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第4回【秀逸ジャケ調査委員会】ヒプノシスのジャケットは総じてすばらしい。だが中にはこれはいかがなものかというものも…

こんにちは、カケレコのユモトです。

今回は、レコードジャケットを芸術作品の域にまで高めたイギリスのデザインチーム『ヒプノシス』のことをテーマにしようと思います。

ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンなど70年代ロックグループの名作のジャケットをデザインしたことにより、解散した現代でも、その影響は様々なアーチストのジャケット・アートワークにうかがえます。

抽象的でありながら、なんらかの問題提起をしているような、ある意味思わせぶりなジャケットデザイン。そのなかにロックファンはメッセージを見出そうとし、サウンドにからめてアーチスト幻想を抱いたものでした。

歴史から見ると、彼らのデザインが定盤・名盤に採用されていることにより名声は絶大ですが、すべてのジャケットが、そういつも崇高なモチベーションでデザインされたわけではないはずです。

基本的には商業デザイン集団。やっつけ仕事ではないでしょうが、なかには「これはいかがなものか…」という作品も多数あるわけで。

そんな諸手を挙げては賛成できない出来のジャケットをピックアップしてみました。もちろん、独断と偏見で決定です。

まずは有名どころを。

Black Sabbath / 『Technical Ecstasy』 (1976)

76年リリース、7作目のスタジオアルバム。これサバスのジャケットじゃないよ……

この作品からチャートアクションに陰りが見えてきたブラックサバス。当アルバムの代表曲「It’s Alright」はドラマーのビル・ワードがヴォーカル。この後オジーはアル中もあり解雇。
シンプルによい曲。沁みるバラード。でもごたごたしていた当時のサバスにイッツ・オーライといわれても…。

「It’s Alright」

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次は、意味のわからない下半身シリーズ。

Montrose / 『Jump on It』 (1975)

ぶ、ぶるま……。エドガー・ウィンター・グループにいたギタリスト、ロニー・モントローズを中心に73年に結成。ヴォーカルはあのサミー・ヘイガー(後に脱退)。「Jump on It」は76年リリースの彼らのラスト・アルバム。全米118位。成功は得られず、そして解散。

「Jump on It」

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誤解を恐れず言えば、バンドブームのときの日本のビートパンクバンドのよう。それぐらいノリのよいキャッチーなサウンド。決して売れないわけではないと思うのですが、やっぱりジャケットのせい?

The Winkies / 『The Winkies』 (1975)

ブライアン・イーノのバックを努めたこともあるイギリスのパブロック・バンド。

アルバムは75年作。ポップだがブルースのテイストも感じさせます。テンイヤーズアフターのLeo Lyonsやイーノをゲストにアルバムを制作するが未完成。その後Guy Stevensをプロデューサーに迎えこのアルバムを完成しました。しかし直後に解散の憂き目に。

「Davey’s Blowtorch」

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結構かっこいいブギーだと思うのですが、やっぱりジャケットが?。

では下半身ではなく全身ものを。

Toe Fat / 『Toe Fat 1』(1970)

ユーライア・ヒープに参加することになるキーボーディストKen Hensleyが在籍したイギリスのグループ。

難解そうなジャケットなのに、音はブギーやブルースをベースにしたハードロック。70年にファースト、71年にセカンドをリリース。そして名声を得ることなく解散。

インダストリアルやハードコア・パンクのバンドのジャケットならばばっちりマッチしたのでは。

「Nobody」

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ブルースなヴォーカルにゴスペルっぽいコーラス。ファズのかかった2本のギター。いなたいギターソロにしびれます。ジャケには合っていませんが。

次はご本人シリーズ。

Roy Harper / 『Flashes from the archives of oblivion』(1974)

イギリスのカリスマ的シンガーソングライター。74年にリリースされたライヴ盤。EMIのレコード工場では女性従業員のストライキが起こったそうな。

「Male Chauvinist Pig Blues」

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スライドギターが効いているブルースナンバー。しぶい。なのにこのジャケ?

