2017年7月13日 | カテゴリー:ロック探求ランキング
タグ: プログレ
本日7月13日は、オカルト記念日です。
1974年7月13日に、映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことで記念日となりました。
今回は、身の毛もよだつ(?)、オカルティックなジャケを集めてみました!
やっぱりこれですよね。13日の金曜日リリースとか、徹底してます。
う~怖い。しかし癖になる怖さですね!
ゴシックなジャケがいいですね!
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毎日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、チェンバー・ロックを代表するバンドの一つ、ベルギーのUNIVERS ZEROの79年作『HERRESIE』をピックアップいたしましょう。
呪術的なジャケットが、じわじわと怖いです!
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チェンバー・ロックの元祖と言われるTHIRD EAR BANDがハーヴェスト・レーベルより69年にリリースしたデビュー作『ALCHEMY 錬金術』をピックアップいたします。
アメリカでは発禁になったとか。
印象的ではあるけれども。
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ヒプノシスのデザインしたすばらしいジャケット群。でも、なかにはアレなジャケットもあるわけで…
うわわ、ちょっとこれは・・・
眼球ってよく見ると怖いですよね。
目が合ったら呪われそう。
一つ一つ、並べていったんでしょうね。
色使いがまた、不気味ですね。
無表情が怖い!
轢かれちゃうよ・・・
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如何でしたしょうか。暑くなってまいりましたので、オカルトなジャケでヒヤッとするのも良いかも知れませんね。
盤質:傷あり
状態:並
若干カビあり
言わずもがな、LED ZEPPELIN、DEEP PURPLEとともに英国三大ハード・ロック・バンドにそびえ立つBLACK SABBATHが70年に放った偉大なる1st。ブルース/ジャズを基調としたヘヴィなサウンド、サタニックで暗黒なバンド・コンセプト。それらを掛け合わるということが当時としては革命的であり、のちに勃興するヘヴィメタルの元祖と称される所以である。暗黒時代の幕開けを告げるかのようなTony Iommiの不穏なリフが印象的。
70年にVertigoレーベルよりリリースの2nd。グループを代表する「Paranoid」や人気ナンバー「War Pig」など、後のブリティッシュ・ヘヴィ・メタルへとつながる古典といえる名曲を多数収録した傑作。キーフによるジャケットも素晴らしい。
SHM-CD、デジタル・リマスター、定価1714+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
若干ケースツメ跡あり、帯中央部分に色褪せあり
オジー・オズボーン、トニー・アイオミを中心とする英国出身元祖ヘヴィ・ロック・グループ、71年にVergitoよりリリースされた3rd。トニー・アイオミによるヘヴィ・リフをフィーチャーした楽曲を中心とする一方で、トラッド、クラシック要素が芽を出し始め、叙情的なギター・ソロが挿入された楽曲をいくつか収録。メリハリのついた構成となり、重低音が炸裂するアルバムながら一気に聴けるアルバムとなりました。本作のハイライトは「Embryo」から「Children Of The Grave」へと至る流れでしょう。「Embryo」は英トラッド調の旋律で絡み合う30秒のインストゥルメンタルで、静かで美しい旋律にも関わらず、怪しい儀式の如き不穏な空気感に包まれます。雷鳴の如く鳴り響くドラム・ロールが静けさをぶち破り、ヘヴィ・チューン「Children Of The Grave」がスタート。歪んだベース・ラインとハシり気味のドラムにより強力なうねりを作り出します。ギターはヘヴィ・リフを自在にテンポ・チェンジ、左右チャンネルを分けて攻めてくる流麗なソロも素晴らしい。他にも「Sweet Leaf」、「Into The Void」といったヘヴィ・ロックの名曲を収録しています。抒情的な小曲を挟むことによって、重厚なアンサンブルの魅力が際立った、これぞブリティッシュな深みに満ちた名作。
67年に結成されたバーミンガム出身の4人組ヘヴィ・ロックの帝王ブラック・サバス。「マスター・オブ・リアリティ」がゴールド・ディスクを獲得したことにより不動の地位を築き上げ、その後のヘッドライナー・ツアーにより全米を席巻した絶頂期の彼らが、72年にヴァーティゴからリリースした4作目。「スーパーナート」「スノウブラインド」での凄まじいばかりのヘヴィ・グルーヴに加え、「チェンジス」でのメロトロンの導入で新機軸をみせ、よりドラマティックに深化した中期の代表作。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、リマスター、定価1500+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
若干スレあり
21年リイシュー、デジパック仕様、2枚組、ボーナス・トラック3曲
盤質:傷あり
状態:良好
ケース不良、若干スレあり、軽微な圧痕あり、トレーにヒビあり
直輸入盤(帯・解説付仕様)、87年規格、WEST GERMANY盤、定価3200(税表記なし)
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、ケースツメ跡あり、折れ・若干カビあり
78年の8thアルバム『Never Say Die』リリースに伴う同年のツアーより、ロンドン/米ペンシルバニア/米テキサスでのライヴを収録、全14曲!
