ソフト・マシーンと言えば『3rd』が有名ですが、曲が長くて紹介が難しい。ということで、よりフリー・ジャズ化し、先鋭になった『4th』より、テンションみなぎるオープニング・ナンバーをご紹介!
イアン・カー、クリス・スペディング、カール・ジェンキンス等が結成した英ジャズ・ロックを代表するグループ。しっとりと陰影に富んだ傑作1stアルバムより、音と音の隙間からも叙情がこぼれ落ちてくるような、静かながら雄弁な一曲をご紹介☆
60年代初期からR&Bシーンを牽引してきた猛者たちによる英ジャズ・ロックを代表するグループ。ブルース〜R&B〜ブルース・ロック〜サイケ〜ハード・ロックといった変遷をすべて吸収したようなエネルギッシュな演奏は悶絶の一言。
ネオン・レーベルより71年にリリースされた唯一作より。淡く浮かび上がる叙情に溢れたフルートやヴォーカル&メロディ。雨上がりのしめやかな夕暮れを思わせるジャケットのイメージ通りのサウンド。これぞ英ジャズ・ロックの音色ですね。
英ジャズ・シーンを代表するコンポーザーの一人、NEONレーベルからリリースした一枚より。ブラスが分厚くむせぶパート、マイルス『ビッチェズ〜』ばりに浮遊感いっぱいでテクニカルなパート、つややかでムーディーなパートが交錯!
ヴァーティゴからの71年作。無名メンバーによる謎多きグループながら、緻密かつダイナミックな演奏は驚きのレベル!淡くむせび泣くフルートは、これぞ英ジャズ・ロックの香り。ハード・エッジに切り替わる瞬間には悶絶☆
早いパッセージのシャープなリズム隊、英国らしく淡くむせぶ管楽器、ポエトリー・リーディングも交える知的な感性が光るヴォーカル&メロディ。演奏の強度、叙情性ともにハイ・レベル!
DAWNからの70年唯一作より。ファンキーな中にいかにも英国的な叙情がにじむサックス、陰影に富んだふくよかなトーンが魅力的なギター、タイト&アグレッシヴなリズム隊。素晴らしい!
全員がセッション・ミュージシャンというイギリスの技巧派バンド、70年の唯一作より。R&Bフレイヴァーいっぱいにグルーヴィーなんですが、土臭さはまったくなく、格調高くしなやかなのは、熟達の演奏者なればこそ。う〜ん、素晴らしい。
数多の英ジャズ・ロック名盤にその名を刻むトランペット&ヴァイオリン奏者。デラムから70年にリリースされたリーダー作より。しなやかで格調高くリリカルなサウンドは、いかにも英ジャズ・ロック。
サックス&フルート奏者。錚々たるメンバーが参加して制作され、70年にヴァーティゴよりリリースされた作品より。リズムがウネリ、熱気溢れるホーン・セクションが疾走するエネルギッシュなジャズ・ロック!名プレイヤー達が火花を散らす!
Rendell-Carr Quintetのメンバーとして、ブリティッシュ・ジャズを代表するピアニストによる、72年作。本作は、新世代の感性を高らかに宣言するかのようなニュー・ブリティッシュ・ジャズ・サウンド。強く胸を撃つメロディとリズムの調和と相克。
デイヴ・ローソン加入前、アメリカ出身の黒人ヴォーカリストJohn L.Watsonを中心とする編成での2ndアルバム。サイケ、ブルース、ジャズのエッセンスが感じられるブラス・ロック。初期のFLEETWOOD MACに通ずるような洗練されたR&B風味が印象的。
ブリティッシュ・ブルース・ロックの総帥による初期キャリアを網羅した、61年から71年のALEXIS KORNERの勇姿が垣間見れる貴重な音源集です。ジャケット・クレジットにあるように、後に有名になってゆく名うての猛者が集結しているのも驚き!
ジャズ系の名セッション・ベーシストDaryl Runswick、後年ギルガメッシュのドラマーとなるMike Travisらによるジャズ・ロック・バンド、DAWNからリリースの70年唯一作。ジャズ寄りの演奏ながら、メロディアスにして英国らしい叙情がしっとりと影を落とすサウンドはとてもロマンティックで芳醇。ビートルズナンバーの好カバーも光ります。
クリムゾンへの参加でも知られる異才ピアニスト、初リーダー作より。フリージャズを軸に、ロックやポップスのイディオムを用いた奔放なアート&ジャズ・ロックを展開。たえず格調高い旋律を奏で、全体を艶やかに彩るキースのピアノがやはり特筆です。
ジャズ系の名セッション・ベーシストDaryl Runswick、後年ギルガメッシュのドラマーとなるMike Travis、キーボード奏者、フルート/サックス奏者による4人編成の英ジャズ・ロック・バンド、DAWNレーベルより70年にリリースされた唯一作。各メンバーのプレイはジャズ・ロックというよりかなりジャズ寄りながら、メロディアスにして英国らしい叙情がしっとりと影を落とすサウンドはとてもロマンティックで芳醇。冒頭の「MacArthur Park」の他、「Something」「Dear Prudence」などビートルズナンバーのカバーも聴き所で、奔放にしていぶし銀な魅力を放つジャズ・アレンジで聴かせています。特にリリカルなフルートの音色がリードする「Dear Prudence」は素晴らしいカバー。ブリティッシュ・ジャズ・ロックの隠れた名作です。
廃盤、紙ジャケット仕様、8cmCDとの2枚組、24bitデジタル・リマスター、定価3200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、帯中央部分に若干色褪せあり、軽微なスレあり
71年にVertigoレーベルよりリリースされた唯一作。サックス、フルートの軽やかなタッチの演奏が心地よい、洗練されたジャズ・ロック。Vertigoレーベルというと、けだるいサウンドが特徴のグループが多いですが、そういった雰囲気は無く、クールななサウンドが持ち味。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいカビあり
71年リリースのライヴ盤で、通算で4枚目となるラスト・アルバム。スタジオ盤でのダイナミズムがさらに増幅された演奏はただただ圧巻。ジョン・ハイズマンの超重量級でいてシャープな怒涛のドラム、ディック・ヘクストール=スミスの熱すぎるサックス、デイヴ・クレムソンの渾身のブルース・ギター、デイヴ・グリーンスレイドの淡くむせぶハモンド・オルガン、そして、クリス・ファーロウのソウルフルなヴォーカル。すさまじい一体感とダイナミズム。間違いなく当時の英国で屈指と言える実力派だったことでしょう。傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり、側面部に色褪せあり
CARAVANと同じWILD FLOWERSを母体にRobert Wyattらによって結成されたグループであり、サイケデリック・ロックからその音楽性を変化させカンタベリー・ジャズ・ロックの代表的存在へと飛躍していったバンドによる71年4th。前作にも参加していたElton Deanが正式にメンバーとしてバンドに加入した本作は、前作よりもアヴァンギャルド志向と即興色を打ち出した作品であり、フリー・ジャズの音楽性の色濃いものとなりました。ジャズ色を急激に進化させたバンドと音楽性が合わなくなったRobert Wyattは本作を最後に脱退、MATCHING MOLEを結成することになります。
70年にDawnレーベルよりリリースされた唯一作。サックス、オーボエ、フルートなど管楽器をフィーチャー。ハード・ロック、ジャズ、フォーク、R&Bをごった煮にしたハード&メロウな味わい深いジャズ・ロックを聴かせています。哀愁のメロディー&ハーモニーも印象的。名作。
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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