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世界のオルガン・プログレ特集

くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。

まずは英国のグループからどうぞ!

イギリス

AFFINITY/AFFINITY

キーフによるこれぞブリティッシュな香りムンムンのジャケがやばすぎですが、サウンドもまさにそのまま!

淡いトーンのオルガン、ジャジーなフルート、陰影のある女性ヴォーカルがたまらないVERTIGOレーベル屈指の名作っ!

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MEET THE SONGS 114回 アフィニティ『Affinity』

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渦巻きでお馴染みのVertigoレーベルから70年にリリースされた作品で、キーフによる幻想的な色合いのジャケの魅力と相まって、ブリティッシュ・ロック屈指と言える人気を誇る一枚、アフィニティの『Affinity』をピックアップ!

CRESSIDA/CRESSIDA and ASYLUM

VERTIGOレーベルでオルガンと言えば、このグループもはずせませんね!

ハモンドの渋~い音色を楽しみたいならやっぱりこのクレシダ!

2nd『ASYLUM』収録の「ミュンヘン」は英ロック屈指の構築美を誇る名曲で、これでもかと溢れ出す英国情緒がたまりません。

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MEET THE SONGS 第121回 CRESSIDA『ASYLUM』

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英オルガン・ロック・グループCRESSIDAの71年リリースの2nd『ASYLUM』をピックアップ!

VERTIGOレーベルは、英国らしい淡いトーンのハモンド・オルガンをフィーチャーした名作ぞろい。他にも名作がたくさんありますので、こちらのジュークボックスもあわせてチェックください。

QUATERMASS/QUATERMASS

VERTIGOレーベルと来ればHARVESTレーベル、そしてHARVESTでオルガン・プログレと言えば、この作品でしょう!

縦横無尽に飛び交う正統派オルガン・サウンドが聴きたければコレははずせません。

なるほど、BRAND XやROXY MUSICやGILLANなどの名だたるバンドに加入することになるメンバーが在籍した、逆スーパー・バンドだったんですね~。

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INDIAN SUMMER/INDIAN SUMMER

「ブリティッシュ・ロックの魅力は?」だって?

フッフン、そりゃ~、クラシカルなハモンドとタメの効いたメロディアスなギターですよ。

そんでドラムがバタバタと疾走したら泣いちゃうよね。

71年にNEONレーベルに残された彼ら唯一のアルバム。

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INDIAN SUMMERによる71年のオルガン・ロック名作『Indian Summer』 - MEET THE SONGS 第159回

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サバスの弟分であったことに納得の荘厳さとともに、R&Bやジャズのエッセンスもあって、何とも煮え切らない感じなんだけど、そこが「味」となっていて、これぞブリティッシュ・ロックの奥座敷と言えるINDIAN SUMMERの71年唯一作『Indian Summer』を特集!

FIELDS/FIELDS

元レア・バードのオルガン奏者が、クリムゾン『リザード』やグリーンスレイドで知られるドラマーと結成したグループですね。

憂い溢れるクラシカルなオルガンと手数多いシャープなドラムとの対比が鮮やか!

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マイナーな英オルガン・プログレもセレクトしてまいりましょう。

BRAM STOKER/HEAVY ROCK SPECTACULAR

72年作の唯一の作品。

メンバークレジットが無いなどの匿名性や謎めいたジャケットから、どんなアンダーグラウンド・サウンドが飛び出すのか恐る恐る聴いてみると、端正なオルガン・ロックでびっくり。

DEEP PURPLEを彷彿させる疾走感溢れるハード・ロックながら、クラシカルなハモンド・オルガンがギターを凌駕する勢いで弾き倒しちゃってて、なんじゃこりゃ、ものすごいテンション!

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CHICK CHURCHILL/YOU AND ME

TEN YEARS AFTERのキーボード奏者のソロ作なんですが、こ、これは、英ロック界のいぶし銀オールスター参加の極上英ロック/ニッチ・ポップ作ではないか!

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DEEP FEELING/DEEP FEELING

ヒプノシスやキーフが印象的なジャケをつけていれば、ブリティッシュ・ロックの傑作として評価されていただろうなぁ。

それにしても、ジャケが残念・・・。

エルトン・ジョンで知られるDJMより71年にリリースされた唯一作!

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SUNDAY/SUNDAY

これだけ質の高い英オルガン・ハードなのに・・・なぜ、ドイツでしかリリースされなかったのか?

コロシアムをより叙情的にしたような逸品ですよ、これ。

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さぁ、ここからはユーロを探求!

ドイツ

KIN PING MEH/KIN PING MEH

ユーライア・ヒープやスプーキー・トゥースや初期ディープ・パープルが好きなら、このドイツのバンドはずばり必聴!

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TOMORROW’S GIFT/TOMORROWS GIFT

ギター、オルガン、唾飛ばしフルートが渾然一体となって狂おしく畳み掛けるアンサンブルの熱気の凄まじいこと。

一歩も引かない女性ヴォーカルも圧巻だし、このドイツのバンド、アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴だなぁ。

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IKARUS/IKARUS

クレシダやスティル・ライフなどヴァーティゴ系のオルガン・ロックをベースに、ソフツやカーンあたりのカンタベリーのエッセンスをまぶした感じ。

何とドイツのバンドとは!?

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TETRAGON/NATURE

ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。

バッハの「フーガ」を取り入れて、荘厳なチャーチ・オルガンで盛り上げたと思ったら、ラウドで荒削りなギターでスリリングに畳みかける!

これぞジャーマン・クラシック・ロックと言うべき魅力に溢れた名品ですね。

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SATIN WHALE/DESERT PLACES

ドイツ西部はケルンにて71年に結成されたグループ。BRAINレーベルより74年にリリースされたデビュー作。

ジェスロ・タルやクレシダやイタリアのヘヴィ・シンフォが好きなら、きっと掘り出しもののはず!

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KRAVETZ/KRAVETZ

FRUMPYのキーボード奏者Jean-Jacques Kravetzが72年にリリースしたソロ。

ずばりVERTIGOの名盤にも匹敵するオルガン・ハードと言って過言なし!

