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キャラヴァンの1stアルバムから出発、69年英国オルガン・ロック探求♪

スタッフ佐藤です。

キャラヴァンと言ったら、何といっても金字塔『グレイとピンクの地』ですが、実はそれと同じくらいに1stアルバムが好きです。

ジャケの雰囲気通りの黄昏時を感じさせる哀愁のオルガン・ロックが、時々無性に聴きたくなってしまうんですよね。

カンタベリー・ロックの一作品としてよりは、哀愁オルガン・ロックとして、プログレ・ファン以外にも広く聴かれてほしい一枚です。

今回は、そんなキャラヴァン1stから出発して、同じく69年にリリースされた英国オルガン・ロックをちょっぴりディープに探ってみたいと思います。

まずは、キャラヴァンの出発点となったこのナンバーで、黄昏のオルガン・サウンドをお楽しみください♪

キャラヴァン/ファースト・アルバム

60年代末期らしい愁いを帯びた英国叙情と柔らかな牧歌性が絶妙にバランスしたサウンドは、カンタベリーの原点であると同時に英ロックの良心。

それにしてもこのオルガン、ほんっといい音してて堪んないなぁ~

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同じ69年には、先日めでたく紙ジャケリイシューされたこのオルガン・ロック名品も発表されていますね。

ライティング・オン・ザ・ウォール/パワー・オブ・ザ・ピクツ

しゃれこうべジャケとしては、STILL LIFEの唯一作と双璧と言えるのがこのオルガン・ロック作。

そのサウンドは、CRESSIDAの叙情的なオルガン×BLACK SABBATHの凶暴なギター・リフって感じの、ヘヴィでアングラ臭漂うオルガン・ロック。

こんな作品が69年に生まれていたとは、いやはや英国ロック道奥深し…。

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もう一枚はブラック・サバスのあの方の従兄弟が参加している、とっておきのマイナー・オルガン・ロック盤をご紹介!

VELVETT FOGG/VELVETT FOGG

本作には不参加ながら、サバスのトニー・アイオミが一時期在籍していたグループ。

このアルバムでは、アイオミの従兄弟がギターを弾いているんです。

アングラ感満点のジャケは怪しさプンプンですが、中身はヴァニラ・ファッジのアート性とクレシダの哀愁を掛け合わせたようなオルガン・ロック好盤!

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いかがだったでしょうか。
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  • VELVETT FOGG / VELVETT FOGG

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