2018年3月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ:
この度、カケレコ・ユーザーのI様よりな、なんと50年前、1968~1969年の『MUSIC LIFE』誌を寄贈して頂きました!
インターネットもYoutubeもない時代、I様の唯一の情報源だったというこのML誌。
当時の青春の思い出が詰まった宝物をお譲り頂き、本当に感無量です。
それにしても50年前のものだというのに、保存状態がとても良くて驚き!
歴史の重みを感じる大変貴重な資料で、スタッフ一同嬉々として読ませていただきました。
というわけでちょうどピッタリ50年前、1968年のML誌の内容を皆様にもちょっとだけおすそ分け!
いざ、50年前にタイムスリップしてみましょう!
■『MUSIC LIFE』って?
1937年より、新興音楽出版社(現:シンコー・ミュージック)が編集・発行した音楽雑誌。創刊当時は日本の流行歌を特集する雑誌でしたが、50年代にはジャズ(アメリカのポピュラー・ミュージック)を、そして60年代からは英米のポップス&ロックを紹介する雑誌へと変化。残念ながら1998年に休刊となってしまいましたが、長らく日本で最大の発行部数を誇る洋楽雑誌として人気を集めました。
1968年9月号より。やっぱり一番人気はビートルズ!アイドル雑誌の側面もあるのか、パパラッチ的な記事もチラホラ。オノ・ヨーコがまだ「小野洋子さん」と呼ばれていた時代。
I様によるとML誌は当時の映画雑誌「スクリーン」と同様、写真集の性格も持っていたとか。カラーピンナップが凄く綺麗です。若き日のトッド・ラングレン率いるナッズ!
レインやグレープフルーツも人気。
ドアーズ、クリーム、ジミヘンも。「アート・ロック」や「ニュー・ロック」と呼ばれています。
スコット・ウォーカーの人気も凄い!ビートルズと並ぶかそれ以上で、毎号のように特集が組まれています。我々にとってはちょっぴり意外でした。
皆様ご存知でしょうか?大々的に取り上げられているHERD。
実はピーター・フランプトンが在籍していたグループなのです。プロフィールには身長・体重だけでなく胸囲やウェストまで載っています!真実なのでしょうか…。
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!