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ポスト・ロック好きの皆様にオススメしたい、新鋭プログレ・セレクション☆ 

スタッフ佐藤です。

おおむね70年代のプログレに影響を受けたサウンドを聴かせる新世代のプログレ・シーンですが、
一方で先人をリスペクトしつつも現代のアーティストらしいモダンなスタイリッシュさや音響にこだわった音作りで、現代だからこそ鳴らすことが出来るプログレを練り上げている作品も数多く存在します。

今回注目したいのが、その中でもポスト・ロック好きの方に響きそうなサウンドを持ったプログレ新鋭たち。

各国からチョイスしましたのでお楽しみください☆

まずは、ポスト・ロック色を持つプログレの宝庫であるポーランドを探求!

【ポーランド】FREN/ALL THE PRETTY DAYS

2020年にデビュー・アルバムをリリースし、その完成度の高さに注目が集まったのがこのグループ。

ずばり、ポスト・ロック的洗練性と音響感覚+フロイドをバックボーンに持つメランコリーと深い陰影。

残響が木霊する幻想のギターとひたすら切なく美しいピアノが織り上げる、暗闇の中から浮かび上がるように劇的なサウンドが素晴らしい待望2ndアルバム!

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【ポーランド】DISTANT MANTRA/SOLITUDE REPUBLIC

こちらも22年に届いたナイスな一枚。

ポスト・ロック的スタイリッシュさの中にフロイド彷彿のメランコリーが漂う幻想的な音響空間と、揺蕩うように歌う女性voが印象的なポーランド産メロディック・ロック。

現代ポーランドらしいモダンさと薄暗い質感が溶けあった世界観が何とも言えず良いなぁ。

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【ポーランド】PROAGE/COELUM

ジャケットはいかにもHR/HMっぽいですが、騙されてはいけません。

中身はアコギとピアノとサックスを主体にジャジーかつリズミカルに進行する知的なプログレ。

前作まで「ヘヴィ・プログレ」と紹介していたバンドとは思えぬ意表を突くサウンドにびっくり!

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【ポーランド】TALE OF DIFFUSION/ADVENTURES OF MANDORIUS

オルガンやトランペットを軸とするカンタベリー・ロックの面影が滲む淡く芳醇なアンサンブルと、ポスト・ロック的鋭角さでスリリングに切り込むギターがハイセンスに調和するモダン・ジャズ・ロックは素晴らしい完成度!

ポーランドはジャズ・ロック・シーンも侮りがたし…!

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【イギリス】AUTUMN CHORUS/VILLAGE OF THE VALE

イギリスからはこのロングセラー人気盤をご紹介。

レーベルインフォには、参考バンドとしてブリティッシュ・ロックの名グループFANTASYとアイスランドのポスト・ロック・バンドSIGUR ROSが挙げられていますが、聴いてみると「なるほど!」と唸ってしまいます。

牧歌的でいて崇高な名作!

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【イギリス】SANGUINE HUM/NOW WE HAVE LIGHT

現イギリスでも屈指の実力派プログレ・グループですよね。

このヴィンテージとモダンの絶妙すぎる調和、例えて言えば、ナショナル・ヘルスのデイヴ・スチュワートやアラン・ガウエンがポスト・ロックを演った感じ!?

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【イギリス】PURE REASON REVOLUTION/ABOVE CIRRUS

「英国のMARS VOLTA」、22年作!

ポスト・ロック、オルタナ、ハード・ロック、プログレ・メタル、エレクトロニクスを混ぜ合わせたようなサウンドをハードコア的衝動で突っ切っていくようなこのパフォーマンス、問答無用でカッコ良いです。

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【アメリカ】INNER EAR BRIGADE/RAINBRO

カンタベリー系やレコメン系からの影響を軸に、ポスト・ロックの浮遊感やヌケの良さを加えたサウンドは実に痛快!

最高にワクワクするサウンドを繰り広げるカリフォルニア発プログレ・ポップ・グループ!

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【イタリア】FONDERIA/FONDERIA

70年代のジャズ、フュージョン、プログレを土台にしつつ、ワールドミュージックやポストロックも飲み込んだイマジネーション豊かなサウンドは、とてもデビュー作とは思えない完成度。

カンタベリー・ロックからの影響も絶妙に織り込んだ伊ジャズ・ロック傑作!

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【イタリア】MAD FELLAZ/ROAD TO PLANET CIRCUS

ポストロック的洗練味を帯びた技巧的でタイトな演奏に、初期スポックス・ビアードっぽいポップ・エッセンスを加えたようなサウンド!?

そんでもって時折ネオアコ風のハートフルさまで漂ってきて…このイタリアのバンド、実に知的かつ変幻自在!

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【イタリア】LAGARTIJA/AMORE DI VINILE

カンタベリーに通じる柔らかで優美なジャズ・ロック・フィーリングを軸に、浮遊感や緻密さを加えるポスト・ロック&アヴァン・ロック・フィーリング。美声女性ヴォーカルにもうっとり。

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【イタリア】COSARARA/COSARARA

キング・クリムゾンの『レッド』と、轟音&美メロが溢れるシューゲーザーの金字塔『ラヴレス』とが融合したら、こんな音になるかも?

70年代のイタリアン・ロックとともに、オルタナティヴ・ロック、エレクトロニカ、ポスト・ロックなどを折衷したスタイルが個性的な伊新鋭!