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JOY UNLIMITED/SCHMETTERLINGE

個性的なグループを多く排出したPilzからリリースされたジャーマン・ロック・グループの71年作。

スモーキーな渋みを持ったオルガン、淡く叙情的なフルート、そして、ハスキーな歌声を聴かせる女性ヴォーカル。

英AFFINITYやオランダのEARTH & FIREのファンにはたまらない、ニッチ&ディープながら奥深いジャーマン・ロック逸品。

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イタリア

LE ORME/FELONA E SORONA

アフィニティばりにくすんだトーンのジャケも印象的ですが、クラシカルかつ陰影に富んだオルガンも絶品。

叙情とともに、バロック音楽の気品もあわせもったイタリアン・オルガン・プログレの傑作!

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スペイン

FUSIOON/FARSA DEL BUEN VIVIR

目指すところはデイヴ・スチュワート率いるEGGあたりだと思いますが、素っ頓狂なジャケの通り、ちょいとズレちゃってます。

でも、そこが愛すべき好グループ!

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スペイン北東部の地中海沿岸に位置するカタルーニャ地方出身、70年に結成されたカタルーニャ・ロック(通称ライエターナ・ミュージック)の最初期のグループFUSIOONの2ndをピックアップ!

オランダ

EARTH & FIRE/SONG OF THE MARCHING CHILDREN

PROCOL HARUMの「青い影」に通ずるような美しいオルガンの調べ、これでもかと泣きまくるギター、柔らかなフルート、そして幻想的なメロトロン。

圧倒的に叙情性溢れるアンサンブルはただただ涙するしかありません。

オランダを代表するシンフォニック・ロック・グループによる71年作2ndで、ユーロ・ロック史に残る傑作!

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オランダならではの端正でいて素朴な人情味にも溢れたメロディアスなプログレッシヴ・ロック名作をセレクトいたしましょう。フォーカスの他にも愛すべきグループがたくさん居ますね。

フランス

CRUCIFERIUS/A NICE WAY OF LIFE

マグマのバーナード・パガノッティが在籍していたプログレ黎明期のフレンチ・ロック・バンドによる70年唯一作。

くすんだトーンのオルガンをフィーチャーしたアート・プログレで、ピンク・フロイドとコロシアムとトラフィックをゴッタ煮にしたようなサウンドはジャケの通り秘宝臭ぷんぷん。

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ベルギー

WATERLOO/FIRST BATTLE

ベルギー・ロックおそるべし。これほど素晴らしいオルガン・ロックがリリースされていたとは・・・。

淡いオルガンとむせび泣くフルートが素晴らしいっ!

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MAD CURRY/MAD CURRY

VERTIGO勢やヴァン・ダー・グラーフを彷彿させるジャジーなオルガン・プログレをベルギーで発見!

ソウルフルな女性ヴォーカルが入って、強烈な暗黒おとぼけジャケに負けず、サウンドもキてます!

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LAURELIE/LAURELIE

マイナーなグループながら、英ヴァーティゴの名作群にも比肩する、淡くメロウでハードなオルガン・ロックを聴かせる好グループ。

再発レーベルからのインフォには、初期JETHRO TULL、TRAFFIC、MOODY BLUES、CRESSIDAのファンにオススメ、と書いてありますが、確かにその通り!

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ギリシャ

AXIS/SOMEONE

ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ。71年のデビュー作。

ピアノ/オルガン奏者が中心で、ゾンビーズやグレイシャスやスプリングなど気品あるブリティッシュ・ロックからの影響を感じますが、やはりギリシャ出身ならではの美意識が溢れているのが特筆。

地中海つながりでイタリアン・ロックに通じるセンスがあり、例えて言えば、ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスが乱入したりこんな音になりそう!?

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スウェーデン

RAG I RYGGEN/RAG I RYGGEN

こ、これは、まるでスウェーデンのユーライア・ヒープ・・・。

疾走するドラマティックな構成、泣きのツイン・リード、荘厳なオルガン。この泣きの旋律はやられますね。

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MECKI MARK MEN/RUNNING IN THE SUMMER NIGHT

ジミ・ヘンやザッパのスウェーデン公演のサポート・アクトもつとめたスウェーデン・ロック黎明期の名サイケ・プログレ・バンド。

後にKEBNEKAISEを結成し活躍するギタリストも加入して、屈強なサイケ・ハードは英米の名作と比べても遜色なし。

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アイスランド

INUIT/INUIT

ウィッシュボーン・アッシュばりのツイン・リードに、ユーライア・ヒープばりのドラム連打やハモンドに、ピンク・フロイドばりのサイケ感に、カイパばりの繊細さ。

これはグリーンランド・プログレの名作!

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東欧にもオルガン・ロックがありますよ~。

旧ユーゴ

OPUS/OPUS 1

旧ユーゴはベオグラードが誇るオルガン・プログレと言えばこの作品。

まるで英国のパトゥにキース・エマーソンが入ったかのような強烈さですよ!

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旧ユーゴはセルビアのベオグラード出身のプログレ/ハード・ロック・バンドの作品をピックアップ。

TIME/TIME

旧ユーゴにVertigoの名作にも比肩する、陰影に富んだオルガン・ロックがあったとは。

トラフィックに通じるR&BフィーリングにVertigo直系のくすんだヘヴィネスを加えたサウンドは本格感ぷんぷん。

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トラフィック2ndからスタートする世界のR&B/サイケ・フィーリング溢れるロック探求

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DRUGI NACIN/DRUGI NACIN

ウィッシュボーン・アッシュばりのドラマティックなツイン・リード、幻想的にたなびくオルガンやフルート、そして、炸裂するデヴィッド・バイロンばりのハイ・トーン・シャウト!

旧ユーゴはクロアチア屈指の傑作!

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ハンガリー

LOCOMOTIV GT/LOCOMOTIV GT

東欧の哀愁に、大英帝国のくぐもりがプラスされるとそこに何があるのか?

