IAMTHEMANICWHALE(CD-R)(IAMTHEMANICWHALE) 【2015年発売CD】
デジパック仕様、CD-R。
まるでビッグ・ビッグ・トレインにパイロットのデビット・ペイトンが参加して、アラン・パーソンズがプロデュースした感じ!?この英国の新鋭、ずばり注目ですよ〜。
2015年に英国はレディングにて結成された新鋭プログレ・バンド。2015年12月にリリースされたデビュー作。バンドの公式サイトで影響を受けたバンドとして挙げられているのが、ジェネシス、フラワー・キングス、ビッグ・ビッグ・トレイン、スポックス・ビアード。なるほど、めくるめく躍動感いっぱいのハード・エッジかつファンタスティックなアンサンブル、アラン・パーソンズやパイロットあたりも頭に浮かぶようなキャッチーなメロディと豊かなコーラス・ワークには彼らからの影響を色濃く感じることができます。ハイ・トーンのヴォーカルもキレがあって魅力的で、まるでビッグ・ビッグ・トレインにパイロットのデビット・ペイトンが参加して、アラン・パーソンズがプロデュースした感じ!?各楽器のヴィンテージなトーンとアンサンブル全体としてのモダンな明瞭さとのバランスも見事だし、テクニックも安定感抜群。これは素晴らしいバンドの登場。オススメです!
TIGER MOTH TALES/DEPTHS OF WINTER
現CAMELの英マルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト、待望の17年作3rd!80sキャメルをモダンかつゴージャスに再現したかのようなイマジネーション溢れまくりの傑作シンフォ、すごい才能です...!
2,590円(税込2,849円)
MAGENTAの中心人物による16年作ソロ、マイク・オールドフィールドへのオマージュに溢れたシンフォニック&トラディショナルな逸品
2,490円(税込2,739円)
ウクライナ出身のコンポーザーAntony Kalugin率いるソロ・プロジェクト、映像喚起的でイマジネーション溢れる2014年のシンフォ傑作
2,200円(税込2,420円)
ロシアン・シンフォ新鋭、11年作、70年代プログレの遺伝子を受け継いだ正統派プログレとして一級の傑作!
FRANCOIS THOLLOT率いる仏暗黒アヴァン/チェンバー・グループ、11年デビュー作
ヴァイオリンやフルートが躍動する「鮮烈」なシンフォニック・ロックを聴かせるロシア注目の新鋭、2014年傑作デビュー作!
ナショナル・ヘルスやキング・クリムゾンのDNAを感じさせるフランスの新鋭、圧巻の2015年デビュー作
(クイーン + ドリーム・シアター)÷モンティ・パイソン!?プログレとHR/HMを恐るべしな諧謔精神でまとめあげた希代の奇天烈プログレ、このスペインの新鋭2012年デビュー作、凄すぎです!
英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!
ムーン・サファリへのブラジルからの回答!と言える、透明感ある美メロとアンサンブルが光る2013年の驚きのデビュー作
イタリア新鋭13年デビュー作、たおやかなアコギ、こぼれ落ちる凛としたリリシズム、爽やかなポップ・センス、ずばり名作です!
これは激レコメンドの新鋭がイタリアはジェノヴァから登場!ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快プログレ、2016年作!
2020年リリースの世界各国の新鋭プログレ作品を一挙大特集!力作ぞろいでお届けいたします☆
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
2018年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
コーラスワークが作品の魅力に一役買っているプログレ作品を、70年代から現代まで幅広く取り上げてまいります!
新鋭プログレ・シーンで注目すべきヴォーカリストに焦点を当てて、その魅力をご紹介してまいります!
2018年2月の新品CD月間ベストセラーを発表いたしましょう!
2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆
今回は、プログレ史上に残るべき名ライヴ・アルバムにフォーカスしてまいりますよ♪
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今の時代だからこそ提示できるプログレ(0 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
英国出身のプログレバンドのデビュー作。2015年発表。
初めて聞いたときは思わず膝を叩いた。そうだ、これが今この時代に提示できるプログレッシブロックなのだ、と。
Yes的な曲展開、Genesis的な英国サウンド、ハケットやラティマーを思わせるギターワーク(1曲目のギターソロ!)など、「古き良きプログレ」の面影を感じさせながら、しかしそれらのバンドそのままの音では決してない。しっかりと咀嚼しながら、コンパクトにまとめ、キャッチーな曲へと収束している。彼らが影響を公言するSpock's BeardやBig Big Trainにも通じる現代プログレとしての表現である。
このあたりの聴きやすさと屈折の中に光るプログレらしさ、ポップさとテクニカルさのバランスが素晴らしい。曲も複雑なのに起承転結がしっかりとあり、アメリカ進出前のQueen(特にフレディ・マーキュリーが作る曲。ボヘミアン・ラプソディ!)のような、「プログレッシブなのにわかりやすい」という不思議な感覚が内在している。これは凄いことだと思う。
個人的には自分に「音楽探求の旅の終わり」を一瞬予感させた唯一のバンドである。ああ、このバンドがいればいいや、みたいな。一瞬思っちゃいました。
当然2ndも必聴。次はライブ盤らしい。カケレコさん、取り扱いお願いします!