REP4501WY(REPERTOIRE) 【94年発売CD】
前作の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・サウンドを軸に、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットが刻む黒っぽいグルーヴまでも練り込まれた、完成度の高いポップ・ロックを楽しませてくれる76年作!
ソフト・マシーンと共にカンタベリー・ロックを代表する名グループが、76年にリリースした8thアルバム。デイヴ・シンクレアが再脱退し、後任としてオランダ出身キーボーディストのヤン・シェルハースが加入しています。以降のポップ・ロック路線を方向づけた作品で、前作『Cunning Stunts』収録の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・ロックを軸としつつ、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットを多用した黒っぽいグルーヴまでも混ぜ込んだ新境地も披露。そんな多彩な要素が取り込まれていてもゴチャッとせず、あくまで軽やかでハートフルに聴かせてくれるところがさすがはキャラヴァンです。レコードが針飛びしたように同じフレーズを繰り返す演出を仕込んだりと、彼ららしい遊び心も堪りません。ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る好アルバム!
CARAVAN/IF I COULD DO IT ALL OVER AGAIN I'D DO IT ALL OVER YOU
初期の名演「FOR RICHARD」収録、70年作2nd
3,490円(税込3,839円)
カンタベリー・シーン随一のkey奏者Dave Stewart率いるグループ、テンションみなぎるオルガン・ジャズ・ロック、74年リリース
2,890円(税込3,179円)
クリサリス移籍後の第1弾アルバムで、アメリカでもヒットした75年の代表作7th、複雑怪奇さとキャッチーさを奇跡的バランスで両立させた大名盤!
890円(税込979円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Here Am I |
2. Chiefs and Indians |
3. Very Smelly, Grubby Little Oik |
4. Bobbing Wide |
5. Come on Back |
6. Oik (Reprise) |
7. Jack and Jill |
8. Can You Hear Me? |
9. All the Way |
「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第四十七回 産業ロック(笑)。 文・市川哲史
音楽評論家/ライターの市川哲史氏によるコラム「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」。今回は80年代に残された、プログレ・バンドによる「産業ロック」作品について考察します!
明日カケレコ事務所で流れる予定のBGMをご紹介していきましょう♪
【カケレコロシアム】ヨリィ・プログレッシヴ・ロック・フェスティバル 2023 SUMMER
「人並外れた想像力」を持つカケレコ・スタッフが、やはり「人並外れた想像力」を持っていらっしゃるであろうカケレコ・ユーザーの皆さんにお送りする“架空の”ライブ・レポート。名付けて「カケレコロシアム」!
<BACK TO THE 1971>第21回:71年8月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年8月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか!?
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第20回:CARAVAN『IN THE LAND OF GRAY AND PINK』
今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画、カンタベリー・ミュージックと聞いてまず初めに本作を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
COLUMN THE REFLECTION 第35回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう 〜 その3 キャラヴァンの70年代 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー〜70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。
キャラヴァンの1stアルバムから出発、69年英国オルガン・ロック探求♪
キャラヴァンの1stアルバムから出発して、69年に生まれた英国オルガンロックをちょっぴりディープに探求?
「知られざる(!?)CARAVAN関連作」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今月20日はCARAVANの来日公演です!メンバーの参加作を中心に、CARAVANと関わりのある作品をご紹介してまいります。
2019年でデビュー50周年を迎える彼らの記念すべき来日公演を記念し、カンタベリー・ロックの重要バンドCARAVANの軌跡を振り返ってまいります!
「聴けば聴くほど味が出るスルメ盤」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
聴き込むごとにじわじわとその良さがわかってきて、いつの間にかなくてはならない愛聴盤に・・・いろんなジャンルから、そんなスルメアルバムをご紹介してまいりたいと思います。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さいケースツメ跡あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 三方背ケースに圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スリップケースに圧痕あり
SALVOSVX003(SALVO)
デジパック仕様、CD+DVDの2枚組、PAL方式、リージョンフリー
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、若干圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
7722812(DECCA)
9CDボックス、各CDはペーパーケース仕様、ボーナス・トラック14曲、ブックレット付き仕様
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ペーパーケース1つに若干圧痕あり
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デラム時代に負けない名作(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「聖ダンスタンズ通りの盲犬」を、キャラバンの黄金期のラストであると思っています。英国総ポップ化の流れに巻き込まれながら、巻き返そうとした抵抗がありあり。曲がポップでも丁々発止のアンサンブルが見事です。キャラバンは、ベーシストの流動化に悩まされたバンドであります。ところが、彼らはベーシストを見つけてくるのが実にうまい。方々に人脈があったんでしょう。この作ではマイク・ウェッジウッドで、ボーカルもとって頑張っています。
ジョフリー・リチャードスンの貢献も目立ちます。ビオラだけでなく、リードギターもこなすのが彼の芸で、ごにょごにょしたギターを弾いています。前作「カニング・スタンツ」は、パイ・ヘイスティングズの作曲割合が低い盤でした。曲が出来ていなかったことが理由なんだそうです。この作でも明らかにパイにかかる重圧が軽減されているんですが…これが悪いほうに出たのが「ベター・バイ・ファー」と「ジ・アルバム」です。
何やかや申しましても、キャラバンの好不調は、パイの出来にかかっているのだと認識しています。