まさにその答えがこの作品に込められているといってもいいでしょう。 by kobakunさん

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ILLES/HUMAN RIGHTS

ハンガリーに、まるでVertigoレーベルのグループのような荘厳なオルガン・ハードがあったとは!

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ハンガリー・プログレ特集

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ユーロを離れ、北米へ!

アメリカ

LIQUID SMOKE/LIQUID SMOKE

ユーライア・ヒープからの影響を軸に、R&B~ファンクからサイケまでをまぶしてアメリカならではの鋭角かつグルーヴィーに聴かせるニューヨーク産オルガン・ハード。

こんな凄いバンドがアメリカには眠っているのか・・・・。

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LOST NATION/PARADISE LOST

キャッチコピーはずばり「Beggars Opera + Deep Puple!」

分厚く鳴らされるハモンド・オルガン、エッジの立ったリッチー・ブラックモアを彷彿とさせるギター、劇的なヴォーカル。何も情報が無く聴けば、イギリスのグループと思うでしょう。

レビュワー4人が満点評価!

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ATTILA/ATTILA

ん? あのBilly Joelのグループだって!

あまりにエキセントリックなオルガン・ハード・ロックに悶絶・・・。

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MICAH/I’M ONLY ONE MAN

米国にこれほどまでにVERTIGO勢に匹敵するグループが居たとは。

ロバート・ワイアットがドラムで、マイク・パトゥがヴォーカル&ギターで、キース・エマーソンがオルガンで、ジャック・ブルースがベースだなんて言ったら褒め過ぎだけど、でも、悶絶のカッコ良さ!

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SUNDAY FUNNIES/SUNDAY FUNNIES

デトロイト出身でモータウンの傘下レーベルからのリリースでこのジャケ・・・んで、聴いてびっくりメロディアス過ぎる極上オルガン・ロック!

全編、「青い影」ばりのオルガンとニッキー・ホプキンスに通じるリリカルなピアノが溢れてます。

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ニュージーランド

THINK/WE’LL GIVE YOU A BUZZ

イエスのベーシスト、クリス・スクワイアがハード・ロック・バンドを結成してVertigoからリリース!って感じのグループを、な、なんとニュージーランドで発見っ!

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カナダ

MEDIUM/MEDIUM

サイケとプログレの狭間の69年、カナダでもこんなオルガン・ロックが生まれていたのか。

ガレージの荒々しさをまとったクラシカルなフレーズ・・・カッコ良し。

「粗野なCRESSIDA」とでも呼びたい、愛すべき好盤!

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ラストはわれらがにっぽんからセレクト!

日本

PYG/PYG ! ORIGINAL FIRST ALBUM

沢田研二、萩原健一等、日本GS三大バンドのメンバーが集ったスーパー・バンド。

バンド名の由来は「豚のように蔑まれても、自分たちにやりたい音楽を貫いていく」。

GSの残党たちがニューロックの時代に「商業主義」のレッテルと戦い、ロックへのひたむきさを音に刻み込んだ日本のロック史に残る悲運の傑作!

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いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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    VERTIGOレーベルよりデビューした英オルガン・ロックを代表するグループ、70年唯一作

    VERTIGOレーベル発のブリティッシュ・ロックを代表するグループの70年唯一作。KEEFの手によるジャケットアートがよく知られているその内容は、特徴的なハスキー・ボイスの持ち主であるフィンランド出身のLinda Hoyleをフューチャーしたジャズ・ロック寄りのブリティッシュ・ロックであり、ハモンド・オルガンの渋い弾き倒しを中心に英国然としたアンサンブルを聴かせます。また、バンド以外にもLED ZEPPELINのJohn Paul Jonesによりアレンジされたブラス・セクションのダイナミックな響きが大きくその存在感を示す楽曲など、当時のブリティッシュ・ロックならではのアプローチが素晴らしい傑作と言えるでしょう。

  • FIELDS / FIELDS

    71年デビュー作、英国らしい叙情性とジャジー&プログレッシヴなアンサンブルが素晴らしいキーボード・ロックの名作

    元RARE BIRDのGraham Fieldが、元KING CRIMSONのAndy McCulloch、そしてKING CRIMSONのメンバーPeter Giles、Michael Giles、Boz Burrellとも交流の深かったAlan Barryと結成したイギリスのプログレッシブ・ロックグループによる71年デビュー作。その内容はRARE BIRD時代の名残を感じさせ、Emerson Lake & PalmerともつながるようなGraham Fieldのハモンド・オルガンを中心にしたキーボード・ロックであり、Andy McCullochのジャジーでテクニカルなドラムをはじめとしたバンド・アンサンブルが英国らしい叙情と味を持ちつつ、とてもキャッチーな音楽性を放つ良作となっています。

  • INDIAN SUMMER / INDIAN SUMMER

    叙情性溢れるブリティッシュ・ロックの名盤、71年作、激渋ジャケットはキーフ

    71年Neonレーベルに残した彼ら唯一のアルバム。ハモンド・オルガンの重厚な響きと英国らしい叙情的なギターが素晴らしいブリティッシュ・ロックの名盤。

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    72年作、英オルガン・ロック、これは文句なしの名作!

    72年作の唯一の作品。メンバークレジットが無いなどの匿名性や謎めいたジャケットから、どんなアンダーグラウンド・サウンドが飛び出すのか恐る恐る聴いてみると、端正なオルガン・ロックでびっくり。クレシダを想わせるクラシカルなハモンドが素晴らしいの一言で、全編に渡ってこの時代特有の淡いトーンが魅力的。テンション溢れるハード・エッジなパートから叙情性溢れるパートまで、バンド・アンサンブルも隙が無く、各メンバーの音楽的素養の高さを感じさせます。文句なしの名作70年代ブリティッシュ・ロック好きは必聴です。

  • LOST NATION / PARADISE LOST

    「Beggars Opera + Deep Puple」、アメリカのグループながらイギリス的な魅力に溢れた名作

    アメリカのプログレ・グループ、原盤は激レアで知られる70年唯一作。ライナーには、Beggars OperaとDeep Pupleからの影響が感じられる、と書いてありますが、確かにその通り。分厚く鳴らされるハモンド・オルガン、エッジの立ったリッチー・ブラックモアを彷彿とさせるギター、劇的なヴォーカル。何も情報が無く聴けば、イギリスのグループと思うでしょう。サイケからプログレへの過渡期の魅力がつまった逸品。マイナーなグループですが、内容は一級品!オススメです!

