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UT

NEW TROLLS

VMCD138(VINYL MAGIC

紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター。

評価:50 2件のレビュー

ジェノバ出身のグループは歌心が魅力ですね。このグループはその代表格。アルバムのフィナーレを飾るこの曲なんて、ヴォーカルの熱唱に導かれ、これでもかと畳み掛ける叙情展開に完全ノックアウト・・。

72年作、ハードロックに根ざしたアグレッションとイタリアならではの叙情美が調和する名盤!

イタリアを代表するプログレッシブ・ロックバンドの72年の作品。Nico Di Paloのハードな音楽性の色濃い作品となっており、純ハードロック然とした楽曲から哀愁のバラード、キーボーディストMaurizio Salviが大活躍のシンフォニック・ロックまでを放り込んだイタリアン・ロックを代表する1枚。もともと雑多な音楽性を持ちながら咀嚼能力に優れたNEW TROLLSらしい作品となっています。本作を発表後にバンドは分裂、Nico De Paloは新バンドIBISを結成、一方Vittrio De ScaltiはN.T. ATOMIC SYSTEM名義でクラシカルな音楽性を追求した名盤「ATOMIC SYSTEM」をリリースします。

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レビュー一覧

評価:5 NT最高の一枚(2 拍手)

じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る

イタリアのハードなプログレッシヴらしく英米のようなブルースの濁りがあまり感じられないエレガントで伸びやか、かつ切れのあるスタイリッシュなサウンドです。自分はとりわけバラード調の曲がイタリアらしく艶めいていて好きですね。“ATOMIC SYSTEM”と並ぶNTの二大頂点でしょう。

ナイスレビューですね!

評価:5 イタリアのこてこてギターを聴け(0 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

ニュー・トロールズと言ったら、やはりこの盤でしょうね。イタリアの典型的なバンドは、クラシック路線の鍵盤奏者と、ジミ・ヘンドリックス崩れのギタリストの組み合わせで、彼らは見事にこの図式の中にいます。わたしは鍵盤よりギタリストが気になります。英国ハードの様式にはほとんど影響されず、バニラ・ファッジやアイアン・バタフライで時間が止まっているのがギターの特徴だと思います。ただただ歪ませて弾きまくる、というギターです。

6曲めの「ケ・トロッパ・グエラ」のギターをぜひ聴いてみてください。ファズ・ギター2本のユニゾンのカッコいいこと。この盤では、ビットリオ・デ・スカルツィはギタリストで通していて、ニコ・ディ・パーロとふたりソロ体制なのです。また典型的ハードロックが一転、歌ものフォークになってしまう展開の鮮やかさ。次の曲「パオロとフランチェスカ」では、ギター左右がメロメロの愛を囁くという、アバンギャルドなアイデアを聴かせます。

ビットリオの父親はストゥディオGのオーナーで、おそらく生活に困ったことなどないでしょう。ハングリーなニコ(勝手に想像してますけど)と合わなかったんだろうな、と…。この二人が高い緊張感でぶつかる名作です。

ナイスレビューですね!