プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

メロトロン溢れる00年代新鋭プログレ特集

プログレの大きな魅力の一つと言えるのが、愛すべき鍵盤楽器「メロトロン」。時に荘厳に、時に寂寥感とともに鳴り響くメロトロン・サウンドが、まるで舞台効果のように楽曲に空間的な奥行きをもたらすことで、プログレッシヴ・ロックならではの壮大なる「ドラマ」が鮮やかに演出されました。

90年代に入り、アネクドテンが往年のプログレ・バンドのDNAを継いだ轟々たるメロトロン・サウンドでプログレ新時代の幕を開けましたが、00年代に入り、70年代のグループはもちろん、アネクドテンなど第二世代のグループからも影響を受けたメロトロン・サウンド溢れるプログレ・グループが数多く生まれております。

ここでは、そんな00年代以降のメロトロン名盤をピックアップいたします。現代的なクリアな音像に淡いベールをかけるようにメロトロンが鳴り響く作品たちをどうぞお楽しみください。

WOBBLER / AFTERGLOW

ノルウェーのへヴィーシンフォニックロックバンドの09年2nd。

次作の2012年作は優美さと躍動感が加わった傑作ですが、メロトロンの活躍度においては断然本作でしょう。

ANGLAGARDを受け継ぐ硬質なトーンのメロトロンが全編吹き荒れる轟音ヘヴィ・シンフォに圧倒されます・・・。

試聴 Click!

YESTERDAYS / HOLDFENYKERT

たおやかなアコギをバックにフルートがリリカルに舞い、溢れんばかりにメロトロンが鳴らされる!

極めつけは、美声の女性ヴォーカル!ファンタスティックなシンフォニック・ロックとして一級品と言える、ハンガリーの新鋭による06年デビュー作。

ずばり傑作!

試聴 Click!

BIG BIG TRAIN / GATHERING SPEED

00年代の英国プログレ・シーンを牽引する名バンドによる04年作4th。

メロトロンをはじめとするヴィンテージ・キーボードが彩るファンタスティックなアンサンブルと英国らしい叙情美に富んだポップなメロディが魅力的。

試聴 Click!

MOTIS / JOSQUIN MESSONNIER

メロトロン、ソリーナ、ローズ、ハモンドなど、ヴィンテージ・キーボードがこれでもかと溢れるファンタスティックなフランス新鋭!

なんと、あのアトールの名ヴォーカル、アンドレ・バルザーもゲスト参加した2014年快作!

試聴 Click!

OBIYMY DOSCHU/ELEHIA

アネクドテンのファンは悶絶必至!ウクライナの恐るべき新鋭、09年デビュー作。

メロトロンとストリングスが狂おしいばかりに美しく響く荘厳なシンフォ名作。

試聴 Click!

NETHERLAND DWARF / MOI MOI

うさぎのジャケがファンタスティック~。

音も70年代プログレへのオマージュや北欧新鋭とのリンクも感じさせるシンフォニック・ロック。

なに?2011年作の日本の新鋭だって?

試聴 Click!

UNIT WAIL / RETORT

フランスより登場したヘヴィ・プログレの新鋭、13年2nd。

『MDK』マグマか『RED』クリムゾンかという迫り来る音塊の如きヘヴィ・アンサンブルに、これまた嵐のように吹きすさぶ轟音メロトロンがもう強烈すぎ!

ACTIVE HEED / HIGHER DIMENSIONS

陽光溢れるファンタスティックな1stも名作でしたが、SUBMARINE SILENCEのKey奏者が全面参加したこの2ndは、そこにジェネシスのオマージュが散りばめられていて最高の幻想プログレに仕上がっております。

メロトロンやハモンド・オルガンもあふれんばかり。

試聴 Click!

WILLOWGLASS / DREAM HARBOUR

英新鋭の中でもイギリスらしい格調高さを最も感じさせるグループの一つがWILLOWGLASS。

抜けるようにクリアなトーンのシンセと優雅なヴァイオリン、そして柔らかな幻想美を演出するメロトロン・・・極上ですね。

試聴 Click!

BROTHER APE / FORCE MAJEURE

ポスト・ロック以降のモダンなセンスと70年代プログレのDNAを受け継いだメロトロン・サウンドが見事に組み合わさったスタイリッシュ&ハイブリッドなシンフォニック・ロックを聴かせるスウェーデン新鋭の名グループ。

充実の2013年作6th。

試聴 Click!

CAMELIAS GARDEN / YOU HAVE A CHANCE

PFMからCELESTEまでを宿す香り高く豊潤なイタリア叙情に、MOON SAFARIの爽やかなポップフィーリングを加えたような感じ。

イタリアの新鋭プログレ・バンド、2013年デビュー作。

これはオススメです。

試聴 Click!