  • QUATERMASS / QUATERMASS

    キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!

    後にSUN TREADERを経てBRAND Xへと加入することとなるPete Robinson、HARD STUFF、ROXY MUSICなどで活躍するJohn Gustafson、STRAPPS、GILLANへと参加するMick Underwoodによるキーボード・トリオ。Harvestレーベルからの70年作。その内容はハード・ロックを基本にクラシックやジャズなどの手法も使い分けるPete Robinsonのオルガンをメインに据えたヘヴィー・ロックの名作であり、オルガンのほかにピアノやハープシコードなどで巧みに表情を変え、楽曲によってはストリングスも導入したシンフォニック・ロック的な音楽性も聴かせます。

  • FUSIOON / FARSA DEL BUEN VIVIR

    スペイン、オルガンをメインに展開するジャズ・ロック、74年作

    74年作の2nd。様々な要素が雑然としていた(そこが魅力ですが)1stと異なり、本作で聴けるのはオルガンを中心としたジャズ・ロック。ただ、本格派という感じではなく、人を食ったようなジャケット通りのどこか人懐っこいサウンドが特徴的。目指すところはデイヴ・スチュワート率いるEGGあたりと同じだと思いますが、EGGと比べちゃうとちょっとかわいそうかもしれません。でも、テクニックは安定してるし、曲も魅力的だし、なかなか愛すべき作品です。LP。

  • TETRAGON / NATURE

    71年リリース、これぞジャーマン・クラシック・ロックと言うべき魅力に溢れた名品

    ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。バッハの「フーガ」を取り入れた楽曲を初めとして、チャーチ・オルガンのごときエコーを効かせたハモンド・オルガンの様式美で聴かせるクラシカルなセクションと、ラウドで荒削りなギターが勢い任せに引っ張るサイケデリック・ハードなセクションに分かれた楽曲は非常にスリリングな表情を見せ、その節操の無いサウンドがとても魅力的です。ジャーマン・ロックらしい実験色も覗かせるなど、個性的でマニアックな好作です。

  • CHICK CHURCHILL / YOU AND ME

    TEN YEARS AFTERのキーボード奏者、73年発表のソロ唯一作、英ロック界のいぶし銀オールスター参加の極上英ロック/ニッチ・ポップ作!

    TEN YEARS AFTERのキーボード奏者、Chrysalisから73年にリリースされた唯一のソロ作。バックがブリティッシュ・ロック界のいぶし銀オールスターといった感じの豪華さで、ドラムにCozy Powell、ヴォーカルにEYES OF BLUE〜BIG SLEEP〜WILD TURKEYで活躍したGary Pickford-Hoplinsを配し、ギターは、JETHRO TULLのMartin BarreやSUPERTRAMPのRoger Hodgson、後にWHITESNAKEに参加するBernie Marsdenがサポート。サウンドはメンバーから想像できる通りのもので、タイトな演奏に憂いのあるオルガンやピアノが映える極上のブリティッシュ・ロック。ヴォーカルが特に印象的で、Gary Pickford-Hoplinsってこんなに素晴らしかったっけ!?憂いいっぱいのRod Stewartって感じの最高の歌声を披露しています。Chick Churchillが紡ぐメロディも切々と胸に迫るリリシズムたっぷり。これはブリティッシュ・ロック/ニッチ・ポップのファンにはたまらない一枚!

  • ATTILA / ATTILA

    あのBilly Joelのグループとは思えない、エキセントリックな米ハード・ロック、70年作

    あのBilly Joelが幼なじみと結成したデュオ。70年作。メロディアスなサウンドをイメージしていたら、Zeppelinばりのハード・エッジなサウンドでびっくり強烈に歪ませた爆音オルガンがけたたましく鳴り響き、その後のジェントルな歌声からは想像できないヘヴィ・シャウト・ヴォーカルが炸裂ワウをかけたオルガン・ソロは、まるでギターのような凶暴さ。R&Bが根っこにあるグルーヴ感のある楽曲でも、オルガンは歪みっぱなし。ものすごい音圧です。相方Jon Smallのタイト&ソリッドなドラムも特筆もの。エネルギッシュなハード・ロックのファンは聴いて損はありません。エキセントリックな米ハード・ロックの逸品。

  • SUNDAY / SUNDAY

    71年作、ハード&グルーヴィーで哀愁溢れる英オルガン・ハードの逸品

    ジャケットの端の部分に圧痕のある場合がございます。直輸入盤ということでご了承ください。

    イギリスのオルガン・ハード・グループ、ロンドンで録音されながらドイツのみでリリースされた71年作。力強くドライヴ感溢れるリズム隊と、R&Bが土台にあるハード&グルーヴィーなオルガン、タメの効いたブルージーなギター、太い喉を聴かせるエモーショナルなヴォーカルによるアグレッシヴなオルガン・ハード。リリカルなピアノと哀愁のメロディが胸に染みる、PROCOL HARUMを彷彿とさせるバラードも魅力的。土の香り漂う豊潤なメロディは絶品の一言。なぜにイギリス本国でリリースされなかったのかが不思議な充実の一枚。

  • EARTH & FIRE / SONG OF THE MARCHING CHILDREN

    一気にプログレ度を増した代表作2nd、メロトロンが溢れる荘厳な名作、71年作

    オランダを代表するシンフォニック・ロック・グループ、71年発表の2nd。名盤の誉れ高き代表作の一つで、シンフォニック・ロックを堪能できる一枚。PROCOL HARUMの「青い影」に通ずるような美しいオルガンの調べ、これでもかと泣きまくるギター、柔らかなフルート、そして幻想的なメロトロン。圧倒的に叙情性溢れるアンサンブルはただただ涙するしかありません。優美なパートと重厚なパートとを織り交ぜたドラマティックな構成も見事で、リズム隊とギターが鋭利なリズムを切り刻み、メロトロンが溢れんばかりに放たれるダークで荘厳なパートも聴き所。組曲「Song of the Marching Children」は、彼らの魅力がつまった名曲です。紅一点ジャーネイ・カーグマンは、しっとりと優美なヴォーカルから力強いシャウトまで存在感抜群。ユーロ・ロック史に残る傑作。

  • KRAVETZ / KRAVETZ

    FRUMPYのKey奏者による72年ソロ、芳醇な香りの絶品オルガン・ハード作!