Argent / 『In Deep』(1973)

元ゾンビーズのロジャー・アージェントが結成したバンドの73年リリース4作目。

1曲目のGod Gave Rock and Roll to YouがKISSにカバーされたので有名。前作All Together Now収録のHold Your Head Upが全英・全米とも5位のチャートアクションを見せてそれなりに成功し、さあ次回作が勝負ということで出たのが本作。シングルカットされたGod Gave Rock and Roll to Youもそれほどのヒットにはならず、この後、どのアルバムもシングルもチャートインすることはなかった。しかしながら、彼らの楽曲は多くのミュージシャン、バンドにカバーされ続けており、音楽的な影響は大きい。

「God gave Rock & Roll to you」

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一聴してわかるロックンロール賛歌。ゴージャスさではKISSヴァージョンには敵いませんがいい感じです。クリスチャンロック界(そういうのがあるのです)では題名からして定番曲。このジャケットはやっぱりニルヴァーナの「NEVERMIND」に影響を与えてますよね?

最後に、最問題作で有名作を。

Climax Chicago / 『Tightly Knit』(1971)

イギリスのシカゴブルース大好きな若者が結成したクライマックス・シカゴ・ブルース・バンド~クライマックス・ブルース・バンドが、名前をクライマックス・シカゴに(一時的に)変えてリリースした71年リリース4枚目。名前からブルースが消えたとおり、ブルース以外にもポップな曲も収録。この作品では実りませんでしたが、76年には念願のシングルヒットを記録。

ジャケットの男は当然ながらバンドのメンバーではありません。無関係です。
裏ジャケの、犬と遊ぶ牧歌的なバンド写真とのギャップがでかい。でかすぎる。

では、どブルースなナンバーを。ブルースハープにボトルネックギター。ヴォーカルだけ白人な感じ。ブルー・アイド・ブルース?

「Come On In My Kitchen」


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ちなみに最初にある虫だか宇宙人だかのジャケット「Roger Taylor – Fun in Space」もヒプノシスのデザイン。

とりあえず、どれも『味がある』ということにして許してしまいましょう。

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BLACK SABBATHの在庫

  • BLACK SABBATH / LIVE IN ASBURY PARK 1975

    75年8月5日のニュージャージーはアズベリ・パーク公演を収録したライヴ音源

    75年8月5日のニュージャージーはアズベリ・パーク公演を収録したライヴ音源。名作『サボタージュ』リリース間もない時期のライヴで、脂の乗り切ったライヴが楽しめます。

    • TOP12TOP GEAR

      2枚組、ボーナス・トラック含め全24曲収録。サウンドボード音源で音質クリア。ボーナス・トラックとして76年11月9日のSELLAND ARENA公演を収録。こちらもサウンドボード音源

  • BLACK SABBATH / LIVE IN DUMFRIES 1969

    69年のスコットランド公演を収録、全9曲

    69年11月、スコットランドのダンフリースで行われたライヴを収録。1stアルバム録音の翌月に当たる時期のライヴとなっており、1stからは「Black Sabbath」「Behind The Wall Of Sleep」「Warning」「N.I.B.」を演奏しています。

  • BLACK SABBATH / LIVE IN HARTFORD 1980

    80年の米ハートフォード公演、全12曲

    ロニー・ジェイムズ・ディオ期の80年、米コネチカット州ハートフォードでのライヴを収録。80年作『HEAVEN & HELL』からのナンバーに加え、「War Pigs」「N.I.B」「Black Sabbath」「Iron Man」「Paranoid」など初期の名曲も多数収録した全12曲。

