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BLIND DOG AT ST.DUNSTANS

CARAVAN

REP4501WY(REPERTOIRE) 【94年発売CD】

評価:40 1件のレビュー

前作の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・サウンドを軸に、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットが刻む黒っぽいグルーヴまでも練り込まれた、完成度の高いポップ・ロックを楽しませてくれる76年作!

ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る76年作!

ソフト・マシーンと共にカンタベリー・ロックを代表する名グループが、76年にリリースした8thアルバム。デイヴ・シンクレアが再脱退し、後任としてオランダ出身キーボーディストのヤン・シェルハースが加入しています。以降のポップ・ロック路線を方向づけた作品で、前作『Cunning Stunts』収録の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・ロックを軸としつつ、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットを多用した黒っぽいグルーヴまでも混ぜ込んだ新境地も披露。そんな多彩な要素が取り込まれていてもゴチャッとせず、あくまで軽やかでハートフルに聴かせてくれるところがさすがはキャラヴァンです。レコードが針飛びしたように同じフレーズを繰り返す演出を仕込んだりと、彼ららしい遊び心も堪りません。ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る好アルバム!

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曲目リスト

アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。

1. Here Am I
2. Chiefs and Indians
3. Very Smelly, Grubby Little Oik
4. Bobbing Wide
5. Come on Back
6. Oik (Reprise)
7. Jack and Jill
8. Can You Hear Me?
9. All the Way

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評価:4 デラム時代に負けない名作(0 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

「聖ダンスタンズ通りの盲犬」を、キャラバンの黄金期のラストであると思っています。英国総ポップ化の流れに巻き込まれながら、巻き返そうとした抵抗がありあり。曲がポップでも丁々発止のアンサンブルが見事です。キャラバンは、ベーシストの流動化に悩まされたバンドであります。ところが、彼らはベーシストを見つけてくるのが実にうまい。方々に人脈があったんでしょう。この作ではマイク・ウェッジウッドで、ボーカルもとって頑張っています。

ジョフリー・リチャードスンの貢献も目立ちます。ビオラだけでなく、リードギターもこなすのが彼の芸で、ごにょごにょしたギターを弾いています。前作「カニング・スタンツ」は、パイ・ヘイスティングズの作曲割合が低い盤でした。曲が出来ていなかったことが理由なんだそうです。この作でも明らかにパイにかかる重圧が軽減されているんですが…これが悪いほうに出たのが「ベター・バイ・ファー」と「ジ・アルバム」です。

何やかや申しましても、キャラバンの好不調は、パイの出来にかかっているのだと認識しています。

ナイスレビューですね!