    FRUMPYのキーボード奏者Jean-Jacques Kravetzが72年にリリースしたソロ。9分を越える1曲目から、ブルージーなハード・ロックのファンはノックアウトでしょう。ゆったりとタイトなリズム隊、豊かなトーンのタメの効いたエモーショナルなフレーズが素晴らしいブルージー&ハードなギター、淡いトーンのメロディアスなオルガン&ピアノ。そして、スケールの大きなソウルフルなヴォーカル。この曲の芳醇な香りは絶品の一言。その他の曲も、アグレッシヴなキーボードをフィーチャーしたよりプログレッシヴな楽曲、荘厳なオルガンが炸裂するオルガン・ハード、クラシカルなピアノが美しいバラードなど、佳曲揃い。これは名作です。おすすめ

  • DEEP FEELING / DEEP FEELING

    71年唯一作、英国らしい幻想性&叙情性に溢れた絶品ブリティッシュ・ロック

    エルトン・ジョンで知られるDJMより71年にリリースされた唯一作。格調高く叙情性溢れるメロディ、洗練されたコーラス・ワーク、クラシカルなハモンド&ハープシコードをフィーチャーした、いかにも英国的と言える豊かな香り漂うブリティッシュ・ロック。幻想性溢れるアコースティカルなパート、変拍子を織り交ぜたドラマティックなキメのパートなど、振幅のあるアンサンブルをピシリと引き締める、タイトでドライヴ感溢れるリズム隊も聴き所。演奏はたいへん洗練されていて、音数はそれほど多くなくシンプルなのに、音と音の間に荘厳な空気を感じます。派手さはないものの、かなりの音楽的センスを感じます。ジャケットがただただ残念。ヒプノシスやキーフが印象的なジャケをつけていれば、もっともっと評価されていたでしょう。気品漂う名作です。

  • CRUCIFERIUS / A NICE WAY OF LIFE

    プログレ黎明期のフレンチ・ロックの秘宝、MAGMAのバーナード・パガノッティ在籍、70年作!

    フランス出身、後にマグマで活躍するベーシスト、バーナード・パガノッティ在籍のアート・ロック/プログレ・グループ、70年の唯一作。霧のように低く立ちこめるドラム、くすんだトーンのオルガン、浮遊感のあるヴァイヴ、女性を含む荘厳なコーラス、アーティスティックなヴォーカルなど、ピンク・フロイドを彷彿させる幻想性に溢れたサウンドが聴き所。歪んだギターが炸裂するキメのパートでは、パガノッティのベースも高速にうねりを上げて痺れます。トラフィックとコロシアムの中間に位置するようなジャジーなロック・ナンバーも魅力的で、ジャジーで格調高いピアノを挿入したり、かなりのセンスを感じさせます。秘宝臭ぷんぷんのジャケに「おおっ」となったユーロ・ロック/プログレのファンは聴いて損はありません。

  • LOCOMOTIV GT / LOCOMOTIV GT

    ハンガリー、元OMEGAのKey奏者Presser Gaborによるグループ、71年作、同時期の英ロックに通じるオルガン・ハード

    ハンガリー出身元OMEGAのKey奏者Presser Gaborによるグループ、71年作1st。英国ロックからの影響を強く感じさせるブルージーなオルガン・ハード。荘厳に鳴り響くオルガンと情熱的にむせび泣くブルース・ギターにはPINK FLOYDを、重く引きずるようなオルガン・サウンドと幻想的なコーラス・ワークにはURIAH HEEPを、疾走するクラシカルなオルガンとヘヴィ・リフを刻むギター・リフにはDEEP PURPLE、SPOOKY TOOTHを、それぞれ思い起こさせます。全編から漂うシリアスでどんよりとした暗さは、英ヴァーティゴにも通ずる叙情性とアンダーグラウンド臭を持っており、英国ロックファンにもおすすめの一枚。

  • KIN PING MEH / KIN PING MEH

    ブリティッシュ・ロックからの影響が強いジャーマン・ハード・グループ、71年デビュー作

    70年にドイツ南西部にある都市マンハイムで結成されたジャーマン・ハード・バンド。71年のデビュー作。ブルージー&メロウかつサイケデリックな陶酔感も併せ持つギター、淡いトーンで陰影たっぷりに鳴るハモンド・オルガンを中心とするオルガン・ハードが持ち味。気だるさとソウルフルさのバランスが絶妙な男性ヴォーカル(英詩)も魅力的だし、ここぞで手数多くアグレッシヴに走るリズム隊も強力だし、ユーライア・ヒープやスプーキー・トゥースや初期ディープ・パープルなどのアート・ロックのファンはたまらないでしょう。ジャーマン・ハード屈指の名作です。

  • AXIS / SOMEONE

    ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ、71年デビュー作、荘厳かつ気品に満ちたオルガン・プログレの名品

    ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ。71年のデビュー作。ピアノ/オルガン奏者が中心で、ゾンビーズやグレイシャスやスプリングなど気品あるブリティッシュ・ロックからの影響を感じますが、やはりギリシャ出身ならではの美意識が溢れているのが特筆。地中海つながりでイタリアン・ロックを思わせ、特に突っかかるようなファズ・ギターやパーカッシヴなアコギなど、ギタリストはフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスを彷彿させます。ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にアルベルト・ラディウスが乱入して混沌とさせつつも気品が損なわれていない楽曲など、このグループならではの魅力いっぱい。フルートやストリングスがリリカルに流れる曲も美しいし、トレの『夢のまた夢』もびっくりな荘厳なオルガンをフィーチャーしたラスト曲「Bad Trip」もすごいテンションだし、英語の歌メロはどれも流麗で絶品だし、英ロックのファンもユーロ・ロックのファンも必聴のずばり名作!