  • BLACK SABBATH / SABBATH BLOODY SABBATH

    シンセサイザーやメロトロンが彩るヘヴィ・サウンド、バンドが持つ叙情性が際立つ73年作5th

    オジー・オズボーン、トニー・アイオミを中心とする英国出身元祖ヘヴィ・ロック・グループ、73年作5th。ドラマティックな要素を推し進める一方で、多彩な楽器やアレンジを導入しており、実験性も感じられるアルバムです。「Sabbra Cadabra」では、印象的なリフを刻むTony Iommiのギター、Ozzy osbourneのハイ・トーン・ヴォーカルを軸とした疾走する前半部から、ゲスト参加Rick WakemanによるスペーシーなシンセサイザーとTony Iommiによる泣きのギターがメロディをユニゾンするスケールの大きな中盤部へと流れ込む展開がスリリング。終始、ダークなウネリを生み出しているリズム隊もポイント。全編を通して緩急を付けた楽曲展開が貫かれている他、メンバー3人によるシンセサイザー、メロトロン、フルートなどが随所に登場することで、彼らの持つ叙情性がこれまで以上に際立っています。名盤。

  • BLACK SABBATH / SABOTAGE

    75年作

  • BLACK SABBATH / WE SOLD OUR SOUL FOR ROCK’N’ROLL

    75年にリリースされたオジー在籍時のベスト、全17曲

    「黒い安息日」から「サボタージュ」までの初期6作品から厳選された、超弩級のヘヴィ・ロック満載の最強ベスト

  • BLACK SABBATH / HEAVEN AND HELL

    元RAINBOWの最強HRシンガー、ロニー・ジェイムス・ディオをヴォーカルに迎えた80年作

  • BLACK SABBATH / MOB RULES

    ロニー・ジェイムス・ディオ在籍、81年作

  • BLACK SABBATH / ETERNAL IDOL

    トニー・マーティンをヴォーカルに迎えた87年作

  • BLACK SABBATH / CROSS PURPOSES

    94年作

  • BLACK SABBATH / FORBIDDEN

    ニール・マーレイとコージー・パウエルが復帰した95年作

    • TOCP8586

      廃盤、初回プレス限定ジャケットサイズステッカー付き仕様、ボーナス・トラック1曲、定価2548

      盤質:傷あり

      状態:

      帯有

      解説無、ステッカーなし、ケースツメ跡あり、帯に折れあり

  • BLACK SABBATH / REUNION

    20年ぶりにオリジナルメンバーが集結、97年12月に行なわれたリユニオンライヴ、全18曲

  • BLACK SABBATH / THE END

    解散ツアーの模様とスタジオセッションなどを収めたドキュメンタリー。

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MONTROSEの在庫

  • MONTROSE / PAPER MONEY

    エドガー・ウィンター・グループの元ギタリスト、ロニー・モントローズ率いる米ハード・ロック・バンド、74年作2nd

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TOE FATの在庫

  • TOE FAT / BAD SIDE OF THE MOON: AN ANTHOLOGY 1970-1972

    ケン・ヘンズレー、リー・カークスレイクら後のヒープ結成メンバー在籍の英ハード・グループ、70年1stと72年2ndを収録!

    THE GODSの後身に当たるグループで、ケン・ヘンズレーやリー・カークスレイクら、URIAH HEEP結成メンバーが在籍した英ハード・ロック・グループ、70年1stと、ヒープ結成組脱退後の72年2ndを収録!

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ARGENTの在庫

  • ARGENT / COUNTERPOINTS

    元ZOMBIESの奇才Rod Argentが率いた英ロック・グループ、最終作となった75年作!

    ZOMBIESのキーボーディスト/コンポーザーとして活躍した才人Rod ArgentがRuss Ballardらと結成したグループ。Russ Ballard脱退後の2作目にして最終作となった75年の7thアルバム。10ccかと思う程のひねりの効いたモダン・ポップ・テイストと、タイトに攻めるテクニカルなアンサンブルの組み合わせが気持ちいい、極上のブリティッシュ・ロックを聴かせてくれます。注目が一部楽曲におけるPhil Collinsの参加。2曲目や5曲目がおそらく彼の参加曲で、まさしくBRAND XやRTFばりの怒涛のテクニカル・ジャズ・ロックが繰り広げられて興奮必至です。Rod Argentの舞うように流麗なエレピさばき、John GrimaldiのGoodsallばりに音数多く切れのあるギターも素晴らしい。プログレ+モダン・ポップというスタイルで言うと、SAD CAFEにも近い聴き心地を持った充実の一枚となっています。

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