれで、ビートルズ後のビート・バンド・ブームから熱を受け、地元でいくつかのバンドを経験した後、66年にロンドンへと向かいます。そこで、PYRAMIDというサーフ・ロック系バンドを結成。デラムからシングル1曲「Summer Of Last Year」をリリースします。

これが、ハーモニー豊かなソフト・サイケの佳曲でびっくり。

PYRAMID / Summer Of Last Year

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67年にアシュリー・ハッチングスに誘われ、FAIRPORT CONVENTIONに加入。

ジュディ・ダイブルとの男女リード・ヴォーカルにより「ウェストコースト・ロックへのイギリスからの回答」と言えるサウンドを鳴らした1st、サンディ・デニーとのデュエットでより英国然とした叙情性と気品を聴かせる2ndと、英ロック史の残る名作に貢献します。

FAIRPORT CONVENTION『Same』(1968)

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FAIRPORT CONVENTION『What We Did on Our Holidays』(1969)

名曲「Meet on the Ledge」。イアン・マシューズとサンディ・デニーのデュエットのあまりの素晴らしさ。

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バンドがよりトラッド色を強めたことにより、ウェストコースト・ロック的なポップなサウンドを指向したイアン・マシューズは脱退。
69年ハーヴェスト・レーベルより『Matthews Southern Comfort』でソロデビューします。

ヴォーカリストとしての魅力はいわずもがな、メロディメイカーとしても才能を発揮し、ブリティッシュSSWとして覚醒。

牧歌的で叙情的なメロディと歌声とハーモニーは、木漏れ日フォーク・ロックの代名詞のヘロンと並んで、愛すべき英国臭いっぱい。

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この作品でバックをつとめたメンバーとともに、パーマネントなバンドとして、MATTHEWS SOUTHERN COMFORTを結成。

ハーヴェスト・レーベルから、69年に2nd『Second Spring』、70年に3rd『Later That Same Year』を残します。

どちらの作品もCSN&Yやニール・ヤングへの憧憬とともに、英国の干し草が香るハートウォームな佳曲ぞろいの逸品。

3rdから、大好きな名曲「And When She Smiles」をピックアップいたします。

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ジョニ・ミッチェルの曲で、CSN&Yもカヴァーした名曲「Woodstock」のカヴァーも3rdに収録。英国シングル・チャートで1位を記録し、カナダでも5位、米ビルボードでも23位とヒットします。

当時のTV放送映像を発見。それにしても、良い声だなぁ。聴き入ってしまいますね。

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3rdアルバムリリース後、バンドは解散。ヴァーティゴ・レーベルより2枚のソロをリリースします。

どちらも、ソングライターとしての誠実さがにじむ、柔らかで心温まる歌声とメロディが変わらず素晴らしい名作。
リチャード・トンプソンやサンディ・デニーの客演も特筆です。

『If You Saw Thro’ My Eyes』(1971)

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『Tigers Will Survive』(1972)

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MATTHEWS SOUTHERN COMFORT解散の後、イアン・マシューズ以外のメンバーは、SOUTHERN COMFORTを結成。3枚のアルバムをハーヴェスト・レーベルに残しますが、どれも米ロック憧憬と英国叙情が混じり合った変わらぬサウンドを聴かせる名作。

SOUTHERN COMFORT『Frog City』(1971)

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ヴァーティゴからのソロ2作をリリース後、イアン・マシューズは、元リヴァプール・シーン~グリムスのアンディ・ロバーツらとともに、PLAINSONGを結成。エレクトラと契約し、72年に唯一作『In Search of Amelia Earhart』をリリースします。

それにしても、イアン・マシューズはウェストコースト・ロックが本当に好きなんだなぁ。

カントリー・ロック/フォーク・ロックへの変わらぬ愛情。そこからこぼれおちる英国的叙情。本当に誠実な良いメロディ&歌声に溢れています。

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PLAINSONGも2nd制作へと向かいますが、残念ながら解散。イアンは、その後、ソロとして変わらぬリリカルな作品をコンスタントにリリースしながら、現在まで息の長い活動を続けています。

