2014年4月9日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが選曲した、【ハーモニカのソロが光る曲】をご紹介いたします!
発表されたのは5曲ですが、「この曲が入っていない!!」という熱~いコメントが多数寄せられていたので、その中からもピックアップしていきますね。
まずは、ULTIMATE CLASSIC ROCKの選曲をどうぞ!
ここからは、コメントからピックアップした曲をご紹介いたしましょう!
原文はこちら
http://ultimateclassicrock.com/harmonica-solos/
66年発表のスーパー・ギタリスト・グループ、CREAMの1stアルバム。GRAHAM BOND ORGANISATIONに参加していたGinger BakerとJack Bruce、John MayallのBLUESBREAKERSに参加していたEric Claptonの3人によって結成された元祖ハード・ロック、元祖スーパー・グループによる記念すべきデビュー作です!ブルースのカヴァーなども含むものの、大半はJack Bruce作によるサイケ調のロック曲が並んでいます。次作と比べるとハード・ロック的な要素は薄く、サイケ・ポップ的な軽めの曲が多く。60年代末のアート・ロック的な雰囲気を思いっきり体感できる作品であり、あの時代の空気が感じられる素晴しい作品です。Eric Claptonは素晴しいギター・プレイを聞かせているものの、かなり控えめであり出番がくると思いっきり演奏するという感じ。そのため各曲はかなりメリハリがついており、ダラダラと演奏をしている感じはなく、この作品からは明らかに後のCreamへと成長して行くその萌芽が垣間見る事ができるでしょう。お薦めは、1.I Feel Free、2.N.S.U、4.Dreaming、5.Sweet Wine、6.Spoonful、10.Im So Glad等、ボーカル&演奏ともに素晴らしい楽曲が並びます。Creamファンの中では、このアルバムを最高傑作と考える支持者も多くあります。
イギリスを代表するロック・バンドによる、名曲「天国への階段」を収録した71年リリースの4thアルバム。ジャケットにクレジットや情報が一切記載されなかったため、「Four Symbols」「The Runes」「ZOSO」「Stairway Album」など様々な名称で呼ばれ、話題を集めることにもなりました。1st、2ndで確率したハードサウンドと、3rdで見せたアコースティックな一面との融合を試みた今作は、彼らのサウンドを名実ともにロック史に燦然と輝くものへと昇華させており、「この作品の登場によりロックの進化が早まった」とも言われるまさに伝説的な作品となっています。中でも彼らを語るうえで欠かすことができないT4「Stairway To Heaven(天国への階段)」は、エレクトリックギターとアコースティックギター、まさにハード・サウンドとアコースティック・サウンドの融合が究極の完成形をみたと評される名曲で、すべてのロックファンによる名曲投票を行えば間違いなく上位にランクインすることでしょう。アルペジオとリコーダーが奏でるどこか懐かしさと寂しさを感じさせる静かな冒頭から、エレクトリック・12弦ギター、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・ベース、ドラムが入り、壮大に広がった世界は徐々に音圧を上げクライマックスへ。高音のシャウトで最高潮に達した感情は、独唱で静かに幕を閉じます。ロック以外の音楽業界からも評価が高く、フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンは、この曲を「編曲を変えなくてもオーケストラで演奏できる」と評したそうです。ロックの教科書があれば、ロック史のターニングポイントとして誰でも記載する一枚。全てのロック・ファンに捧ぐ必聴の1作です。
デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケースにシールが貼ってある仕様です。
72年作の4th。全米No1ヒットの「Heart Of Gold」を含む代表作と評される一枚。都会的な憂いに満ちたメロウな前作に比べ、広大な大地をそこに差し込む陽光が目に浮かぶリリカルなナンバーが印象的。ペダル・スティールが枯れた哀愁を奏でます。「Heart Of Gold」には、ジェイムス・テイラーやリンダ・ロンシュタットが参加。他にCS&Nも数曲に参加しています。米ロック史上に残る傑作。
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