HOSTSONATEN/WINTERTHROUGH

メロトロンとピアノによる「凛」としたサウンド。並の才能では出せないイメージ喚起力に溢れています。70年代イタリアン・プログレ直系のサウンド・プロダクションも絶品。

FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。08年作。

試聴 Click!

RANDONE / LINEA DI CONFINE

まるでCELESTEを彷彿させるクラシカルかつ優美なメロトロン!

そして極めつけは、切々と胸を締め付けるようなセンチメンタルなヴォーカル!

マイナーですが、メロディ・センスは90年代以降の伊プログレ・グループ屈指。

試聴 Click!

関連カテゴリー

メロトロン溢れる00年代新鋭プログレ特集

  • YESTERDAYS / HOLDFENYKERT

    ハンガリー、メロトロンとフルートをこれでもかとフィーチャーした必殺シンフォニック・ロック!06年作

    ハンガリーのグループ。06年のデビュー作。たおやかなアコギをバックにフルートがリリカルに舞い、溢れんばかりにメロトロンが鳴らされる!極めつけは、流れるように美しいメロディとスッと入ってくる美声の女性ヴォーカル!全体的に柔らかな音像でハードさは無いものの、タイトなリズム隊のせいか、演奏はダイナミズムに溢れています。全員がテクニック抜群ですが、特にアコギ奏者はかなりの腕前で、格調高くリリカルなリードは必聴。ファンタスティックなシンフォニック・ロックとして一級品の傑作。本当に素晴らしいです。

    • SCR1010SEACREST OY

      ペーパーケース仕様、新装ジャケット&オリジナル・オーディオでの2014年新規リイシュー盤。バンドサイトでは、MUSEA盤と異なる06年にハンガリーでリリースされた音源で、LPのようなアナログのフィーリングを最大限に活かし、アコースティックやメロトロンが魅力的に響くようにミックスされているそうです

      盤質:傷あり

      状態:良好

      軽微な汚れ・軽微な圧痕あり

  • WILLOWGLASS / DREAM HARBOUR

    70年代スタイルのキーボードやフルートの美旋律が溢れる英国シンフォニック・ロック、2013年作3rd

    英国はヨークシャー在住のマルチ・インストゥルメンタル奏者Andrew Marshallによるプロジェクト。2013年作3rd。きらびやかなアコギやどこまでもクリアに広がっていくようなシンセの音色がひたすら美しいシンフォニック・ロックが印象的。そうかと思うと、タイトなリズムセクションに乗って艶のあるシンセとレトロな音色のオルガンがダイナミック疾走する「動」のパート、哀愁を湛えたフルートや気品高くもどこか陰鬱に響くヴァイオリンが彩る「静」のパートなど、英国らしい端正な音使いのアンサンブルが繰り広げられます。そして、ここぞというところで溢れ出すメロトロンに、わかっていても悶絶。中世英国の気品溢れる世界観を想起させる絶品シンフォニック・ロック。これは傑作です。

  • MOTIS / JOSQUIN MESSONNIER

    メロトロンがこれでもかと溢れるファンタスティックな仏プログレ新鋭、2014年作、アトールのアンドレ・バルザーがゲスト参加!

    ヴィンテージ・キーボードやエレクトリック・ブズーキを操るマルチインストゥルメント奏者、MOTISことEmmanuel Tissot率いるグループ。2014年作6th。ANGE直系のシアトリカルなシンフォニック・ロックを軸に、MALICORNEに通じるフレンチ・トラッドのフレイヴァーが香るサウンドが持ち味。とにかくメロトロンM400やソリーナやローズやハモンドなどヴィンテージ・キーボードがこれでもかとフィーチャーされていて、特にメロトロンが大活躍!幻想的に溢れるメロトロンをバックにリリカルに紡がれるハモンド、そして、スティーヴ・ハケットを彷彿させる格調高いマンドリンやブズーキが織り成すファンタスティックなアンサンブルは、ジェネシス〜アンジェあたりのファンはたまらないでしょう。MOTISによるフランス印象派絵画のように柔らかで親しみやすいハイ・トーンのヴォーカルとフックあるメロディも特筆。なんと、アトールの名ヴォーカリスト、アンドレ・バルザーがゲスト参加し、1曲でヴォーカルを担当。この曲がまた素晴らしい!アナログ的な温かなサウンドプロダクションも印象的で、70年代の発掘作品と言っても分からないでしょう。これはシンフォニック・ロックのファンは必聴の快作!

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。