最後に、73年のソロ『Valley Hi』から、僕がイアンの曲の中で一番好きな「Keep on Sailing」をピックアップ。

何百回聴いても心に染みます。

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06年の9月にはアンディ・ロバーツとともに来日。新宿の小さなライヴ・ハウスに見に行きましたが、曲についてのエピソードを挟みながら、飾らず真摯に曲を演奏していく姿にじーんときたのを覚えています。

人生に迷った時に、いつでも寄り添ってくれる。同じ方向を向いて、ただただじっと側に居てくれる。そんな優しさ溢れる名SSWです。


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  • FAIRPORT CONVENTION / LIEGE AND LIEF

    69年発表の4th、英国トラッド・フォークの象徴する一枚

    女性ボーカリストSandy DennyとギタリストRichard Thompsonを擁し、トラッド・フォークの最高峰の1つに上げられるイギリスのグループによる69年4th。69年に彼らは3枚ものアルバムをリリースしており、本作は連続リリースの3作目となります。事故によりドラマーのMARTIN LAMBLEが急逝、DAVE MATTACKSを新ドラマーに迎え、フィドル奏者DEVE SWARBRICKも正式に加入。彼ら代表作の1つであるその内容は、前作では1曲のみだったトラッド曲をアルバム8曲中5曲まで増やし、飛躍的な発展を遂げたエレクトリック・トラッド・フォークの路線にさらに磨きをかけた記念碑的名盤となっています。英国叙情が際立ったトラッド・フォークの代表作と言えるでしょう。

  • FAIRPORT CONVENTION / WHAT WE DID ON OUR HOLIDAYS

    サンディ・デニーを迎えた69年2nd

    サンディー・デニーを迎え制作された2ndアルバム。68年作。彼女の儚くも凛としたヴォーカルは別格の美しさで、「FOTHERINGAY」などコンポーザーとしても一流。そんな彼女の加入が化学反応を引き起こしたのか、リチャード・トンプソンもギタリスト/コンポーザーとして見事にその才能を開花させています。楽曲、演奏とも新人離れした風格すら感じさせる出来栄えで、英国フォークロックを代表するグループとしての地位を早くも確立した名作。

  • FAIRPORT CONVENTION / ANGEL DELIGHT

    71年作6th

    • UICY9483

      紙ジャケット仕様、04年リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2141

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり

  • FAIRPORT CONVENTION / BABBACOMBE LEE

    英フォーク・ロックの代表格、71年7th、19世紀に起きた殺人事件の犯人の半生をモチーフにしたコンセプト作

    英フォーク・ロックの代表格、71年7th。Sandy Denny、Richard Thompsonが抜け、4人編成となった時期の作品。殺人事件の犯人の半生をモチーフにしたコンセプト作。重い題材を扱っていながら、カントリー・ロックの影響も感じさせる親しみやすい楽曲群で構成。フィドル奏者Dave Mattacksが主導権を握り、男所帯ならではの温もりを感じさせるフォーク・ロックに仕上がっています。伸びやかなヴォーカル、表情豊かにスイングするフィドルを中心として、哀感を漂わせるアコーステイッック・ギター、幽玄なダルシマー、整然としたリズム隊などが一丸となり締まった演奏を展開。心浮き立つような軽快なアンサンブルを奏でており、素朴な男声コーラスと溶け合う様は心地よくリラックスさせてくれます。ピリピリした緊張感を持っていた「LIEGE & LIEF」「FULL HOUSE」の時期とは異なる、朗らかな魅力に溢れるこの時期のフェアポートも良いです。

  • FAIRPORT CONVENTION / QUIET JOYS OF BROTHERHOOD

    86年と87年のライヴ。イアン・アンダーソンがゲスト参加。

  • FAIRPORT CONVENTION / CROPREDY CAPERS

    バンド主宰の「クロップレディ・フェスティヴァル」における80-03年までのステージ音源を収録、全65曲

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