  • PYG / PYG ! ORIGINAL FIRST ALBUM

    沢田研二、萩原健一等、日本GS三大バンドのメンバーが集ったスーパーバンド、大傑作71年作!

    沢田研二、萩原健一等、日本GS三大バンド、タイガース、テンプターズ、スパイダーズのメンバーが集ったスーパー・バンド大傑作71年作!日本のGS特有な、春夏秋冬に情緒を感じる日本人ならではの感性が、ビート・グループというフォーマットに巧く融合した切なさ溢れる、ジャパニーズ・ロック史に残る金字塔的作品です!「サンデー・ドライバー」等は、異様なアシッド感が危うい世界に手招きし、「花・太陽・雨」は青春期特有の暗く純粋な気持ちがいっぱいに詰まっていて、思わず胸がキュッとなってしまいます。ちなみにバンド名の由来は、「豚のように蔑まれても生きてゆく」という所から豚(ピッグ)と名付けたそう…。このアルバムを聴く時、人は皆等しく、若者になるのです…。

  • RAG I RYGGEN / RAG I RYGGEN

    75年作、哀愁とヘヴィネスが同居したスウェーデン産プログレ・ハード

    スウェーデンのプログレ・ハード・グループ。75年の唯一作。切れ味抜群のファズ・ギターが引っ張るハードなパートと、哀愁溢れるオルガン&クラシカルなキーボードをフィーチャーしたメロディアスなパートとによる緩急自在のダイナミックでスケールの大きなアンサンブルが聴き所。どの曲も泣きの歌メロにグッときます。ツイン・ギターのメロディアスなハモりもたまりません。哀愁とヘヴィネスが同居したサウンドは、ハード・ロック・ファン必聴でしょう。スウェーデンのユーライア・ヒープ!

  • THINK / WE’LL GIVE YOU A BUZZ

    ニュージーランド出身、76年作、Vertigoあたりの英プログレ直系の陰影に富んだハード・ロック

    ニュージーランドのグループ、76年の唯一作。ブルース色の無いメロウかつハード・エッジなギター、くすんだトーンのオルガン、クリス・スクワイアを彷彿とさせるゴリゴリのランニング・ベースを中心とする英プログレ直系のアンサンブルを聴かせています。Vertigoあたりのグループに通ずる陰影に富んだ哀愁溢れるメロディ&ハーモニーも印象的。せわしなくリズム・チェンジしながら畳みかけるドライヴ感溢れる楽曲、オルガンをフィーチャーしたミドル・テンポの荘厳な楽曲、スリリングなリフ主体のストレートなハード・ロックを聴かせる楽曲、ジャジーなタッチの洗練されたアンサンブルを聴かせるメロディアスな楽曲、哀愁のメロディに溢れた黄昏色の楽曲など、どの曲も叙情性溢れるメロディとアンサンブルが堪能できる佳曲揃い。派手さはないものの、じっくりと聴き応えのある味わい深い好盤です。

  • SUNDAY FUNNIES / SUNDAY FUNNIES

    71年発表、デトロイト出身でモータウンの傘下レーベルからのリリースでこのジャケ・・・聴いてびっくりメロディアス過ぎる極上オルガン・ロック!

    デトロイト出身のオルガン・ロック・グループ。初期ストーンズでお馴染みのアンドリュー・オールダムのプロデュースで録音され、モータウンの傘下レア・アースより71年にリリースされた作品。1曲目こそグルーヴィーなR&Bロックですが、2曲目からはがらりと雰囲気がかわり、プロコル・ハルム「青い影」ばりの叙情的にたなびくオルガンに、ニッキー・ホプキンスを彷彿させるような歌心いっぱいのピアノが添えられ、ヴォーカルが時にソウルフル&メロウに、時にソフト・ロック的に洗練された歌い回しで美しいメロディを歌い上げる、というスタイルの佳曲がずらり続きます。多声のコーラスも胸を打ちます。それにしてもコミック調のジャケとは裏腹の叙情的な歌世界にびっくり。裏ジャケのキーフのような淡い色合いのメンバーショットの方が音に合っています。これが英国ものでジャケがもっと秘宝臭ぷんぷんだったら、原盤はフォーエヴァー・アンバーやコンプレックスあたりのファンが血眼になって探しまくる高額盤となっていたことでしょう。英国でいえば、サイケからプログレへと移り渡る時期の60年代末に産み落とされたようなサウンド。かなり良い作品です。

  • IKARUS / IKARUS

    ジャーマン・プログレ、CRESSIDAなどの英国オルガン・ロックやCARAVAN/SOFT MACHINEなどカンタベリー系に通じるサウンド、71年作唯一作

    サックス&フルート奏者在籍のジャーマン・ロック・バンド、71年の唯一作。手数多く走るドラムとよく動くベースによる安定感あるリズム隊を土台に、ブルージー&ハードで引きずるようなギター・リフ、淡くむせぶハモンド・オルガンを中心として、時に叙情的に、時に熱気ムンムンに畳み掛けるアンサンブルは、クレシダやスティル・ライフなどヴァーティゴ系のオルガン・ロックに通じる質感が印象的です。フルートやサックスがリード楽器としてフィーチャーされているのも特筆で、ジャズのエッセンスが感じられ、初期ソフト・マシーンやカーンのようなカンタベリーな味わいすら感じます。4曲の大曲主義で駆け抜ける構成も実に巧み。これはブリティッシュ・ロック・ファンにもたまらない名作です。

