REP4501WY(REPERTOIRE) 【94年発売CD】
前作の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・サウンドを軸に、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットが刻む黒っぽいグルーヴまでも練り込まれた、完成度の高いポップ・ロックを楽しませてくれる76年作!
ソフト・マシーンと共にカンタベリー・ロックを代表する名グループが、76年にリリースした8thアルバム。デイヴ・シンクレアが再脱退し、後任としてオランダ出身キーボーディストのヤン・シェルハースが加入しています。以降のポップ・ロック路線を方向づけた作品で、前作『Cunning Stunts』収録の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・ロックを軸としつつ、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットを多用した黒っぽいグルーヴまでも混ぜ込んだ新境地も披露。そんな多彩な要素が取り込まれていてもゴチャッとせず、あくまで軽やかでハートフルに聴かせてくれるところがさすがはキャラヴァンです。レコードが針飛びしたように同じフレーズを繰り返す演出を仕込んだりと、彼ららしい遊び心も堪りません。ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る好アルバム!
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Here Am I |
2. Chiefs and Indians |
3. Very Smelly, Grubby Little Oik |
4. Bobbing Wide |
5. Come on Back |
6. Oik (Reprise) |
7. Jack and Jill |
8. Can You Hear Me? |
9. All the Way |
<BACK TO THE 1971>第21回:71年8月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年8月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか!?
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第20回:CARAVAN『IN THE LAND OF GRAY AND PINK』
今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画、カンタベリー・ミュージックと聞いてまず初めに本作を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
COLUMN THE REFLECTION 第35回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう 〜 その3 キャラヴァンの70年代 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー〜70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。
キャラヴァンの1stアルバムから出発、69年英国オルガン・ロック探求♪
キャラヴァンの1stアルバムから出発して、69年に生まれた英国オルガンロックをちょっぴりディープに探求?
「知られざる(!?)CARAVAN関連作」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今月20日はCARAVANの来日公演です!メンバーの参加作を中心に、CARAVANと関わりのある作品をご紹介してまいります。
2019年でデビュー50周年を迎える彼らの記念すべき来日公演を記念し、カンタベリー・ロックの重要バンドCARAVANの軌跡を振り返ってまいります!
「聴けば聴くほど味が出るスルメ盤」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
聴き込むごとにじわじわとその良さがわかってきて、いつの間にかなくてはならない愛聴盤に・・・いろんなジャンルから、そんなスルメアルバムをご紹介してまいりたいと思います。
スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。 - 第七回 キャラヴァン『Blind Dog At St. Dunstans(聖ダンスタン通りの盲犬)』
一般的にはさほど注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げてその魅力を語ります!
今回は、プログレ史上に残るべき名ライヴ・アルバムにフォーカスしてまいりますよ♪
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
7722812(DECCA)
9枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ボーナス・トラック14曲、ブックレット付き仕様
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カンタベリー・ロックの生ける伝説、21年作!1曲目冒頭から、CARAVAN節全開の張りがあって弾けんばかりにフレッシュな演奏に、「Golf Girl」を初めて聴いた時のような感覚がこみ上げてきて「おぉっ!」となりましたよ...!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 若干圧痕あり、帯中央部分に色褪せあり
60年代末期らしい愁いを帯びた英国叙情と柔らかな牧歌性が絶妙にバランスしたサウンドは、カンタベリーの原点であると同時に英ロックの良心。それにしてもこのオルガン、ほんっといい音してて堪んないなぁ〜
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 帯に色褪せあり
60年代末期らしい愁いを帯びた英国叙情と柔らかな牧歌性が絶妙にバランスしたサウンドは、カンタベリーの原点であると同時に英ロックの良心。それにしてもこのオルガン、ほんっといい音してて堪んないなぁ〜
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 盤にやや目立つキズあり、小さいカビあり、帯中央部分に色褪せあり
声だけでジェントルな英国叙情を感じさせるリチャード・シンクレア。鼻にかかったソフトヴォイスの愛すべきパイ・ヘイスティングス。2人が歌う牧歌的かつピリリとテンションの効いたメロディ。うーんこれぞカンタベリーロック☆
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 帯無、若干カビあり
声だけでジェントルな英国叙情を感じさせるリチャード・シンクレア。鼻にかかったソフトヴォイスの愛すべきパイ・ヘイスティングス。2人が歌う牧歌的かつピリリとテンションの効いたメロディ。うーんこれぞカンタベリーロック☆
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
声だけでジェントルな英国叙情を感じさせるリチャード・シンクレア。鼻にかかったソフトヴォイスの愛すべきパイ・ヘイスティングス。2人が歌う牧歌的かつピリリとテンションの効いたメロディ。うーんこれぞカンタベリーロック☆
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デラム時代に負けない名作(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「聖ダンスタンズ通りの盲犬」を、キャラバンの黄金期のラストであると思っています。英国総ポップ化の流れに巻き込まれながら、巻き返そうとした抵抗がありあり。曲がポップでも丁々発止のアンサンブルが見事です。キャラバンは、ベーシストの流動化に悩まされたバンドであります。ところが、彼らはベーシストを見つけてくるのが実にうまい。方々に人脈があったんでしょう。この作ではマイク・ウェッジウッドで、ボーカルもとって頑張っています。
ジョフリー・リチャードスンの貢献も目立ちます。ビオラだけでなく、リードギターもこなすのが彼の芸で、ごにょごにょしたギターを弾いています。前作「カニング・スタンツ」は、パイ・ヘイスティングズの作曲割合が低い盤でした。曲が出来ていなかったことが理由なんだそうです。この作でも明らかにパイにかかる重圧が軽減されているんですが…これが悪いほうに出たのが「ベター・バイ・ファー」と「ジ・アルバム」です。
何やかや申しましても、キャラバンの好不調は、パイの出来にかかっているのだと認識しています。