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【フランス】ITZAMNA/CHASCADE

仏ボルドー出身の新鋭バンド。

クラシックの下地を感じる繊細なタッチのピアノとメロディアスにたゆたうギターによるポスト・ロック/マス・ロック的なモダンに洗練されたアンサンブルをベースに、フランスらしい陰影ある幻想性を加えたメロディアス・ロックが素敵です。

カンタベリー・エッセンスまで漂ってきて、この理知的にしてどこまでも芳醇なサウンドはセンス抜群!

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【ノルウェー】TROJKA/TRE UT

流麗でテクニカルなジャズ・テイストに洗練されたポスト・ロック、ポップかつスペーシーなサイケデリック・ロックを混ぜ合わせた、瑞々しく洒脱なジャズ・ロック・アンサンブルは前作に引き続き見事な完成度。

このノルウェー新鋭はナイスですよ~!

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【スイス】TALC / 2

13年にデビューしたスイスの技巧派ジャズ・ロック/フュージョン・バンドによる20年作2ndアルバム。

ポスト・ロック的スタイリッシュさをセンス良く織り込んだテクニカル・フュージョン・スタイルで駆け抜ける逸品!

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【ギリシャ】VERBAL DELIRIUM/IMPRISONED WORDS OF FEAR

ギリシャにも注目すべきプログレ新鋭がいます!

ヘヴィに畳み掛けるギターを中心とするプログレ・メタル的サウンド+ポスト・ロック/マス・ロック的なスタイリッシュで浮遊感あるサウンド+オルガン、メロトロンなどによる70年代的サウンド。

流れるようなタッチの美しいピアノも絶品!

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【アルゼンチン】OCHO/8

管弦楽器奏者を擁するこちらのアルゼンチンのグループも、ポスト・ロック好きの方に聴いて欲しい一枚。

チェンバー・ミュージック×ポスト・ロックなアンサンブル、そして、南米らしい詩情豊かな「歌」。

静謐かつ温かで実に美しいなぁ。

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【アルゼンチン】BLACK EXPRESSION/MUNDO REAL

マルチ・プレイヤーJorge Eduardo Martinezを中心とするアルゼンチンのグループ、22年作。

ポスト・ロック調の洗練された音響処理、ハード・ロック/メタル由来の硬質な疾走感、そしてシンフォニックなスケールの大きさが一体となったイマジネーション溢れるサウンドが素晴らしい、これは期待のアルゼンチン新鋭!

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【アルゼンチン】ISMO DE LAS FAUCES/EMERGER

このサウンド、まるで「音響にこだわったSERU GIRAN」って感じ!?

70年代アルゼンチン・ロック憧憬に満ちたサウンドを聴かせたVADE RETROのKey奏者&コンポーザーが結成したバンドなのですが、往年のアルゼンチン・ロックと現代的なスタイルを理想的に融合させた素晴らしい逸品なんです!

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    2020年結成、女性ヴォーカルを擁するトリオ編成のポーランド新鋭による22年デビュー作。ポスト・ロック調のスタイリッシュさの中にフロイド彷彿のメランコリーが漂う幻想的な音響空間の中を、揺蕩うように歌うヴォーカルが印象的なメロディック・ロック。ゴシック・ロック的な激しさ・厳かさも加味しつつ、現代ポーランドらしいモダンさと薄暗い雰囲気が溶けあった世界観が味わえる一枚です。

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    マルチ・プレイヤーJorge Eduardo Martinezを中心とするアルゼンチンのプログレ・グループ、22年2ndアルバム。ポスト・ロック調の洗練された音響処理、ハード・ロック/メタル由来の硬質な疾走感、そしてファンタジックに飛翔するシンフォニックなスケール感が一体となったイマジネーション溢れるサウンドが素晴らしいです。ゴリゴリと熱く畳みかけるギターとそこにアグレッシヴなプレイで絡むオルガンを軸とするテクニカルなアンサンブルが、シンセが高らかに鳴らされる雄大なパートへと切り替わる、その構築性がとにかく見事。スキャット主体の女性ヴォーカル、演奏を引き締めるキレのあるリズム・セクションもいい仕事です。これは期待のアルゼンチン新鋭!

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  • PROAGE / COELUM

    ポーランド出身の新鋭プログレ・バンドによる22年作4thアルバム、ジャケットに騙されないで!

    17年にデビューしたポーランドの新鋭プログレ・バンドによる22年作4thアルバム。ジャケットを見るといかにもメタリックな轟音サウンドが飛び出してきそうですが、騙されてはいけません。確かにデビュー時よりヘヴィなギターサウンドを持つバンドでしたが、リリースのたびにヘヴィさは後退していき、本作ではジャケットとは裏腹にメタリックなスタイルは一切登場しない、ポスト・ロック色も加味したハイセンスなプログレを練り上げています。アコースティック・ギターとピアノを主体とするジャジーな愁いとパーカッシヴなリズム感覚を備えたアンサンブルが心地よい1曲目で、従来作を聴いてきた方ならびっくりするでしょう。そんな1曲目の印象そのままに各曲をメロディアスかつリズミカルに駆け抜けていくサウンドは、前作まで「ヘヴィ・プログレ」と紹介していたバンドとは思えない隙の無い完成度。哀愁あるプレイでアンサンブルを彩るサックスも実に効いています。今後は一体どんなサウンドを聴かせてくれるのか、期待を湧き上がらせる一枚です。

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