  • SATIN WHALE / DESERT PLACES

    BRAINレーベルより74年にリリースされた1st、フルートやハモンドをフィーチャーしたジャーマン・オルガン・プログレ

    ドイツ西部はケルンにて71年に結成されたグループ。ギター兼サックス/フルート奏者とKey奏者を擁する4人組。BRAINレーベルより74年にリリースされたデビュー作。アルバムの幕開けとともに鳴り響くフルート、こ、これはまるでジェスロ・タル!と思っていると、突如、クラシカルなハモンドやムーグが密やかになって、ドイツらしいロマンが香ったかと思うと、今度は、タメの効いたブルージー&メロウなギター、むせび泣くハモンド、早いパッセージのドラムによるクレシダの2ndあたりを彷彿させるドラマティックなオルガン・ハードを聴かせる。2曲目なんか、ギターとハモンドが狂おしく疾走するところなんか、イタリアのヘヴィ・シンフォも思わせるし、これはカッコ良し。英Vertigoのキーボード・プログレやイタリアン・ハードのファンにとってはきっと掘り出し物のはず。オススメです。

  • LIQUID SMOKE / LIQUID SMOKE

    ユーライア・ヒープばりに荘厳で、ハンブル・パイばりにソウルフルなニューヨーク産オルガン・ハード、70年唯一作

    ニューヨークのオルガン・ハード・グループ、ギタリスト2人にオルガン奏者を加えた5人組。69年に録音され70年にリリースされた唯一作。オープニングから強烈。くるぞくるぞと緊張感みなぎるシャープなリズムにヒリヒリするギター、荘厳なオルガン、力強くエモーショナルなシャウトで仁王立つヴォーカル、ドラマティックなコーラス。目立たないものの荘厳さを増幅させるヴァイオリンも効果的。ユーライア・ヒープばりのオルガン・ハードに痺れます。2曲目以降も、英オルガン・ハードからの影響を軸に、R&B〜ファンクからサイケまでをまぶしたアメリカならではの鋭角かつグルーヴィーな佳曲ぞろい。マイナーなバンドとは思えない安定したテクニックとバンド全体の一体感で、ソリッドかつ熱く畳みかける好盤です。このギターとオルガンとヴォーカル、かなり良いです!

  • MEDIUM / MEDIUM

    プログレ黎明期にカナダで産み落とされた隠れた名作、69年唯一作

    カナダはモントリオール出身の5人組バンドが69年に残した唯一作にして、サイケデリックとプログレッシブの時代の狭間に生まれた隠れた名作。オルガンを軸にしたDOORSらUSアート・ロック勢からの影響を感じさせるサウンドは、いかにも陸続きのカナダといったところですが、このバンドの出色は確かな英国叙情/哀愁とシリアスなエッセンス、そしてジャケ写からもビシバシと伝わってくる拭いようのない「いなたさ」と「アングラ臭」を包含しているところ。冒頭M1「NEW THING」、中央で疾走する手数の多いジャズ・フィーリングのドラム、左チャンネルから時にシリアスに時に奇妙な旋律を奏でるオルガン、右チャンネルから痙攣するが如くいななくファズ・ギター、畳み掛けるアンサンブル、ジャジーかつプログレッシブなアレンジ、そしてキメのパートを挟んで転調し5拍子パートに突入!書いているとキリがないのでこのあたりで止めますが、AFTER ALLに通じる、あるいは「粗野なCRESSIDA」とでも呼びたい、愛すべきUSオルガンロックの名曲です。プログレ黎明期に北米で産み落とされた、まさに隠れ名盤と呼びたい一枚。

  • MECKI MARK MEN / RUNNING IN THE SUMMER NIGHT

    スウェーデン・ロック黎明期の名バンド、69年作2nd、ブルージーなサイケ・ハードの傑作

    Key奏者&ヴォーカルのMecki Bodemark率いるスウェーデンのサイケデリック・ロック・バンドで、ジミ・ヘンやザッパのスウェーデン公演のサポート・アクトもつとめたスウェーデンのロック黎明期の名バンド。69年作2nd。67年のデビュー作からMeck Bodemark以外のメンバーが総入れ替えし、ギターのKenny Hakanssonをはじめ、後にKEBNEKAISEを結成し活躍するメンバーを加えた4人編成となっているのが特筆。R&Bとサイケを通過した淡くメロウなオルガン、ジミヘンを彷彿させるソウルフルなヴォーカル、ずしりと重くタイトなドラム、ヘヴィなファズ・ギターによる屈強なサイケ・ハードが印象的です。圧倒的な音圧で迫るアンサンブルはかなりの完成度。これは名作でしょう。ジミ・ヘンのファンは必聴!

  • LAURELIE / LAURELIE

    ベルギー産オルガン・ロック、70年作、CRESSIDAやTRAFFICのファンにオススメ!

    WATERLOOやIRISH COFFEEなどと共に、70年代初期に活躍したベルギーのグループ。原盤はレアで数万円で取引される70年作。優美でポップなメロディ、叙情溢れるコーラス・ワークによる60年代的なパートと、CRESSIDAなどVERTIGO勢に通ずるオルガンやフルートをフィーチャーしたプログレッシヴなパートとが印象的なオルガン・ロック。レーベル解説には、初期JETHRO TULL、TRAFFIC、MOODY BLUES、CRESSIDAのファンにオススメ、と書いてありますが、確かにその通り。60年代サイケ・ポップの残り香と、ジャズ、クラシック、ハード・ロックのエッセンス。好作品です。

  • MICAH / I’M ONLY ONE MAN

    CREAMとCRESSIDAが混ざったような熱気むんむん&エモーション溢れる米オルガン・ハード逸品、70年作

    アメリカの5人組オルガン・ロック・グループ、70年唯一作。手数多くシャープなドラム、よく動くドライヴ感いっぱいのベースによるスリリングかつヘヴィなリズム隊を土台に、CRESSIDAやBEGGAR’S OPERAなどVertigo勢ばりにオルガンが炸裂し、ジャジーなトーンのギターがメロディアスなリードを放つ。ドラムがブレイクして、オルガンがキース・エマーソンばりに畳み掛けるキメのパートも悶絶もののカッコ良さ。熱くシャウトするソウルフルなヴォーカルと陰影あるメロディも印象的。それにしても、圧巻のスピード感と音圧。CREAM、初期SOFT MACHINE、EL&P、Vertigoのオルガン・ロックやジャジーなハード・ロック(PATTO)あたりが好きなら、間違いなく痺れてしまうでしょう。米オルガン・ロック/サイケ・ハードの逸品!