イタリアン・シンフォニック・ロックの代表格バンドの78年4th。それまでインスト路線を貫いてきたわけですが、本作では初めてボーカルナンバーも配置され、およそGoblinのイメージとは遠い、とてもファンタジックなコンセプトアルバムとなっています。「Goblin=サスペリア」、「Goblin=サントラ」というのはもはや常識なわけですが、数は少ないながらサントラではない、いわゆる「オリジナルアルバム」も残しており、その貴重な1枚が本作と言うわけです。ビシバシにキメるリズム隊、そして、恐怖ではなく優美なファンタジーを描かせても超一流の表現が出来てしまう、引き出しが多すぎるClaudio Simonettiのキーボードがやはり圧巻。ボーカルを取り入れたことに対する賛否両論は、それだけバンドとしてのまとまりに隙が無いことの、なによりの証です。テクニカルさを駆使したシンフォニックロックとして最高の出来であり、Goblinの新たな一面を垣間見ることの出来る名盤。
紙ジャケット仕様、エンハンスドCD、デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、紙ジャケに若干圧痕あり
Glen Sweeneyを中心に結成され、その非常に個性的な酩酊感、呪術的な作風が持ち味のイギリスのアヴァンギャルド・ロックグループの69年作。ヴィオラ、オーボエ、チェロなどを用いたチェンバー・ロック的なアプローチを取りながらも瞑想的でエスニックなフレーバー漂うタブラなども取り入れ、太古からの呼び声を感じるような神秘的な作風となっています。非常にヨーロッパ的な中世古楽のような室内楽と、オリエンタルな神々しさが混ぜ合わさった音楽性を示しており、非常に実験的ながらも独自の世界を描く作品です。
地火水風の四元素を表現したコンセプトアルバム。70年発表。
ヒプノシスによるジャケットが鮮烈な70年発表の1stアルバムと、71年発表の2ndとのカップリング。メンバーであるKen Hensleyは、後にUriah Heepに加入します。
VERTIGOレーベル発のブリティッシュ・ロックを代表するグループの71年作2nd。KEEFの手によるジャケットアートがよく知られているその内容は、前作のポップ・センスはそのままに、より起伏に富んだアンサンブルで聴かせる作品であり、英国然としたジェントルな気品に満ちた質感と湿り気が特徴的な名作です。コロコロと転がっていくクラシカルなオルガン・ワークを中心にした渋いアンサンブルを放っており、また、ブルージーに泣くギターや所々でドラマチックに楽曲を彩るストリングス・セクション、ブラス・セクションも素晴らしく、英国ロックの奥深さと味わいを伝えています。
英国オルガン・ロックを代表するグループがVERTIGOレーベルより70年と71年にリリースした1st&2ndをカップリングした2枚組CD。叙情性溢れるメロディーと憂いのあるオルガン、クラシックやジャズの要素を取り入れたプログレッシヴなアンサンブルというスタイルがいかにもブリティッシュ・ロックと言える1st。1stに比べて、演奏、アレンジとも磨きがかかり、美しいメロディーとドラマティックなアレンジが絶妙に絡んだサウンドが圧倒的な完成度を誇る2nd。どちらの作品も英国ロックを語る上では欠かせない名作です。2ndの2曲目「Munich」は、クラシック、ジャズ、ロックを剥き出しのままぶつけたようなテンション溢れるサウンドが絶品で、緩急自在の曲構成が秀逸な出色の名曲。
盤質:傷あり
状態:良好
スリップケースに軽微なスレ・軽微な圧痕あり
マンフレッド・マンの解散後、メンバーだったマンフレッド・マンとマイク・ハグが中心となり新たにスタートさせたマンフレッド・マン・チャプターIIIが、69年に名門ヴァーティゴ・レコードよりリリースしたファースト・アルバム。サックスやフルートなどの管楽器を加えたそのジャズ・プログレッシヴ・サウンドは、混沌とした60年代末のブリティッシュロックシーンを如実に表わしている。(帯より)
DEEP PURPLEを脱退したリッチー・ブラックモアを中心に結成された英ハード・ロック・グループ、76年作2nd。前作発表後、ロニー・ジェイムズ・ディオを除くメンバー3人がリッチーにより解雇され、コージー・パウエル等が加入。後半に配されている大作2曲に象徴されるように、演奏面が飛躍的に向上、迫力のインプロヴィゼーションが繰り広げられるスケールの大きなハード・ロック作となりました。ツーバスを駆使したパワフルなコージーのドラム、スケールが大きくオリエンタルな旋律を奏でるリッチーのギター、中世の世界観を鬼気迫る迫力で表現するロニーのヴォーカル。三者が時に重厚に、時に激しくぶつかり合う様は圧巻です。クラシカルなキーボードも貢献大。後のヘヴィ・メタル・シーンにも大きな影響を与えた名盤。
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