  • TIME / TIME

    旧ユーゴを代表するオルガン・プログレ名作、72年作

    旧ユーゴで、現クロアチアはザグレブ出身のオルガン・ロック・グループ、72年のデビュー作。トラフィックに通じるR&Bフィーリングに、VERTIGO勢に通じる陰影やハードさを加えたサウンドが持ち味。手数多くタイト&グルーヴィーなドラムと地を這うようにヘヴィなベースによる屈強なリズム隊、くすんだトーンのオルガン、ここぞでファズ・ギターを炸裂させるブルージー&ソリッドなギター、ちょっぴりアクの強い声のソウルフルなヴォーカル。各楽器ともテクニック抜群で、一体感もあり、本格感ぷんぷん。ズシリと重いアンサンブルを軸に、変拍子による細かなキメも織り交ぜた展開も見事。フルートがむせび泣くジャジーでアコースティックなパートなど、表現力も特筆です。これは、素晴らしいグループ!英ロックのファンは必聴と言える名作!

  • JOY UNLIMITED / SCHMETTERLINGE

    ドイツ、オルガンをフィーチャーしたスモーキーな渋みを持つジャズ・ロック、71年作

    個性的なグループを多く排出したPilzからリリースされたジャーマン・ロック・グループの71年作。スモーキーな渋みを持ったオルガン・ロックを基本にしながら、巧みにフルートを利用したアプローチで聴かせる作風であり、ハスキーな歌声を聴かせる女性ボーカリストJoy Flemingを擁していることから、オランダのEarth & FireやデンマークのSavage Roseを髣髴とさせる作品と言えます。また、オルガンのプレイはブルージーなものから時にクラシカルなサウンドも聴かせており、この時期のジャーマン・ロックならではの彩りを放ちます。

  • TOMORROW’S GIFT / TOMORROWS GIFT

    ジャーマン・オルガン・ハード屈指の傑作と言える70年デビュー作、アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴!

    女性ヴォーカル、フルート奏者を要するジャーマン・ロック・バンド。オリジナルは2枚組でリリースされた70年のデビュー作。オープニングの「Riddle In A Swamp」から痺れまくり!アグレッシヴに疾走するキレ味抜群のリズム隊、叩きつけるように鳴らされるリズムと「狂おしい」というキーワードぴったりに弾きまくられるリードともにまるでパンクのように初期衝動のエネルギーがつまったエレキ・ギター、宗教的な荘厳さとともにそそり立つオルガン、激しく吹かれるフルート。いやはや凄まじい熱気。アンサンブルに応える女性ヴォーカルも圧巻で、英国アフィニティのリンダ・ホイルを彷彿させます。ジャーマン・オルガン・ハード屈指の傑作です。アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴!

  • MAD CURRY / MAD CURRY

    VDGGばりの荘厳なプログレにR&B〜ジャズ・フィーリングを加えたベルギー最初期のプログレ・グループ、70年デビュー作

    ベルギー出身、ギターレスでサックス奏者とオルガン奏者を含み、女性ヴォーカル在籍という編成のプログレ・グループ。70年のデビュー作。サックスが低く垂れ込めるVDGGばりに荘厳なパートとジャジーなオルガンをフィーチャーしたジャズ・ロックなパートを行き交うアンサンブル、そしてジュリー・ドリスコールやキャロル・ギライムスを彷彿させるソウルフルな女性ヴォーカル。ベルギーのプログレと言えば、WATERLOOやIRISH COFEEのようなオルガン・プログレやCOSやPAZOPなどカンタベリー・フィーリングなジャズ・ロック・グループを思い出しますが、その両方のエッセンスを併せ持つのがこのグループ。シャープな高速リズムに女性スキャットとサックスとオルガンがユニゾンで畳みかける4曲目は、まさにこのグループならではと言えます。強烈な印象を残すジャケに負けない、ハイ・レベルでオリジナリティ溢れる好グループ!

  • INUIT / INUIT

    SUMEと並ぶグリーンランドを代表するプログレ・バンド、81年の唯一作

    デンマーク領グリーンランドのグループ、81年の唯一作。SUMEと並んでプログレ・ファンに愛される好バンド。タメの効いたブルージー&メロディアスなリード・ギター、ここぞで飛び出しては楽曲をドラマティックに彩る泣きのツイン・リード、幻想的なフルート、うねりをあげるハモンド・オルガン、まるでユーライア・ヒープばりに連打のギャロップでもり立てるドラム。そんなウィッシュボーン・アッシュと『おせっかい』あたりのピンク・フロイドがあわさったようなサウンドが魅力的です。4曲目のリリカルなインストもハイライトで、繊細なタッチでメロディを柔らかに紡ぐエレキ・ギターはまるでカイパ。グリーンランド語のヴォーカル&メロディも哀愁いっぱい。これはグリーンランド・プログレの名作です。

  • DRUGI NACIN / DRUGI NACIN(1972)

    旧ユーゴ屈指の名グループによる75年のデビュー作、ユーライア・ヒープやウィッシュボーン・アッシュのファン必聴の名作

    旧ユーゴはクロアチアのザグレブ出身のプログレ・グループ、PGP-RTBレーベルから75年にリリースされたデビュー作。幻想的にたなびくオルガンやフルート、ウィッシュボーン・アッシュばりのドラマティックなツイン・リード、そして、デヴィッド・バイロンを彷彿させるハイ・トーンのシャウト・ヴォーカル。叙情的で陰影に富んだサウンドは、ハーヴェストやヴァーティゴ・レーベルの叙情的な英プログレのファンにはたまらないでしょう。エッジの立ったトーンのエネルギッシュなリズム・ギターが冴えるハード・ロックもまた魅力的。旧ユーゴ屈指の名作です。

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